お帰りなさい。
病院で寝ていると、いろいろなことを考えました。
例えば、親の老後のこと。
相方のお母さんは、お姉さん夫婦と実家で暮らしています。
私たち夫婦は何もしなくていいのかな…。
お見舞に来てくれた相方のお母さんに、思い切って聞いてみました。
「N(お姉さん)はあの家が好きなのよ。あの子にとってもあそこで暮らすのが幸福なのよ。
だから、ほんの数年、呆けた私の世話をしてくれてもバチは当たらないと思ってるの。
ヒサさんは、あの変わり者(相方のことらしい)と結婚してくれただけで充分。
……でも、あなたも少し変わってるわね。」
お母さん、ありがとうございます(最後の一言は除いて)。
変わり者夫婦もできるだけ親孝行します。
同時に気になっていたのは私の両親のこと。
兄夫婦は実家から歩いてすぐのところに住んでいて、いずれは両親と同居してくれるそうです。
でも、私も実家の近くに住んでいます。
娘の方が気を使わないんじゃないかな?
母に聞いてみました。
「Yさん(兄のお嫁さん)は最初から同居したいって言ってくれてたのよ。
それに私たちもまだまだ元気だから大丈夫よ。
第一、あなたと一緒だと残り少ない寿命が余計に縮むわ。
今まであなたに驚かされた分で、もう10年は寿命が縮んでると思うわ」
……ぐぐぐっ、いやっ、娘に気を使ってくれてるのかもしれない。
一応、父にも聞いてみました。
……即答でした。
「んっ? もし一緒に暮らすなら、俺はヒサよりYさんの方がいいなぁ。老後は静かに過ごしたい」
……はいはい、寿命を縮めてすみませんでした。騒がしい娘ですみませんでした。
この先、どうなるかわかりませんが、とりあえずはそんなに心配しなくっていいのかな。
親の本心もいまひとつわかりませんが、みんなで楽しい時を過ごしていければいいなと、いまは思っています。
病院で寝ていると、いろいろなことを考えました。
例えば、親の老後のこと。
相方のお母さんは、お姉さん夫婦と実家で暮らしています。
私たち夫婦は何もしなくていいのかな…。
お見舞に来てくれた相方のお母さんに、思い切って聞いてみました。
「N(お姉さん)はあの家が好きなのよ。あの子にとってもあそこで暮らすのが幸福なのよ。
だから、ほんの数年、呆けた私の世話をしてくれてもバチは当たらないと思ってるの。
ヒサさんは、あの変わり者(相方のことらしい)と結婚してくれただけで充分。
……でも、あなたも少し変わってるわね。」
お母さん、ありがとうございます(最後の一言は除いて)。
変わり者夫婦もできるだけ親孝行します。
同時に気になっていたのは私の両親のこと。
兄夫婦は実家から歩いてすぐのところに住んでいて、いずれは両親と同居してくれるそうです。
でも、私も実家の近くに住んでいます。
娘の方が気を使わないんじゃないかな?
母に聞いてみました。
「Yさん(兄のお嫁さん)は最初から同居したいって言ってくれてたのよ。
それに私たちもまだまだ元気だから大丈夫よ。
第一、あなたと一緒だと残り少ない寿命が余計に縮むわ。
今まであなたに驚かされた分で、もう10年は寿命が縮んでると思うわ」
……ぐぐぐっ、いやっ、娘に気を使ってくれてるのかもしれない。
一応、父にも聞いてみました。
……即答でした。
「んっ? もし一緒に暮らすなら、俺はヒサよりYさんの方がいいなぁ。老後は静かに過ごしたい」
……はいはい、寿命を縮めてすみませんでした。騒がしい娘ですみませんでした。
この先、どうなるかわかりませんが、とりあえずはそんなに心配しなくっていいのかな。
親の本心もいまひとつわかりませんが、みんなで楽しい時を過ごしていければいいなと、いまは思っています。