位山に登ってきました。私は2度目、息子は初めて。
飛騨一宮水無神社のご神体。
日本二百名山の一つであり、山中には謎の巨石群が点在する。古来より、天皇即位の際には、位山のイチイの木を献上する習わしとなっている。天孫降臨伝説もあり、霊山としてはあまりにも有名な山です。最近は、映画『君の名は。』で出てくる御神体は位山だという説がネット等で見られ、俺とは違う系の別部隊の方々にとっての”聖地巡礼”の地になりつつある。(笑)
飛騨一宮水無神社→一宮水無神社→宮水 なんだそうです。(笑) 映画自体は飛騨地方としているのもあります。(でも、俺的にアレは諏訪大社のご神体・守屋山だと思うけどな~。)
謎の巨石が点在します。そう言えば、エジプトにあるスフィンクスの視線の先を辿っていくと位山にぶち当たるなんて話もどこかで読んだ気がする。
こういう巨石から古木が生えている状態が、 『君の名は。』での御神体にそっくりなので、まあ、そういう話が出たんでしょうね。
巨石に陽が射して、神々しかった。写真だろうが動画だろうが、所詮は写し絵です。情報を得ることを体験と勘違いしているところが、現代の病巣だと思う。何事も、実体験してこそ生きている意味がある。
”ひとりで歩く事を教えるのが生きた学問です”と書かれている。数年前にここを一人で訪れた時は、仕事でホント孤独感いっぱいだったんで、息を切らして登って来た時にこれを見た瞬間、少しうるっときた。深い言葉です。
山頂近くの広場。木が生い茂っている場所も含めると結構広い。 『竹内文書』に出てくるヒヒイロカネで葺いた社殿ってこの辺に建っていたのかな?
登山されてる方にもそこそこすれ違いましたが、ここでは俺らだけだった。ここで拝礼をしました。位山での神秘体験的な話はよく目にしますが、僕は今回も含めてゼロ。ところが、息子が拝礼した瞬間に、それまで静かだったのが、サーって山全体で爽やかな風が吹き出し木々が揺れ、僕らがこの場を立ち去る瞬間にピタッっと風が止みました。こういうことってあるんですね。俺は連れてきただけの役割(笑)。まっ、親子で霊峰・位山に登らせて頂いただけで、感謝です。
水無神社へも寄ったのですが、57年ぶりの式年大祭が行われていて、とてもとても参拝できる状態では無かった。飛騨じゅうの神様が一同に会するそうです。
氏子さんあっての神社ですからね。
前に訪れた時は、こんな感じで広くて静かで良い神社でした。
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