西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

日輪神社

2017-05-05 07:21:46 | 神社 古代

高山は好きな場所です。というか、妙に懐かしい気持ちになる。一般的に人気のある”古いまちなみ”と言われる観光地にはそんなに興味がない。悪くはないけど、本陣とか江戸時代以降のアレでしょう。僕が好きなのは丹生川町辺り。この辺に来ると、もう、懐かしくて懐かしくてって気持ちになる。中学生の頃から。(笑)そこにあるのが日輪神社。映画『あなたへ』の中で高倉健さんとたけしが食事をしたラーメン屋さんから、車で5分ぐらいの所にある。

山全体が人工のものであるという説もある。前回訪れた時は、なんか新興宗教系の人らに話しかけられたので、早々に立ち去りました。

日輪神社という名の神社は全国でもここだけだとか。急な階段を上り、更に急な道を登って行きます。

社殿は簡素です。中に入ってもいいと書かれていたので、中に入りました。幸運なことに、更に奥の神殿までの扉らも解放されており、そこでお詣りさせて頂きました。社殿の中には変わった絵や像があり、思わずシャッターを切りそうになりましたが、息子に窘められ止めました。確かに、注意書きが有ろうが無かろうが、社殿内での撮影は失礼ですよね。神社好きでいろいろな所をまわっていますが、常に心に引っ掛かっているのが、”何処まで撮って良いものか”ってことです。基本、離れて撮る、微妙に横から撮る、下から撮るという風に心がけてはいますが、まあ、シャッターを向けること自体が下品な行為ですよね。反省。

社殿の横を更に急な斜面を登っていくと太陽石と呼ばれる磐座があります。岩の上面と側面に、人工的な長方形の穴が掘られています。恐らくは有史以前のものでしょう。先に登った位山をはじめ、立山、御嶽山、槍ヶ岳、乗鞍、遠くは伊吹山等の聖山がこの太陽石を中心として16等分した延長線上にあるとか。不思議ですね。

自分自身、歴史的な興味とアニミズム的な敬謙な気持ちが混在していて、神社を訪れる度に、少年的な好奇心と聖なる対象に土足で入り込んでいる様な自己嫌悪感とで、常に微妙なんですよね。 



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