火の花が空に描く刹那 ～第46回 富山新港新湊まつり花火大会

【射水市 海王丸パーク】

2010/08/08 20：00頃

各地で行われている夏祭り。
早い方々は７日からお盆休みに突入されていることもあり、ここから１週間は夏まつりにおいてもたくさんの方々が会場に足を運ばれていることとでしょう。

そして全国津々浦々花火大会も催されていることでしょう。

大きな花火大会を観に行くもよし。
小さな線香花火を切なく見るもよし。

しかし。

地元で開催される花火大会。
おそらくは一番、気兼ねなく観ることができるでしょう。
しかし、地元がゆえに家のベランダから打ち上がる花火を観るのが通年のこと。
さて今年は...

せっかく購入したEOS50D。

防除用のタッパーに入れておいたままというのはあまりにもったいないこと。

意を決して、間近で観戦すべく、会場に足を運ぶことにしました。



会場で観ることのできる花火...ライトアップされた帆船 海王丸と、建設中の新湊大橋を背景に打ち上がる花火。
訪れたときには良い席は大方抑えられている状態。
風向きを考えたら一番押さえたくない場所、風下にどっしりと陣をとりました。

...これも練習だ...

そう考えを改めて打ち上がる花火を待ちます。



そしてみんなの視線がライトアップされた海王丸、富山新港湾中央に設置された会場花火打ち上げ台に注がれる中、花火大会がスタート。







　

...地元開催...侮っておりました。
一発、一発、丁寧に打ち上げられる花火が、暗くなった夜空に描く軌跡。
煙がほとんど流れない...風下の影響もありましたが、満足できる撮影はできました。
あとは撮影ポジションの問題...やはりみんなが三脚やブルーシートを広げ早々に陣取る場所こそがベストな撮影...見どころ位置。
「来年こそは場所を確保して」それが来年この花火大会で撮影する目標となりました。

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地元開催のため、また今回は知り合いにも声を掛けなかったため、一人で寂しく撮影することになるかなぁ、と思っていたのですが。
ボーっとスタンばって、ボーっと待つこと、打上げ開始４５分前。

お声を掛けられたかな？と思い、振り向いたその視線の先には、前回...滑川ふるさと龍宮まつりでご一緒したまつさんが。
さらに電話のベルが鳴り着信に。送話口の先には...yoshi_kenさんとおっちゃんさん。

気が付いたら、たくさんの撮影仲間が来場しておりました。

まつさんには、前回のお話から金沢で開催される打ち上げ花火情報を頂いておきながら、結局当日は夏風邪に負けて寝込み、撮影タイミングを逃してしまうという始末。
来年は是非とも金沢での花火大会撮影を予定したいものと考えました...是非とも中日新聞主催の花火大会で！
同じ風下位置での撮影ながらも、良い写真が撮れたこととお祈りしております。

yoshi_kenさんは富山の風景を撮影される名古屋方面出身の方。
富山の良き風景をファインダー越しに切り取り...しかもここ最近は毎週来県されているというお話。なんとも頭の下がることです。
また、富山に住んでいない方の目線...これは大きな武器ですね。日常景色に見慣れた富山県民からはまた違った一片を切り取ることができるはず。
数あるタイミングの中でベストショットが量産されていることをお祈りしております。

おっちゃんさんはお名前は聞いておりましたが、実際にお会いするのが初めて。
地元カメラマンとしては負けずに、良き撮影場所をどんどんと開拓できることができるといいなぁ。と思っております。
どこかでお会いした時はよろしくお願いします。

さて花火大会が終わってみれば数多くの撮影仲間と会話を楽しみながらの撮影ができました。

メインで撮影する日の出、日の入り撮影はある意味孤独との戦い。
感動する位置からの日の出を撮影するときは（自分だけが感動していると思っているだけですがｗ）当然ながらそこには自分ひとり。

なんともうれしいこと、この上ないことでした。

夏夜に咲く花火。後半戦に入った花火大会マンスリーも折り返し後半戦、いや終盤かな！？

みなさんに再度出会えたことを喜ぶとともにまた何処か、撮影場所で出会えることを祈って。
基本自分は、撮影場所ではぼーっとしてるので...お声掛けしていただければ幸いですｗ