青森で世界最古の3000年前の弦楽器発見か
4月28日の日本経済新聞電子版によると、青森の遺跡から 3000年前のへら型木製品が発掘され、世界最古の弦楽器の可能性があるという。
共同通信によると、小島美子国立歴史民俗博物館名誉教授(日本音楽史)が以下のコメント。「へら型木製品は日本の琴のルーツとなった弦楽器である可能性が高い。木製品の穴は複数の弦を通すためのものとみられる。雅楽で使う和琴で弦と弦の幅が左側から右側に行くに従って狭くなるのは、その名残だろう。左肩から下に向かって抱えるように持ち、指ではじいたのではないか。アイヌ民族の伝統的な弦楽器トンコリの奏法に近いと思われる。」
小島さんら少数の人をのぞき、楽器と認めるのに慎重な考古学者が多いようだが、これが弦楽器とすれば縄文時代の「日本列島」の音楽もかなり盛んだった可能性が強まる。
4月28日の日本経済新聞電子版によると、青森の遺跡から 3000年前のへら型木製品が発掘され、世界最古の弦楽器の可能性があるという。
共同通信によると、小島美子国立歴史民俗博物館名誉教授(日本音楽史)が以下のコメント。「へら型木製品は日本の琴のルーツとなった弦楽器である可能性が高い。木製品の穴は複数の弦を通すためのものとみられる。雅楽で使う和琴で弦と弦の幅が左側から右側に行くに従って狭くなるのは、その名残だろう。左肩から下に向かって抱えるように持ち、指ではじいたのではないか。アイヌ民族の伝統的な弦楽器トンコリの奏法に近いと思われる。」
小島さんら少数の人をのぞき、楽器と認めるのに慎重な考古学者が多いようだが、これが弦楽器とすれば縄文時代の「日本列島」の音楽もかなり盛んだった可能性が強まる。