広田寛治のブログ

音楽と社会と歴史と

事件118「1975年5月 ニューヨークでウォー・イズ・オーバー・コンサート開催」

2012年08月08日 11時47分57秒 | 著書
拙著『ロック・クロニクル(増補新版)』(2012年2月発売 河出書房新社)の内容をブログに更新中です。
1971年の事件101~2011年の事件204までの104の事件は増補新版用に書き下ろしました。ここでは、新たに収録した104の事件を順番に紹介しています。
1971年~1975年6月までの8章は、「米ソ対立のなか、多様化し進化を続けるロック」と題し、18の事件を取り上げています。
8章最後の18個目の事件118は「1975年5月 ニューヨークでウォー・イズ・オーバー・コンサート開催」です。ヴェトナム戦争がようやく終結。アメリカでは厭戦ムードが広がり、帰還兵の心の後遺症などが社会問題となるなか、ポール・サイモンらも参加したフォーク系のミュージシャンによる記念コンサートがセントラルパークで開催されている。だが、残念ながら、アメリカはこれ以降も、現在に至るまで過ちを繰り返していくことになる。


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