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広田寛治のブログ

音楽と社会と歴史と

歌謡曲のルーツと誕生についてのメモ(2)

2012年09月12日 12時00分45秒 | 日本史のなかの音楽
さて、昨日に続いて、歌謡曲の誕生について、だらだらと考えてみる。歌謡曲の厳密な定義というのはとってもめんどくさいけど、ここではおおまかに、西洋音楽(西洋音階)と日本の音曲(日本的音階)が融合して生まれた新しい流行歌、としておく。 流行歌としての歌謡曲には「演歌」も含まれていたように思うのだけれど、歌謡曲が「ニュー・ミュージック」とか「Jポップ」とか呼ばれるようになると、「演歌」は仲間はずれにされて . . . 本文を読む

歌謡曲のルーツと誕生についてのメモ(1)

2012年09月11日 13時56分55秒 | 日本史のなかの音楽
歌謡曲のルーツと誕生について3回に分けて考えてみたい。 まずは事実関係の確認から。「歌謡曲」という言葉が誕生したのは、1934年(昭和9年)のこと。それまで「流行歌」と呼ばれていた民衆の音楽を、NHKが歌謡曲と呼び始めたのだ。ちょうど民衆にラジオが普及し、検閲が始まった頃のことだ。 つまり、「歌謡曲」と名付けられた音楽は、1934年には、すでに誕生していたことになる。では、歌謡曲の誕生は、どこまで . . . 本文を読む

「日本の童謡、その3つのルーツ」

2012年07月10日 12時17分26秒 | 日本史のなかの音楽
ビートルズの童謡は多様だ、と書いたが、日本の童謡も多様であり、謎に満ちている。 古代、「童謡」といえば、子どもの歌というよりも、予言の歌みたいにとらえられていた。でも僕は、案外、子どもたちが歌っていたんじゃないかな、と思っている。子どもは親を通じて社会を身体と心で感じている。だから大人たちの心配や悩みを歌で表現する。それが予言歌になる。 合田道人『童謡の謎』シリーズをながめていると、日本の童謡には . . . 本文を読む

音楽史メモ/日本のシンガー・ソングライターの草分け(1)加山雄三と荒木一郎

2012年06月16日 12時17分52秒 | 日本史のなかの音楽
毎朝、目覚めると無意識にラジオのスイッチを入れる。いつも同じ番組が聴こえてくる。きっと昨日の続きの番組なんだろう。今朝(2012年5月28日)の3時台は荒木一郎特集。どうでもいいと思ったら本を読みながら耳を傾ける。4時を過ぎる頃には鳥の鳴き声が聞こえてくる。今朝は、しっかり聴いた。 荒木一郎は加山雄三とともに日本のシンガー・ソングライターの草分け。「空に星があるように」「いとしのマックス」などなど . . . 本文を読む

青森で世界最古の3000年前の弦楽器発見か

2012年05月01日 09時44分13秒 | 日本史のなかの音楽
青森で世界最古の3000年前の弦楽器発見か 4月28日の日本経済新聞電子版によると、青森の遺跡から 3000年前のへら型木製品が発掘され、世界最古の弦楽器の可能性があるという。 共同通信によると、小島美子国立歴史民俗博物館名誉教授(日本音楽史)が以下のコメント。「へら型木製品は日本の琴のルーツとなった弦楽器である可能性が高い。木製品の穴は複数の弦を通すためのものとみられる。雅楽で使う和琴で弦と弦の . . . 本文を読む