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テレビっ子のひとり突っ込み

『力の強い女 ト・ボンスン』 感想・概要紹介

2022-02-15 23:56:32 | 韓国ドラマ

2017年 韓国

◆おススメ度
★★★★☆


◆キャスト
・ト・ボンスン(ヒロイン、怪力の持ち主):パク・ボヨン
・アン・ミンヒョク(ゲームソフト会社アインソフトの社長):パク・ヒョンシク
・イン・グクドゥ(ボンスンの初恋相手、道峰(トボン)警察署凶悪犯罪3課の刑事):ジス
・ファン・ジニ(ボンスンの母。元重量挙げ選手):シム・ヘジン
・カン・バング(ボンスンの祖母、怪力の持ち主):ペク・スリョン
・キム・グァンボク/オ・ドルピョ:キム・ウォネ


◆感想・概要紹介

このドラマも2年くらい前に観たドラマです。

麗 ~花萌ゆる8人の皇子たち~」で1回見ただけでは見分けのつかなかったナム・ジュヒョクとジスの二人でしたが、「恋のゴールドメダル」で
ナム・ジュヒョクを見た反動で、今度はジスの方が出てるドラマも見たくなって見始めたドラマでした。
(このドラマタイトルも、ジス出てなかったら興味を示さなかった系のかなりイマイチなタイトルだよなー・・・。)

ジス目的で見始めたドラマでしたが、結局パク・ヒョンシクが好きになってしまいました。

パク・ヒョンシクについては、「太陽を抱く月」でイム・シワンを好きになって、ZE:Aについてもネットでさらっと調べてたら、ZE:Aメンバーの
人気順っていうのに言及してるサイトがあって、当然シワン君が1位と思って見たら、まさかの2位!1位誰だよ!って思ってたんですが、このドラマ
見てたら、あれ?この人もしかしてあのZE:Aの一番人気って出て来てた人じゃね?って。

イム・シワン好きなのと、そもそもジスを見ようと見始めたドラマだったので、彼が登場してもやや斜に構えてどんな感じか見定めてやろうって
いうような気持ちで見てたんですが・・・結局、心を持っていかれちゃいました。

いやいやいや、このドラマの彼の設定も、この前書いた「ヒーラー」の主人公と一緒で、少女マンガ的ヒーローな感じ。なのに、ヒロインである
ボンスンが怪力の持ち主っていう設定で、悪者をやっつけちゃうので若干ヒーロー感がかすんじゃうんですが・・・。「ヒーラー」よりもラブコメ
感が強いので、まぁもうちょい軽めに楽しめるドラマです。でも、ヒロインが力持ち、っていうちょっと驚愕設定でコメディ色が強かった序盤から
は想像できなかった感動系サブサスペンスSF(?)なのかな。



ざーっくりとしたあらすじ。

ヒロインのト・ボンスンは、怪力の持ち主。ボンスンの母方の親族の女系に代々遺伝する怪力は、どうやらそれを私利私欲のために利用すると力を
失ってしまうらしき、不思議な能力。(母親は代々伝わる言い伝えを無視してその力をその力を悪用し、能力を失った。)

主人公アン・ミンヒョクは、高校生の時にたまたま乗ったバスがタイヤのバーストにより制御不能に陥り、あわや事故寸前という時にピンクの
パーカーのフードを目深に被った怪力女子高生に助けられるという不思議な体験をしていた。
その後、アインソフトという有名なゲームソフト会社を立ち上げ順調に利益を上げていたミンヒョクだが、あるときから妙な脅迫電話と、怪しい
尾行に頭を悩まされることになる。

普段は能力を隠しているボンスンだが、ある日通園バスに嫌がらせするチンピラに絡まれ、殴られたことにより封印していた怪力を解禁してチンピラ
たちを懲らしめちゃいます。

それをたまたまミンヒョクが目撃し、ボンスンに興味を持ってしまう(ゲーム会社社長なだけあって、怪力のボンスンを強いゲームキャラの如く
受け入れてトキメいてしまったみたい)ことで、物語が始まります。

元々何者かに狙われていたミンヒョクは、ボンスンをボディーガードとして雇用。
実は前々から入社したいと思っていた会社のイケメン社長に乞われ、社長のすぐそばで働くことになったボンスン。これで二人は急接近、と思いきや
ミンヒョクには全く興味を示さないボンスン。

      

ボンスンには高校生の頃から思いを寄せるグクドゥという同級生が。
けれども、グクドゥには彼女がいてさらに自分の職務に熱心な刑事であるグクドゥは、ボンスンには割と塩対応。けれど、ボンスンがミンヒョクの
会社で働くようになり、さらにミンヒョクの家で生活するようになってきた頃からだんだんと変化が表れ始めます。

       

まー、そんな感じでいつの間にか三角関係に陥っていく3人なんですが、その3人のまわりではミンヒョクへの脅迫電話や、ペクタクらチンピラたちの
ボンスンへの報復に合わせて若い女性の連続暴行拉致事件が勃発し、そこに巻き込まれていくボンスンたち。(さらっと流しちゃいましたが、ここ
メインです。)

複雑に絡み合った事件解決に挑みながらも、危険な目に遭ったり、そこを助けたり助けられたり、ってしているうちになんだかんだミンヒョクに
惹かれていっちゃうボンスン。
ミンヒョクが高校生の時に遭遇したピンクのパーカーの怪力女子高生がボンスンだったことも判明したりして、二人はめっちゃピュアな感じで
甘々ラブラブになっていくんですが、ちょっとミンヒョクの実は恋愛慣れしてない感じが可愛くってみてらんない!

       

そんな主人公たちの心の動きも面白いです。

①最初はグクドゥが好きだったボンスン。でも、ボンスンに興味のないグクドゥ。
②ボンスンを好きになっちゃうミンヒョク。でもボンスンは興味なし。
③ミンヒョクとボンスンの仲に嫉妬し、ボンスンを好きになっちゃったことを自覚するグクドゥ。けど、ミンヒョクとグクドゥの小競り合いを
冷ややかに見ているボンスン。
④ミンヒョクに迫られて心が揺れるボンスン。
⑤グクドゥに告白されて、自分の心がすでにグクドゥにはないことを自覚するボンスン。
⑥完全にミンヒョクに墜ちちゃうボンスン。

って感じ・・・だっけ?

      



後は、ボンスンには双子で医者の弟がいて、ボンスンに傷めつけられたチンピラたちの主治医だったり、グクドゥの彼女と浮気してたり、なんか
すごく近いところで因果関係がループしてる感じがちょっと面白かったり。


あー、あと、ミンヒョクの自宅の地下がちっちゃいゲーセンのようなちょっとした夢の国みたいになってるんですが、(「2度目のロマンス」にも
そんな場面があったような?あとはワンピース作者の仕事場も若干こんな感じだった気がするけど・・)そこに、まさかのダンボーがいたのが
ちょっとびっくりでした!

      

ダンボーって国境超えてるんだなと・・・。全然ドラマと関係ないのに一番印象に残っちゃった場面・・・。


とにかく、パク・ヒョンシクが後半やたらかっこよくって観たら誰でも好きになっちゃうドラマです。(多分。)


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2 コメント

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Unknown (chorus-kazeアッコ)
2022-02-16 15:37:55
こんにちは〜
パク・ボヨン好きです。
遺伝的に女性だけが引き継ぐという「怪力」
韓国ドラマならではの、奇想天外な筋書きと
随所に出てくるコメディータッチのお話。
ヤクザの男たちがボンスンにやり込められて
包帯でグルグル巻きになって、歯も抜けて、涎垂れて
酷い状態の姿は、やり過ぎ〜と思う芝居で
涙が出るほど面白かったです。
この前後に観たのか「ああ、私の幽霊さま」では
霊感が強くていつも眠たい女の子と、憑依されて
180度違う明るく人懐っこい女の子との二人を
見事に演じ分けていて、芝居のうまさに
パク・ボヨンのファンになりました。
日本のカーリングの選手の方が、パク・ボヨンに
似ていると一時期話題になりましたね。
パク・ヒョンシクもジスもどちらも素敵でした。
返信する
>chorus-kaze(アッコ)さん (miso)
2022-02-17 00:36:19
こんばんは。
コメありがとうございます。

パク・ボヨン、私も好きです。
なんか名前もちょっとコメディ女優っぽい響きで可愛いですよね。

カーリングの藤澤五月さん、彼女は彼女で可愛いんですが、
あまり似てないような・・・。
確かに、4年前のオリンピックで韓国の女優さんに似てるって韓国で言われてる
っていうのが日本でも報道されてた気がしますが
それがパク・ボヨンだったとは知りませんでした!
(zipかなんかでどっかの会社のオフィスに突撃してそこの会社の藤澤五月を探す、ってコーナー
やってたのだけ覚えてます(笑))
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