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テレビっ子のひとり突っ込み

『シンデレラはオンライン中!』 第3話 あらすじネタバレ感想

2020-09-01 01:38:20 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第3話 「ゴシップに大迷惑!」

魔道誓血を懲らしめているところに通りがかった小雨妖妖の取り巻きたち。

恨みを晴らしているだけだという微微(ビビ)に、なんやかんやと難癖をつけて非難する取り巻きたち。
3対1での戦いを提案する一笑奈何(いっしょうないか)に取り巻きたちがひるんでいると、ゲームを放置してシャワーを浴びてた魔道誓血が戻ってきて、小雨妖妖の取り巻きたちをうまくとりなし、取り巻きたちは去っていく。
そんな魔道誓血に対し、口は悪いけど面白い人ねと、微微(ビビ)は魔道誓血を痛めつけていた自動モードを解除し、一笑奈何(いっしょうないか)とともに去っていく。

魔道誓血が連続クエストに挑戦中だとどうして知ったのかについて、しばし話をする奈何(ないか)と微微(ビビ)。
魔道誓血が「霊獣技能書」を集めているという言葉を聞いて、ピンと来て、連続クエのステージ236のNPC(進行役)のところで張っていたという奈何(ないか)。
(連続クエストは、全部で300ステージあり、そのステージ236のクリア条件が「霊獣技能書」を集めることらしいです。)
それを聞いて、各ステージのクエスト(任務)の内容や、NPCまで覚えている記憶力と洞察力に感心する微微(ビビ)。
そんなに知ってるなら、早く懲らしめてやればよかったのにという微微(ビビ)に、平然と「どうせならクリア寸前に懲らしめてやる方が効果的だろ」と言い放つ奈何(ないか)。
だんだんとブラックな部分を見せてくる奈何(ないか)ですが、自分のためだと思うと感謝と感心しかない微微(ビビ)。

同じくゲームの中で、真水無香が新しい伴侶の小雨妖妖とイチャついてると、そこへさっきの取り巻き3人がやってくる。
蘆葦微微(ロイ・ビビ)がひどい、自作動画コンテストで動画を作って仕返ししよう、懲らしめてやろうという。あまり乗り気ではなさそうな真水無香。商品のアイテムを欲しがる妖妖に似たようなやつを買ってやるといってとりなしつつ、従妹と食事の約束があるといって去る。

2話中で、でモン・イーランのPC修理を頼まれたからみんなで行こうと楽しそうに話してた愚公(ぐこう)だが、結局奈何(ないか)と微微(ビビ)の話に持ってかれて興を削がれたのか、一人モン・イーランのPCを修理している。「修理終わったよ」と、モン・イーランに笑顔で話しかけるも、モン・イーランは無視して部屋を出て行こうとする。(まぁね、シャオ・ナイも結局来ないし、壊れてもいないPCを高いお金出してメモリ買って修理させてるんだから、有難みなんてないんだろうな。しかも自分が望んだわけでもないのに。)
そんなモン・イーランの態度に、愚公(ぐこう)はやや不機嫌になりながら後片付けをしていると、「シャオ・ナイに伝えたのか。」「イーランのお願いだって言ったのか」「なぜシャオ・ナイが来ないのか」とシャオ・ナイのことばかり矢継ぎ早に聞いてくるナナ。さすがに腹を立てたのか、今度お礼にごちそうする、というナナの申し出を無下に断り部屋を後にする愚公(ぐこう)。
愚公(ぐこう)と入れ替わりに部屋に戻ってきたイーランは、ナナのせいでシャオ・ナイに気持ちが知られてしまった上に、自分からアプローチして断られるなんて最悪だとナナを責め立てる。そんなイーランを「シャオ・ナイは用事があってこれなかったらしい。すごく来たがってたみたい。次はきっとうまくいくわ」と言われてもないことを並べ立ててイーランの機嫌を取る。

そして、なぜかイーランの従兄の食事の誘いに一緒についてくるナナ。さらに、イーランの従兄が真水無香だっていう・・・世の中狭い。
イーランの好きな相手がシャオ・ナイだと知ると、真水無香は、父親が買収を検討している会社の社長だと思い当たる。
「学生のベンチャー企業だから安く済む」とか、交渉はうまくいきそう?と聞くイーランに対し「当たり前だ。相手は大学生だぞ。」と完全にシャオ・ナイをなめている様子の真水無香。買収後は、シャオ・ナイが伯父の会社の社員になると聞いて喜ぶイーラン。伯父さんの会社でインターンをすることを勧めるナナ。(心の中では私、ナイスアシスト!って思っているのでしょう。)

一方、業務提携先をどこにするかを相談しあうシャオ・ナイたち。とりあえず明後日は真億テクノ、来週は上海の風騰本社に訪問するという。
ビジネスの話はそれくらいにして、俺の話を聞いてくれとばかりに、モン・イーランのPCを修理しにいった時の話をする愚公(ぐこう)。三男のことばかり聞かれて傷ついたと。(ここで、愚公(ぐこう)が莫扎他(ぼさった)に呼びかけるシーンで莫扎他(ぼさった)の名前がハオ・メイであることが判明。)

「今日はこれで帰る」、とシャオ・ナイ。泊まっていかないのかよ、というハオ・メイに、「お前たちの靴下が臭すぎて無理だ」と。
(恐らく、さりげなくシャオ・ナイには寮の他に自分の家がある、っていうことの説明のための場面かな。)

そのころ、アルシーの元に、真億テクノからインターンの面接のお知らせが届く。アルシーが、ルームメイト全員分応募していたらしい。面接日はあさってと。(くしくも、シャオ・ナイたちが会社訪問するのと同じ日です。)
OLファッションでキメてこうというシャオリンに対し、ゲーム開発部だし、学生だし、コンセプトは「メガネっ娘」だと張り切るアルシー。

そして、木曜日当日。
真億の社長室で伯父である社長にインターンをやらせてくれとおねだりするモン・イーラン。そこに秘書が来てシャオ社長の来訪を告げると、早速実習としてシャオ・ナイたちにお茶を出す役をやらせてほしいと懇願するモン・イーラン。
シャオ・ナイと愚公(ぐこう)が到着し、お茶を出しにくるイーラン。イーランを見て、すぐに反応する愚公(ぐこう)と、全く興味を示さないシャオ・ナイ。

同じ頃、微微(ウェイウェイ)たちは面接の順番をロビーで待つ。(結局、アルシーのメガネッ娘作戦はみんなには受け入れられなかったよう。)
落ち着かない様子のアルシーは、微微(ウェイウェイ)を置いて偵察へ。残された微微(ウェイウェイ)は、係の人に二人分の水を貰い、飲もうとする。が、アルシーのところに置かれたカップに欠けを見つけると、自分のカップとさりげなく換えてあげる。(面接っていう大事な日に、縁起の悪い欠けを見つけてはアルシーが可哀そうだと思ったのでしょう。欠けた食器は運気を下げるというので。風水的に。)
そこに、偵察を終えて戻ってくるアルシー。微微(ウェイウェイ)の親切心には気づかずに水を飲む。
「ゲームのプレイ経験やIDを聞かれるそう」と不安がるアルシー。そして、ルームメイトの3人に、倩女幽魂を始めた頃に複数とっておいたアカウントをそれぞれに教えてあげる微微(ウェイウェイ)。

一方、シャオ・ナイたちは真億テクノの社長と歓談中。オンラインゲームに着目したのは、ゲーム好きの息子が課金している姿を見て"物は試し"と始めて見たら大ヒットしてしまって、それでうまく波に乗って事業転換できたと話す社長。(この物言いから、社長からのゲーム愛は全く感じられず、この時点でシャオ・ナイは「じつに良作でした」といいつつ、この会社を見限ってる感じがちょっとわかります。)そして、社長に先見の明があったからですと、客が来ているのに自社の社長を持ち上げるリー部長。引きの映像で、その言葉にさりげなくうんざりした様子をみせる愚公(ぐこう)。
よいゲームのためには代償を惜しまない、といいつつ、ここで、シャオ・ナイたちの作ったスマホゲームアプリの権利購入額として"300万元"を提示する真億テクノ。さらに社員として採用したいと。つまり、会社を"300万元"で買いたいと言われているようなもの。何か言いたげな愚公(ぐこう)を制するように、「帰ってからよく考えてみます。」とシャオ・ナイは返事を保留にする。「社長のように、逸材を見いだす方は稀です。チャンスを逃さないよう」とリー部長は言うが、言えば言うほど逆効果に思える。(日本語訳がもしかしたら悪いのかも知れないって可能性はあるけど、客の前で自社の社長を持ち上げる重役のいる会社は碌な会社じゃない気がする。上には媚びへつらい、下は虐げるタイプの典型では・・・)

一通りビジネスの話が終わると、社長はイーランを紹介する。同じ慶大だから知っているのでは?と問われ、「失礼ながら、存じません」とつれない様子のシャオ・ナイ。

エレベーターホールで二人になると、早速怒りをぶちまける愚公(ぐこう)。お前の返事も何なんだと。あれは、芝居だと言って意に介さない様子のシャオ・ナイに納得がいかない。「似たようなアプリを制作中だって、俺たちのアプリをパクるつもりか」、と詰め寄られても、そのとおりだと平然とした顔で返す。「こちらもモラルは無視する」と。
ようやく安心して笑顔になる愚公(ぐこう)。お前の怒りを買ったあいつらが心配だと。

エレベーターがようやく到着し、乗り込もうとするところを引き止めにくるモン・イーラン。
「少しお話がしたくて」と、外してくれとばかりに愚公に目線を送る。空気を読んでトイレに行く愚公。
伯父のことで気を悪くしたのではと謝るイーラン。そして、「もう少し条件をよくしてくれるよう伯父に頼んでみましょうか」というが、シャオ・ナイに「けっこうです。頼んでもらう筋合いもない」とすげなく断られる。

イーラン一人、エレベーターホールに取り残されたところに、真水無香がやってきて、「気位ばかり高くてやな男じゃないか、やめとけ」と諭す。「彼の媚びないところが好きだ」といいつつ、買収を必ず成功させてというイーラン。(ほんとに媚びないところが好きだと思ってるなら、買収をやめさせればいいのに。)

ロビーで、微微(ウェイウェイ)の作ったIDをみんなでシェアするルームメイトたち。アルシーが順番を呼ばれ、微微(ウェイウェイ)に付き添いをお願いして面接の控室へ。
そこにたまたまやってくる真水無香とモン・イーラン。ちょっとした用事を済ませると、イーランの要望で面接の様子を見ていくことに。

面接室に入ったところでイーランと目が合い、動揺するアルシー。質疑応答が進み、予想していた現在プレイ中のゲームの質問がなされる。待ってましたとばかりに倩女幽魂というゲーム名とキャラの名前を答えるが、肝心の手のひらにメモしていたID名が消えていて、とっさに微微(ウェイウェイ)のメインID、蘆葦微微(ロイ・ビビ)のIDを答えてしまう。

その名前を聞いた真水無香が、驚きを隠せず「蘆葦微微(ロイ・ビビ)!?」と口にする。さらに、面接官たちが驚くのにも構わず、サーバー名を聞く。(そりゃー驚くよねー。頑なにリアルで会ってくれなかった元伴侶と偶然出会ったら。でも、偽物なんだけどねー。)アルシーの回答から、間違いなく彼女が蘆葦微微(ロイ・ビビ)かと確信した真水無香は、面接が終了しないうちに部屋を後にする。そして、控室の微微(ウェイウェイ)とすれ違うニアミス。

自分が答えたIDに過剰反応する真水無香を見て、不安になるアルシー。しょんぼりした感じで面接室を出て、微微(ウェイウェイ)にIDのことを報告する。自分がアルシーに用意したIDを使うから大丈夫だというと、ゲンキンにも笑顔に戻るアルシー。面接室にイーランと男の人がいて、蘆葦微微(ロイ・ビビ)の名前を聞くと怒ったような顔をしたと聞いても、別に気にしなくてもいい、という微微(ウェイウェイ)。(きっと、ゲーム内でゴシップを広めている誰かなんだろうと思ったんでしょう。有名だからね。微微(ビビ))

ロビーで電話しているシャオ・ナイに合流する愚公(ぐこう)と、その後ろからアルシーの面接が終わってロビーに帰ってくる微微(ウェイウェイ)たち。(いよいよご対面か!とドキドキする場面です。)
「ミス慶大と何を話したんだ?愛の告白か?」と愚公(ぐこう)がシャオ・ナイを茶化すと「イマジネーションは仕事で使え」と嫌味を言われてしまう。

それでもしつこく絡んでくる愚公(ぐこう)からシャオ・ナイが顔を背けると、その先にはネットカフェで見た蘆葦微微(ロイ・ビビ)の姿が。
愚公(ぐこう)もすかさず微微(ウェイウェイ)に気づき、「ツイてるな。ミス慶大と学部の花両方に会えるとは」と口にする。
「学部の花?」と思わず質問してしまうシャオ・ナイ。
「ポニーテールの子、ベイ・ウェイウェイだ」と愚公。ミス慶大にノミネートされ、情報学部にも美女はいると知らしめた。残念ながらモン・イーランに僅差で敗れたが、と説明。愚公の話を聞いているのかいないのか、ちょっと心ここにあらずって感じで微微(ウェイウェイ)を見ながら微笑を浮かべているシャオ・ナイ。
「貝微微(ベイ・ウェイウェイ)か、名前が似ている」と口にするシャオ・ナイ。(ここで、愚公も蘆葦微微(ロイ・ビビ)のことに思い当たっても良さそうなものなのに、何も気づかず、)「お前が初めて女子の名前を口にした日でもある」から宝くじでも買おうなんて言ってる。そんなことも気にせずに、まだ微微(ウェイウェイ)から視線を外さずに、自分がお茶を出されたカップと同じデザインのカップを手にしている微微(ウェイウェイ)見つめるシャオ・ナイ。

「学部の花はいい"月満れば則ち虧く"だ」と言い残し、微微(ウェイウェイ)たちには気づかれずに立ち去るシャオ・ナイと愚公。

ルームメイト4人での面接の帰り道に時間を確かめると、家庭教師の日だといって、急いでみんなと別れて家庭教師先に向かう微微(ウェイウェイ)。
向かった先にはツァオ・グァンが。英語の家庭教師として紹介する約束で待ち合わせていた様子。二人は家庭教師をしているヤン君の家を訪ね、微微(ウェイウェイ)は、ツァオ・グァンを英語の先生だと紹介するが、ヤン君に軽くあしらわれてしまうツァオ・グァン。
微微(ウェイウェイ)達の帰り際、ツァオ・グァンは恋人なのかと微微(ウェイウェイ)に尋ねるヤン君。微微(ウェイウェイ)が否定すると、安心したように「彼は恋人にはふさわしくない」というヤン君。でも、年頃だから恋人はいてもいいと思うと。そしてヤン君はピッタリな人がいると、ネットに載ったシャオ・ナイを見せる。「なかなか人を見る目があるわ」と微微(ウェイウェイ)。でも、彼は大学一の人気者で大スターなのよ、と微微(ウェイウェイ)が言うと、「先生は美人だから自信もって」とヤン君に励まされる。

ヤン君の家を後にする二人。ヤン君の家にあった写真で高級車から降りてくる写真の疑惑もようやく晴れ、掲載した写真を削除してもらう。



(3話感想)
全体的な感想のところで、このドラマが「シンデレラ3部作」って言われているドラマ3作品の3番目の作品であることをちょっとご紹介しましたが、作中に、「お昼12時のシンデレラ」の舞台となる会社、風騰グループが出てきたりとコラボしてるところもあるなと思って見てはいたけど・・・、この3話の序盤で言い争ってる小雨妖妖の取り巻きたち、よく見ると、「お昼12時のシンデレラ」に出てた秘書役のアーメイ?もうひとりもシュアンイーかと思ったけど、ちょっと自信はない。

一笑奈何(いっしょうないか)もとい、シャオ・ナイが各ステージのクエスト(任務)の内容や、NPCまで覚えていてすごいってくだりが出てきますが、これ、後々あーそういうことか、っていうのが分かります。(ただのゲームオタクでも、すんごい記憶力のいい人、っていうわけでもないのです。)

ドラマを一回さらっと見ただけだと、真水無香と小雨妖妖は嫌な人、敵役、って認識で終わるのですが、2回、3回と回を重ねてみると、意外にも、取り巻き3人が嫌がらせ動画を作ろうって提案する場面では、トラブルはごめんだと言う小雨妖妖と「そんなことして何になる」と乗り気じゃない真水無香だったりします。1話目で出てくる、モン・イーランの友達はやな人だけど、モン・イーランはそんなやな人でないんじゃ?ってちょっとだけ思わせる場面と似てます。

このドラマ、1回目に見てた時には、微微(ウェイウェイ)と微微(ビビ)が同一人物だったっていう先入観があるので、勝手にモン・イーランと小雨妖妖も同一人物だと思っていて、真水無香が小雨妖妖に「これから従妹と食事なんだ」っていう場面と、真水無香がモン・イーランと食事している場面をみて、初めて別の人だったと気づきました(笑)。
しかも、何回か見てるうちに、小雨妖妖役の女優さん、どっかで見たことあるなと思ったら、「扶揺(フーヤオ)」に出てた長孫無極の妹弟子だった。ちなみに、今見てる「運命の桃花」にも似たような役で出てました。

そういえば、2話目からシャオ・ナイのルームメイトたちがシャオ・ナイのことを「三男」と呼んでいるのが気になりますが、一人っ子政策で兄弟のいない世代が友達を兄弟に見立てて仲良くする、っていう慣習なのか、友達と兄弟の契りを交わしてるくらい深い友達だっていう示唆なのか、いずれにせよ、調べてもあまりよくわからなかったので、文化の違いなのだろうとスルーせざるを得ない・・・。

あと、シャオ・ナイの仲間たちの靴下臭いネタ、この後もちょいちょい出てくるのですが、ハオ・メイの靴下がクサイって言われても全くピンと来ない。
体育会系でも、ガテン系でもない顔のキレイな人たちの靴下がクサイって・・・。

イーランがシャオ・ナイたちにお茶を出すシーンですが、お客様にお茶を出すのに、え?手持ち?と思わずツッコンじゃいました。なんとなく日本人目線だからなのか、マナー違反のような?それでなくても、清楚系をアピールしたいならお盆に載せてお出しすべきでしょう。あと、中国ドラマ見ていて思うのは、中国って水もお茶もコーヒーも、同じ器で飲むシーンが多いこと。近年、急激に発展してドラマ見ても日本人と変わらない生活をしているっぽい中国ですが、こういうところのベースはまだできていないんだろうなと思ってしまう。日本て昔から恵まれてるんだなと。
一人暮らしの学生とか、オフィスで、とかならまた違うかもしれないけど、日本だったら、水や冷たい飲み物ならガラスでできたコップ、あったかいものなら陶器で飲むっていう習慣が根付いてると思います。なんなら、お客様を迎える時にはコーヒーカップとティーカップ、日本茶用の湯飲みとかまで別だったりするし。(お客様にはまず、マグカップはあまり出さないよなー。)そういう、中に入れるものによって器を選ぶ習慣が身についてる。でも、中国ドラマだと、よっぽど上流階級じゃないとそういう区別をあまりしていない。そういうところを見ちゃうと、やっぱ急激な近代化に、文化的なベースの部分はついてきてないのかなーとちょっと思っちゃいます。

ちなみに、カップを選ぶときに、欠けたカップを見つけながらも捨てたり除けたりせずに、別のカップを選んで持っていくイーランと、そのイーランが除けたカップに当たる微微(ウェイウェイ)。この変に何か暗示というか含みがありそうだけど、よくわからない。ただ、アルシーの欠けたカップと自分のカップを交換した場面は、面接で自分のIDを蘆葦微微(ロイ・ビビ)と言ってしまうことで、真水無香の中の蘆葦微微(ロイ・ビビ)が微微(ウェイウェイ)からアルシーに入れ替わったことを暗示しているのかも。

よいゲームのためには代償を惜しまない、といいつつスマホゲームアプリの権利購入額として"300万元"を提示した真億テクノですが、300万元って安くない?1元をだいたい10円と換算すると、「とても評価した」スマホゲームアプリが3000万て安すぎないだろうか?ゲーム業界の相場的なところはよく分からないけれども、少なくとも普通の日本の中小企業でこのゲームを作っていたとしたら、開発者10人のチームで3か月分の人件費。オンラインに乗せるゲームだったら試験自体けっこうな時間かかるだろうから、企画、設計、製造、試験とか考えるととてもしゃないけど3ヶ月ではできないだろうし、どう考えてもバカにしてる提示金額な気がします。愚公(ぐこう)も顔色を曇らせてるし。

微微(ウェイウェイ)が学部の花と呼ばれていることと、ミス慶大でモン・イーランに敗れたことを知ったシャオ・ナイが「学部の花はいい"月満れば則ち虧く"だ」と呟く場面ですが、ここも好きな場面です。「月満れば則ち虧く」月はいつまでも満月ではいられない、つまり頂点に立っても、いつかそこから転落するときが来るっていうことで、ミス慶大で1位になったとしても来年はどうなるか分からない、その点学部の花は順位を冠したニックネームではないからいいな、ってことなんでしょう。

で、新キャラとして登場する車椅子のヤン君。シャオ・ナイのネットニュースをみて微微(ウェイウェイ)に紹介するあたり、なかなか期待できる子です。このドラマに続編とかあったら、お金持ちで頭の良い彼が活躍しそうな未来が見える気がするんですが・・・。今回のドラマではどんな役割をするのか、乞うご期待です!

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