mix_berry

テレビっ子のひとり突っ込み

『シンデレラはオンライン中!』 第4話 あらすじネタバレ感想

2020-09-09 23:33:24 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第4話 「痛快なリベンジ」

ヤン君の家にあった写真をみて、ようやくツァオ・グァンの誤解も解け、ネットのゴシップ記事を削除してもらう。「俺が間違ってたよ。ごめん、誤解してた。」と素直に謝るツァオ・グァン。許してあげるという微微(ウェイウェイ)に、(そんなに簡単に許してくれるなんて)想像と違ったと驚くツァオ・グァン。(この辺で、微微(ウェイウェイ)に抱いていた憧れに近かった感情が、もうリアルに恋心に変わってしまってるみたいです。)

でも、ヤン君にゲームを教えるには早すぎるだろというツァオ・グァンに、むしろ私がゲームを教えてもらっているのだという微微(ウェイウェイ)。
元々、ゲームに偏見を持っていた微微(ウェイウェイ)が、ヤン君の母親にゲーム好きも直してほしいと言われ、それならまず自分もゲームを知らなければ、とやってみたのがゲーム好きになった始まりとのこと。
ヤン君のような歩けない子も、ゲームを通して人と出会い、世界を広げていく、それもゲームをやる意義の一つ、と微微(ウェイウェイ)は考えているよう。そして、ヤン君がゲームのプログラミングに興味を持ち始めたことで、微微(ウェイウェイ)もゲーム開発者になるのが目標になったと。

寮内の部屋に帰ると、アルシーが倩女幽魂の登録をしている。真億テクノの面接で蘆葦微微(ロイ・ビビ)のIDを自分のものだと言ってしまったことを気にして、採用された時にもう一度聞かれてボロが出ないよう付け焼刃でも勉強しておきたいという気持ちかららしい。

ウェイウェイもログインして、夫婦対抗戦の情報を探していると、自作動画コンテストのお知らせと、そこに真水無香の投稿動画を見つける。(小雨妖妖の取り巻きたちに言われてた時には乗り気じゃない様子だったのが、面接でリアル蘆葦微微(ロイ・ビビ)に対面したことがきっかけで気が変わったのか?)
真水無香に捨てられたという設定の「魯猥猥猥(ロイ・ビビ)」というキャラが自ら転んで泥だらけになり、二人を前に恨み言をいいながら悔しがる、という動画。それを見て憤慨する微微(ウェイウェイ)。「この世は悪意に満ちている」といってふて寝する。

同じ頃、ハオ・メイたちも同じ動画を見つけ、シャオ・ナイに電話で報告する。「すぐに戻る」というシャオ・ナイの言葉に、慌てて汚れた洗濯物を片付ける3人。
シャオ・ナイが部屋に戻り、動画を確認。蘆葦微微(ロイ・ビビ)は真水無香に捨てられた。そして、真水無香に未練タラタラ。というのが動画の主旨であり、第三者からの書き込みも多いらしい。シャオ・ナイの顔写真をアップしろ、とか閲覧できなくすればいい、とか仕返しの方法を色々と提案する3人だが、書き込みはそのまま残しておいて、「スマートに解決する」というシャオ・ナイ。

一方、授業中にもかかわらず、微微(ウェイウェイ)が高級車から降りてくる画像を見ながら微微(ウェイウェイ)との会話を思い出してはニヤけるツァオ・グァン。翌朝、ジョギングする微微(ウェイウェイ)を待ち伏せ、謝罪と称して微微(ウェイウェイ)を食事に誘うも、断られてしまう。反省したなら必要ないと。「でも後悔はない」と心の声がつい漏れてしまうツァオ・グァン。(一時、微微(ウェイウェイ)を怒らせてしまったとは言え、こうしてお近づきになれたのだからむしろ良かった、ってことなのでしょう。)
「いや、誤解がとけてよかったと思って」と握手の手を差し出すも、握っては貰えず。
自分には気持ちはないと悟るツァオ・グァンだが、諦めきれずに「彼氏はいる?」と聞く。「いないわ。付き合う気もないし。」と答え、走り去る微微(ウェイウェイ)。

ツァオ・グァンが去るのを少し離れたところから確認し、安堵していると、目の前にシャオ・ナイの走る姿が。しかもこっちをチラ見。驚いてとっさに逆走してしまう微微(ウェイウェイ)。

場面変わって、始業に遅れ、こっそりと教室に入るアルシー。自分がキープしていた席に辿り着くも、ツァオ・グァンが座っている。自分がキープしてた席だからどいてくれと言うが、俺が先だと言って譲らない。
仕方なく、奥に詰めてくれないならせめて中に入れてと、お願いし、なんとか席にありつけたものの、椅子が壊れていることを知る。なかなか落ち着けない椅子にどうにか座ろうと悪戦苦闘していると、それを横で見ているツァオ・グァンにしつこくからかわれ、耐えられずツァオ・グァンを蹴飛ばしてしまうアルシー。
大声でケンカする二人は教授に怒られてしまう。
部屋に帰ってきて、アルシーはツァオ・グァンとのことを微微(ウェイウェイ)に報告する。

ゲームにログインした微微(ウェイウェイ)は、真水無香と一笑奈何(いっしょうないか)の決闘を知り、急いで見に行くと、すでに人だかりが。
いつもの仲間の元へ行き、なぜ奈何と真水無香が対決しているのかと問うと、例の動画の件だという。ここでボコボコにしてレベル2つはダウンさせないとゲーム界の笑いものになるだろうと。
(ちなみに、対戦には2種類の方法があって、対決と決闘があるらしい。決闘は挑戦状を送るなど面倒な手続きがあり、かつ、負けるとレベルが1つ落ちて1レベル分の経験値が減るらしい。そして、レベルが高ければ高いほど、1レベル戻すのに必要な経験値が増えると・・・)
結局、奈何の圧勝で勝負はあっけなく終わる。(実際は、もうちょい一笑奈何が敵に対する冷徹ぶりを発揮している場面ですがここでは割愛。)
負けて「何が面白い」とと問う真水無香に「侮辱すれば報いを受ける」と答える一笑奈何。そう言われて真水無香は素直に負けを認め、動画を削除することを約束する。
自分もレベルを落としたし、恨みっこなしだ、という真水無香に、「削除してくれればいいの」とだけ答える微微(ビビ)。

景色のいいところに連れていかれ、「本来は君の問題だ。だが、注目されすぎた時は早く決着した方がいい。」という一笑奈何の言葉に、グッと来ちゃう微微(ビビ)。(日本語訳だけ見てると??な言葉ですが、『本来は君の問題だ』ってあるので、きっと、それを自分の、または二人の問題として対処してくれている奈何にまいっちゃったのかな?)

現実世界での微微(ウェイウェイ)。図書館に勉強に来たのに心はまだログイン中なのか、一笑奈何(いっしょうないか)に言われた言葉を思い出しては、奈何のキャラをノートに描いちゃったり、なかなか心がこっちの世界に戻ってこれていない様子。(分かります。このドラマ見終わったときの私もそうでした。)

そしてシャオ・ナイ。朝のランニングで見かけた微微(ウェイウェイ)を反芻中。愚公に言われてはいたけど、改めて同じ学内に彼女がいること再認識し、もっと彼女を知りたい衝動を抑えられなくて微微(ウェイウェイ)の履修表を検索しちゃってます。(多分学校のシステムをハッキングしちゃったのでしょう。真水無香との対決終わりに、仲間たちが言ってた「もし削除しなかったら・・・ハッキング!ID削除!」って言ってたのは、この場面への布石かと思います。)

そしてこの、二人がいい感じの雰囲気でやっとご対面になるのか!?って匂わせといて、ツァオ・グァンがまた微微(ウェイウェイ)にしつこく接触。
微微(ウェイウェイ)は、迷惑に感じながらも、はっきり告白されてもいないためにツァオ・グァンを拒絶することもできないでいた。そして、微妙に断れないタイプの許可を求めて付きまとってきたり、部屋に電話までかけてくる始末のツァオ・グァン。(部屋の電話はアルシーが取ったので、怒って切ってくれた。)
微微(ウェイウェイ)が嫌がっているにも関わらず、微微(ウェイウェイ)を狙っているというツァオ・グァンに腹を立てたアルシーが(それでなくても別件でツァオ・グァンを不快に思っているのに)クールダウンのためか、ふと部屋の窓の外を見ていると、そこにシャオ・ナイの姿が。アルシーは、急にテンションが上がって甲高い声で微微(ウェイウェイ)を呼ぶ。
シャオ・ナイが手紙を渡そうとした女の子をちらりとも見ずによけて歩いていく、どんな女子にもツレない姿をみた微微(ウェイウェイ)は、あることを思いつく。「男神の名を拝借するわ」と。

そんなことも知らずに、一人学食で昼食をとっている微微(ウェイウェイ)に近づくツァオ・グァン。「ここに座っても?」と。(きっと誰もいないテーブルで一人で昼食をとっていたのは、ツァオ・グァンをおびき寄せる罠でしょう。)そして、「時間ある?」と自ら誘う微微(ウェイウェイ)。その言葉にツァオ・グァンは喜んで付いていく。

覚悟を決めた微微(ウェイウェイ)は、自分から「あなたの気持ちは知っている」と切り出し、「でも、私たちは合わないと思う。ごめん。」とようやくはっきりとツァオ・グァンからの好意を断る。それでも食い下がるツァオ・グァンに、「実は好きな人がいる」と言ってシャオ・ナイの名前を持ち出す。何も言えなくなったツァオ・グァンを後にして立ち去る微微(ウェイウェイ)。そこに、学食にいたときから二人の会話を聞いて後を付けてきたナナが絡んでくる。落ち込んでいるツァオ・グァンに、なぜあんな女がいいんだ的なことを言ってきてイラつかせる。
はっきり断られてもなお諦めきれないツァオ・グァンが、新聞部の部室に戻ってからも微微(ウェイウェイ)の写真を眺めていると、部の友人二人に写真を取られ、からかわれる。だが、いつもと違って落ち込んでいる様子のツァオ・グァンに、「女を落とすには、まず意気投合すること。彼女の趣味を調べて、共通の話題と共通の趣味を作る」とアドバイスする。そのアドバイスを聞いたツァオ・グァンは、同じ授業を取る女子学生にある頼みごとをする。

微微(ウェイウェイ)との未来に活路を見出し、急に元気になったツァオ・グァンは、友人に誘われてバスケコートに向かう。向かった先のコートにはシャオ・ナイたちの姿が。



(4話感想)
4話では、うっかりツァオ・グァンの心を掴んでしまうウェイウェイです。全くイケメンに見えないツァオ・グァンがウェイウェイに付きまとってくるので、めっちゃイライラしまくる回です。

ヤン君の家からの帰りに、ツァオ・グァンと話しながら歩いている背景に赤い灯篭(?)が木にたくさん結び付けられていて綺麗です。
日本人は、桜をきれいと思う心がベースにあるからか、どっちかっていうと淡い色を綺麗だと思いがちですが、中国ドラマを見ていると、すごく鮮やかな赤い色が出てくることが多く、けっこうこの色が好きになりました。婚礼衣装とか。日本は宗教も食べ物も寛容な国で、チャペルで結婚式を挙げたり、クリスマスを祝ったりも関係ないけど、この中国式の結婚式だけはできないなーって、思います。(中国に行って式を挙げればできるのかもだけど、そういうサービス、あるのかな?)

同じシーンでツァオ・グァンが、ヤン君にゲームを教えるのはまだ早い、って言ってるけど、日本ではどっちかっていうと、ゲームをやらない大人からはゲームは子供がやるものっていう偏見があるような気がするんだけど、中国ではテレビゲームの普及が遅く、それを追い越すようにオンラインゲームが普及しちゃったからか、ゲームは子供のやるものではない、っていう認識なんだろうか?子供の頃から身近にゲームがすでにある日本人にはちょっと分からない感覚かも?10歳くらいで(ヤン君が実際何歳か分からないけど)ゲームはまだ早いって言われて、じゃあいつならいいんだよ!ってちょっと思っちゃいました。

ジョギングのシーンで、シャオ・ナイを見つけたウェイウェイが、急に振返って逆走するシーン。ここのウェイウェイの行動がちょっとだけ理解できない。ツァオ・グァンが自分に気があることを悟って、それとなくあしらった後で憧れの人が現れ、気まずい気持ちとか後ろめたさからなんだろうか。このドラマ、何回見てもこの部分の演出が謎。

一応2話から登場してはいましたが、ここに来て一笑奈何のメインの武器って「琴」なの!?って注目しちゃいます。仮面ライダー響かよ!って。中国ドラマではけっこう琴なのか筝(そう)なのか分からないけど、よく出てきます。良家のお嬢様の代名詞のような楽器。でも、武器になるのかよ、って思ってたら、「蘭陵王妃」ってドラマの敵役のオバさんの一人の武器がそれでした。琴をしゃらんっと弾くとなんか青白い光が飛んで行ってそれが相手にダメージを与える。物理的に弦を飛ばしてるのかと思ってたけど、無くならないので音の波動ってことなのかも?

一笑奈何と真水無香1ラウンドと2ラウンド目のインターバル中、相変わらず小雨妖妖の取り巻きたちは自分たちのことを棚に上げて非難してばかりだが、意外にも小雨妖妖が真水無香にかけた言葉は「たとえ負けてもあなたは私の英雄だわ」っていう、割といい言葉だった。勝負に負けて動画を削除することを約束する真水無香のセリフが、「動画は削除して別の作品を作る」となってますが、ここで、「別の作品を作る」って言葉が追加されていることによって、"次からは正々堂々と勝負する"と言っているように聞こえ、やっぱり実は憎めないキャラなのかな?っていうのを匂わせてる気がします。

愚公が、「九牛の一毛」の使い方間違ってない?って言われてる場面がありますが、この愚公のことわざや慣用句の言い間違い、使用誤り、もこのドラマの楽しいスパイスになってます。
「九牛の一毛」とは、たくさんの牛のなかの1本の毛、っていう意味で"とるに足らないこと"を意味するそう。こういう、あんまり日本では常用されないことわざとか慣用句とか漢詩や唐詩の比喩が出てきて意味を調べたりするのも、中国ドラマの楽しみの一つです。

どうでもいいんだけど、今回あらすじを書くにあたって、再度この4話を何度も見返していたら、決闘シーンの流れからこっち側のウェイウェイに戻ってきたときの横顔とかが、やや小林幸子に似てる気がして仕方なかった。ゲシュタルト崩壊の一種か。

そして、とうとうウェイウェイったら、一笑奈何に恋しちゃった?って場面でBGMにドラマ挿入歌。1話目のネットカフェでの初遭遇以来?ヤン・ヤンが歌っている「微微一笑很傾城」。読み方は分かりませんが、直訳すると「ウェイウェイの微笑みで世界が傾く」かな。傾城って聞くと、日本でも有名な楊貴妃を彷彿とさせるタイトルですが、ウェイウェイの笑顔が可愛すぎて、何も手につかなくなるっていうような意味だよね。
けっこうたくさんの韓国ドラマ、中国ドラマ見てますが、主題歌とか作中の曲を覚えているドラマはなぜか数えるくらいですが、このドラマのヤン・ヤンが歌う「微微一笑很傾城」もその一つです。(その他は、「トキメキ成均館スキャンダル」「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」「寵妃の秘密」「霜花の姫」とかそのくらいかな・・・)

ウェイウェイたちの部屋の窓の下を通りすぎるシャオ・ナイが、女の子の決死の告白も素通りしちゃう様子を見て、さすがのアルシーも告白女子に同情しちゃいますが、ウェイウェイとシャオ・ナイのカップリングを待ち望んでいる視聴者としては、けっこう爽快な場面です。
こっからちょっと分からないのが、ツァオ・グァンに自分を諦めさせるために「シャオ・ナイが好き」というのに、けっこう抵抗があって罪悪感を感じていること。これは誰に対する罪悪感なのか?遠くからシャオ・ナイを見てきゃあきゃあ言っているミーハーではあるけど、現実として告白してどうこうなる気はないのにツァオ・グァンに対して嘘をついてしまっていることなのか、ほんとはそんなに好きじゃないのに名前を持ち出して理由にしているシャオ・ナイに対するものなのか。もしくは、ちょっとずつ好意を自覚しはじめた一笑奈何に対するものなのか・・・。

3話目~4話目にかけて、現実の世界では、ツァオ・グァン/モン・イーラン/ナナ 対 微微(ウェイウェイ)、ゲーム上の世界では、真水無香/小雨妖妖/小雨妖妖の取り巻きたち 対 蘆葦微微(ロイ・ビビ)/一笑奈何(いっしょうないか)っていう構図を作り上げてる回、なのかな?そしてこれからちょっとずつ現実世界の微微(ウェイウェイ)にシャオ・ナイが加勢していく、っていう感じ?


シンデレラはオンライン中! 第5話あらすじネタバレ感想へ
シンデレラはオンライン中! 第3話あらすじネタバレ感想へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『シンデレラはオンライン中... | トップ | 『シンデレラはオンライン中... »

コメントを投稿

┗ シンデレラはオンライン中!」カテゴリの最新記事