信じられない できごと(T.T) その２

次の火曜日の朝

出勤しようと、いつも持っているバッグを持つとなんだか軽い。
あれ？と思って中を見ると「電子辞書」がない

夕べ、酔っていたのでバッグの中でなく、机の上に置いたかな？などと
探してみるが見あたらない。

きっとあの店のテーブルに置き忘れたんだ～～
私が日本人だとわかって、若い店長がカタコトの日本語で話しかけてくれたから
忘れ物に気がついていれば、私のだってわかってとっておいてくれるかな？
辞書片手にわいわいやっていたの、知っているし。
いやいや、次に座った人が持って行ってしまったことも考えられるし…
辞書がないとやっぱり不便だし、どうしようかなあ～
と、いろいろ思いながら午前中を過ごした。

お昼休みに、先生に電話してみると
前の晩、へべれけで帰った先生、まだボーーーーとしていて
しかも、友人達を呼び出したことしか覚えておらず
どこで飲んだのか、私が辞書を出したかどうかさえ覚えていなかった。。。

事情を話すと、呼び出した友人に連絡を取って、
そのお店に問い合わせてもらうということになった。
飲み屋さんなので、夕方からしか開店しないとのことで、
わかり次第連絡をもらうことになった。

６時頃、先生と先生友人の両方から
「電子手帳があった。心配しないで。」とのメールが入った。
うれし～～い！　奔走してくれた先生友人S氏　カムサハンミダ

前日の授業を食事会のために、延期していたので
７時頃、先生がうちにやってきた。
先生友人S氏が、何度もお店やら店長にやら電話してくれたのだそうだ。
“そのお店に取りに行くから、連絡先を教えてほしい”というと
“彼らには車があるので、取りに行ってもらってここに持ってきてもらいます”
と、こともなげにのたまう←ちょっとミチゲッタ

そして、授業が終わる８時半過ぎ、
本当に先生友人S氏とT氏が、うちまで届けに来てくれた

友人を待つ間に、済州島で撮った写真をテレビに映して先生と見ていた。
そこにやってきた友人も一緒になって済州島の写真を見た。

お礼しようと思ったけれど、すでに食事もしていたし、
前日、あれだけ飲んだので、その日はコーヒーだけ飲んでもらい、
後日、改めてお礼することにした。