心のドアをノックして *あいのひろ

あいのひろ学園主宰しています。心理カウンセラー・チャイルドセラピスト・アート・カラーセラピスト養成講座 開講してます。

小学生の心

2008-06-23 22:58:00 | 子供の心
「しにたい」という子がなんて多いことか。
に驚かされます。

よく、子供は親や先生を「試す」といいますが、
「しにたい」と言う事で、どういう反応をするのか
試しているのかもしれません。

でも「しにたい」と言って泣き出し、
頭を床に打ちつけたりして、
小さな背中を震わせて、
顔を真っ赤にして涙をぽろぽろ流してる子を見て、
それが大人を試しているようにはとても思えません。

心の叫びのように思えて、とても切なくなります。

私が出来ることは、
「大好きだから、そんなことしたら悲しいよ」
と抱きしめることしかない。
「そんなの絶対嘘だ」と言われても、何度も何度も
それを繰り返すことしか出来ません。

私は心から悲しくなります。
私がこの子に出来ることってあるんだろうか?
カウンセラーとかっていいながら、
私がこの子の役に立てることはあるんだろうか?

この子はこれから、生きる喜びを、
生きていたら星の数ほどある幸せを、
ちゃんと見つけていけるのだろうか。

私の頭からあの小さな震えた背中が離れない。
私は何が出来るんだろうか。


もんもんと夕食を作っていたら、

娘がトコトコとキッチンに入ってくる。

「ママ、抱っこして」

なんだか急に娘が愛しく感じて、
私が泣きそうになりながら、
娘をギューっと抱きしめました。

「ママはあなたが大好きなんだよ。
生まれてきてくれてありがとう。」

この子が今後、困難にぶつかったとき、
この言葉を思い出してくれるだろうか。
そんなことを願いながら。

娘を抱きながら、娘に抱かれた気持ちでした。

<今日の名言>

本当の愛とは、ただ、相手を受け入れること。
そして理解することです。

         by 江原啓之さん

相手を理解すること。気持ちを汲むこと。
今の私に必要なことなのかもしれません。

今日も私のブログに遊びに来ていただきどうもありがとうございます。
皆様にたくさんの生きる喜びが溢れますように。