心のドアをノックして *あいのひろ

あいのひろ学園主宰しています。心理カウンセラー・チャイルドセラピスト・アート・カラーセラピスト養成講座 開講してます。

人と人との交流 ~親から子供へ伝わる表現方法

2008-06-15 06:46:46 | 心のおはなし
人と人のやりとりには、2種類あります。

一つは
プラスの表現。
そして
マイナスの表現。
(心理学用語では表現をストロークといいます)


プラスの表現とは、
肯定的で、受け取ったときに嬉しいもの。
例えば褒める、話を聴く、微笑む、抱きしめる、大好きというなど

一方、
マイナスの表現とは、
否定的で、受け取ったときに嬉しくないもの。
例えば、怒る、馬鹿にする、悪口を言う、叩く、蹴るなど


私も時と場合と相手によって、
プラスの表現をしたり、マイナスの表現をしたりします。
でも、受け取るなら、プラスの表現の方を受け取りたい。

でもプラスの表現を放つと、プラスの表現が返って来る。
マイナスの表現を放つと、マイナスの表現が返って来る。

これ、基本のゴールデンルールです

子供を見てても、
友達に対してプラスの表現をする子は、やはり友達が多い。
例えば、「いれて」と自分から声をかけたり、
友達に「すごいね」と言える子。いつも笑顔の子。

でも一方で、
マイナスの表現で接っしてくる子に、
友達はどう接していいか分からないようです。
例えば、追いかけることで仲良くなろうとしたり、
攻撃することで反応をもらおうとしたり。
そういう表現には、やめてとか、きらいとか、
そういう返しになってしまいます。

マイナスの表現をする子は、
どう自分を表現をしていいのか分からないんだろうなと
見ていて思います。
友達に悲しい態度をとられた後、
自分から手を広げて私に抱きついてきたりするので、
きっとその子なりに傷ついているんだろうな。

親が、普段からプラスの表現をもらう子は、
プラスの表現ができるといいます。

でも親からマイナスの表現ばかりを受けていると、
マイナスの方法しか分からない場合がある。

人間は、プラスでも、たとえマイナスでも、交流を欲する動物です。
無視が一番辛い。
無視されるよりは、マイナスでもいいから交流が欲しい。

虐待される子が、あまり母親から逃げないのは、
それがたとえ暴力というマイナスの表現でも、
無視されるよりは嬉しいからです。

「マイナスの表現をもらいつづけた子供は、
マイナスの表現を欲するようになる」
とも聞きます。

もしかしたら、その親も、マイナスの表現を
もらい続けてきたのかもしれませんね。


私は、出来ればいつも、
子供にも、家族にも、友達にも、
プラスの表現を放っていたいな。

それは、
私の好きな言葉、
「与えることは、受け取ること。」
につながる。

自分にちゃんと返って来る。
プラスも、マイナスも。ね。



<今日の名言>

僕は君に愛されたという事実を
金ピカのバッチにして胸にはって
歩いていくんだよ
  
       by 銀色夏生さん

今日も私のブログに遊びに来ていただき、どうもありがとうございます。
皆様にたくさんの素敵な今日が過ごせますように。

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