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ドラマーhiro中川のブログ

セッションドラマーのhiro中川によるコラム、インフォメーション

8分と3連の中間のリズム

2023年01月20日 23時27分11秒 | レッスン
8分と3連の中間

50年代のロックンロールには8分と3連の中間のような独特なフィールがあります エルビス・プレスリー、チャック・ベリー、ヒューイ”ピアノ”スミス、リトル・リチャードetc

非常にコントロールが難しいですが、少し光が見えてきました ポピュラー音楽を知るうえでアメリカの50年代は非常に重要です(^^♪

JAILHOUSE ROCK (1957) - Elvis Presley - Classic Movie Musical Numbers

CHUCK BERRY : Johnny B. Goode (1958) HD

Huey (Piano) Smith & The Clowns - Don't You Just Know It (1958)

この頃から2拍、4拍を強調する「バックビート(アフタービート)」が誕生します 観客の手拍子が2,4拍ですね

Little Richard - Tutti Frutti (1956)


アンサンブルってなに? その一

2021年02月18日 22時38分48秒 | レッスン
最近特に気になる言葉 

「アンサンブル」

よく耳にするけど具体的に説明するとなると難しいですよね それを自分なりに掘り下げてみたいと思います

特に他のプレイヤーと一緒に演奏するときに使われます 一緒に演奏すれば、テンポが合ってれば成立すると思っていませんか?

「そんなこと言ったってパターン通りに演奏しているしテンポもメトロノームに合わせて一定になっている それ以上どうするんだ?」

と思われる方も多いでしょう 一体何がいけないんですか?と

では問います 台本通りに演じている役者さんはいい役者さんですか? 良い役者さんとは自分の役柄になりきり、台本を自分の言葉のように演じれる人です

覚えたセリフをそのまま言って自分の言葉となりますか?特に舞台では予想もしないハプニングも起こりえます その場合でも台本通りに演じますか?

台本通りにしか演じれない役者はいわゆる「大根役者」って言いますよね 下手な役者を揶揄している言葉です

譜面を見ながら、または暗譜してその通りだけ演奏しているのは大根役者と同じなんです なぜかと言うと、そこには演奏している人同士の「会話」が無いからです

私たちの生活には予め決められた台本通りにすることって一日のうちそう多くはありません 電車に乗って通勤する、通学するのも毎日同じ時間であっても全く同じ人、同じ時間で動いているわけではありません その瞬間瞬間がほぼアドリブで成り立っています

会社や学校に行ってからもほぼアドリブで物事が進んでいきます なのに音楽を演奏している時だけアドリブが無いとすればそれは不自然です

ライブは予測不能なことがたくさん起こります 機材のトラブル、メンバーの行動、お客様のリアクションなどは実際起こってみないとわかりません

そんな時に自分が練習してきたことだけで成立するでしょうか? それは成立しません 

即座に対応できる臨機応変さは自分の中にある程度の余裕が必要です 演奏しながら共演者の演奏、ステージングを見てフィーリング、自分の出す音量の調整、パターンも即座に変えれる適応力が求められます 

じゃあどうしたらいいか?それを余裕ある状態になる為の技術の習得、そして何より「経験」が必要です

その経験は出来るだけ即興の場で磨くことが大事です いわゆる「セッション」ですね ブルースやジャズなどの仕込みが出来ない音楽でやるのが一番です

ジャズのビッグバンドは譜面もあり、ほぼ初見でしかも会話をする必要があるので難易度が高い音楽と言えます

でもそれだとハードルが高い、という人も多いと思います そういう方には仕込みが出来る特定の音楽やバンドのセッションも都内には多数あります

でも出来るだけ練習したパターン以外のことをしてください それが「会話」だと思うのです

例えばTOTOのジョージ―・ポージーをセッションですることになった時、必ずハイハットを片手16分にする必要はありません 原曲より速いテンポでスタートすることもあるでしょう

16分で叩かなくても8分でそのフィーリングが出せれば音楽として成立しているのです 極端に言えば4分音符だけでもフィーリングが出ていれば成立します(ここについてはその二で改めて説明します)

予想外のことが起きた時にホントの会話が出来るのだと思っています そしてそれこそが共演することの一番の楽しさだと思うのです

音源と合わせるだけじゃなく、是と共演して会話してください そのためのツールの一つがドラムセットなのですから・・





タム無し同好会Vo.1終了しました!

2020年02月20日 09時20分24秒 | レッスン


2月11日(火祝)にタムを使わずに演奏することを目的とする

「タム無し同好会」というものを発足してその第一回が赤羽スタジオフェイスにて行われました

電車でドラムセットを運ぶ会というのが某SNSにありまして、電車で気軽に運ぶためには大きさと重量がネックになるわけです 

そうするとタムを持っていくのが無理なことが多いので、ならばタム無しでどうやってカバーしたらいいのか模索し始めました そこで持ち運びドラムの達人、林さんとタム無しでライブをやっているスズキトシオさんをホストに迎えて色々考えていることを研究し合う会をやってみたくなったわけです

そしてSNSで呼びかけをしたところ、途中で募集を打ち切るくらい予想以上の反響となり、スタジオは満杯状態でした!

ゲストにはドラマー仲間である英太郎さん、辻岡さん、米元さん等たくさん来ていただきました!その様子をダイジェスト動画として下記からご覧になれます


終了してわかったのはそれぞれが様々な理由でタム無しで演奏していることです 

僕はポータブルにするためにタム無しでしたがそれ以外の理由も様々なんだなぁと 

非常に楽しく、ためになった同好会でした! また近いうち第二回を開催したいと思います(^^)

Samsun Cymbals のエンドース契約致しました

2019年12月19日 10時52分05秒 | レッスン

HPに私の情報が載っていたので告知します

 Samsun(愛称サムシン)Cymbalsとエンドース契約させて頂きました 

韓国の某企業ではなくw トルコの職人が作っている素晴らしいメーカーです! 都内一部のスタジオでも試奏できます 詳しくはHPで ぜひご覧ください! 


Samsun Cymbals Brilliant T Crash 18" 


D.I.M.Live 2019 終了しました!

2019年10月21日 10時12分28秒 | レッスン
スクールの年に一度のメインイベントで発表会、D.I.M. Live 2019 が開催されました!

今年は台風19号により沢山の被害が出ました。当スクールも19号でリハーサルが中止になってしまい、どうしようかと思っていたら開催場所のビルの上がリハーサルスタジオだったことを思い出し、本番の朝に選抜させて頂いてリハーサルを行いました。ぶっつけ本番になってしまった生徒様には大変申し訳なく思っております。



ギリでリハーサルも終わり、そして本番がスタート!!







やりきった!感無量。。本番が中止にならなくて良かった!!

今年は1年未満の経験者の参加者が非常に多かったです。そして発表会経験者のスキルの向上が目覚ましく、とても嬉しかった!!参加者、見学者、サポートメンバー、講師陣本当にお疲れ様でした!