以前から何度もスタントン・ムーアについて書いているが今回このDVDを見てさらにリスペクトを強めました。改めて彼のスキル、分析力にただただ驚愕です。
まだ全部を見ていないし（それだけ内容が物凄くある）米国より取り寄せたので字幕がないのがキツイが、主にファンク・ドラミングとそのドラマーと曲を実演しながら説明しています。
ジョセフ”ジガブー”モリエステ、クライド・スタブルフィールド、ジョン”ジャボ”スタークスのプレイを主に、マーク・クラークやスティーヴ・ガッド、等プレイしているのですが、脅威の解析力で再現しています。
特にCDの聞き取れにくいゴースト・ノート、それがハットなのかスネアなのかなどを徹底的に聞き取り、映像からグリップの持ち方、グルーヴやタッチを叩き分けて非常に高度なスキルで表現しているのが凄い。特にJBの「Mother Popcorn」での左手にはまいった。。
クライドがやっていたのを再現したんだろうけど、それを見事にやってしまうスタントン。「Funky Drummer」の右手も見事に再現。どう見てもスタントンのほうがうまい。RLRR LRRLという手順の驚異的な早さ・・・
彼はいわゆるグルーヴを追求しているドラマーで、自分自身グルーヴ系ドラマーが大好きだし、自分もそうなりたいと切に願っているわけですが、ここまでグルーヴに驚異的な４ウエイをやられてしまうと頭が上がりません。
テリー・ボジオなどのプレイとは表現の仕方が違うが、違うだけで４ウエイのスキルはスタイルに関係なく絶対に必要なんだ、と。特にスタントンはそのしなやかなグルーヴ、ダイナミクスをモーラを駆使して表現していると思います。このDVDは一生かけて練習していくだけのメニューが詰め込まれています。
で、彼をリスペクトして彼のソロアルバムの曲をやるライブがありますｗ
２月２５日（金） 川口キャバリーノ
http://www.live-cavallino.com/
Open 19:00 Start 19:45 チャージ５００円＋オーダー（フライデーナイトというお店の企画で格安のチャージです）
Wayo-fu というバンドです。
Ko Jam - Wayo-fu Live @ Omiya Cafe Lamp
村上慎也（G）藤本真也（B）渡辺傑（T.Sax）吉野ユウヤ（Key）中川広（Dr）
他にはメンバーのオリジナルなど盛りだくさん。ぜひ足を運んでくださいまし！
