ドラマーhiro中川のブログ

セッションドラマーのhiro中川によるコラム、インフォメーション

合格おめでとうございます!

2013年07月23日 13時20分19秒 | レッスン
中川です。


6月23日、初のドラム検定試験無事終了いたしました。それぞれが5級~1級までを自分で選んで受験しました。

受験者11名、合格者7名でした。

そして合格者全員の写真をこちらに掲載します。おめでとうございます!

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受験者の皆様から頂いた感想は

「楽しかった」

「合格出来て嬉しい」

「自分の苦手な部分がよくわかった」

「モチベーションが上がった」


など合格者もそうじゃなかった人からも大変良いご意見をいただけました。

上達していけばいくほど自分を客観的に見ることは難しくなります。それを自分で自覚出来ることがこの検定試験の主旨なのです。

来年も実施しますので、合格者は次の級を、合格出来なかった方はリベンジを、今年受けなかった方は来年是非受験していただきたいです。

お疲れ様でした!


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エクストリームメタルドラミングのすすめ

2013年07月13日 10時40分35秒 | レッスン
当スクールの講師、高木氏の記事です。




ブログの方では始めましてですね、DIMツーバス担当(?)の高木です。


さて、今回はエクストリームメタルドラミングについてお話します。
初回の記事ですので、主に今までメタルに縁のなかった人へ向けて書いていきます。


「とにかくもっと早く叩きたいんじゃい!」というメタルヘッズの皆さんも、今一度メタルドラミングの素晴らしさを確認する意味で読んでいただければと思います。



さてさて、エクストリームメタルドラミング(長い)とは何ぞや?と。


EXTREME:「極限」「極度」「過激」


そう、まさに「過激」なメタルです。(そのまんま笑)



では、どう過激なの?



Flo Mounier rehearsing Phobophile


はい。


速い!!!

うるさい!!!

意味がわからない!!!


これがエクストリームメタルドラミングです 笑


好きな方もそうでない方も、とりあえず
「なんかすごい」
ことは感じていただけたと思います。


さて、では何がどうなってすごいのでしょう?


色々なテクニックで成立しているスタイルですが、まず特筆すべきは
「ブラストビート」です。


メタルと名のつくジャンル以外では絶対に聴くことのないビートですね!

↓(1:37あたりがわかりやすいです)

George Kollias 200 BPM to 280 BPM (complete !)



「ただ滅茶苦茶に連打してるだけじゃん!」


いえいえ、そんなことはありません。


最もポピュラーなブラストビートのパターンを譜面にしてみましょう。

$D.I.M.Drum school ブログ




なんか真っ黒ですね笑



バスドラムが16分音符、両手がライド(orハイハット)とスネアを交互に32分音符…

これがブラストビートです!!!


れっきとした「ビート」ですので、決して滅茶苦茶なワケではないのですね。




え?自分には必要ない?



まぁまぁ、そう言わずに笑



皆さん、最も日常的に使い、かつ最も習得が難しいルーディメンツが何かご存知ですか?


「シングルストローク」

です。


スティックを持ったその日から誰もが使うテクニックです。


ですがこれを「早く」かつ「正確」に叩くことは至難を極めます。



そしてこのシングルストロークを極めることで、「早さ」以外の様々な恩恵を得ることができます。


それは「脱力」「コントロール」「持続力」です。


脱力することでスムーズに動き、スムーズに動くことで細かい感覚をコントロールでき、最適にコントロールされた動きが持続力を生むのです。


そこに実演奏のテンポやジャンルは関係ありません。




どうです?

シングルストロークすごいでしょ笑



極論、エクストリームメタルドラミングとはシングルストロークの実演奏における完成系です。


確かに「フレーズ」としてみたら、ポップス好きな人がブラストビートを演奏することはほぼ無いかもしれません。


ですが、「細かい音符を早いテンポで持続して叩ける」(シングルストロークに特化する)ことは決して無駄にはなりません。


「やかましい!」と聴かずに放置してしまうには、あまりに惜しいジャンルではないでしょうか。


興味のなかった方は、是非この機会にエクストリームメタルドラミングに耳を傾けてみてくださいね。



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曲の中に入る

2013年07月13日 10時37分34秒 | レッスン
当スクールの講師、深見氏の記事です。



深見です。

先日、お世話になっているライブハウスにバンドの演奏をマンツーマンで見てもらう機会がありました。

その方は元プロのドラマーで郷ひろみさんのバックでやった程の方です。

その時、指摘してもらったのが


「曲の中に入る」


と言う事でした。

他のパートに自分が合わせにいくのではなく、曲の中で自分の居場所を見つけて音を鳴らすイメージ。

最初はピンとこなかったけど、それを意識して演奏しているうちに段々分かってきた気がします。

他のパートの人も人間、完璧にずっと同じリズムを維持するのなんて不可能で、速くなったり遅くなったり、大きくなったり小さくなったり、常にしていると思います。

「ギターやベース等、他のパートのここの音にバスドラやスネアを合わせる」と点で合わせる事を意識しすぎてしまうと、バスドラやスネアが前に行ったり後ろに行ったり、気全体通して聴いた時に気持ちのいいリズムにはならないと思います。

また、ドラマーのリズムが悪いと他のパートもドラムにのっかりにくくなります。

これでは気持ちのいい音楽なんてできないてすよね。

他の楽器が鳴っている中で自分が最高のリズムを出して、他の楽器にも気持ちよくのっかってもらう。

これが出来てみんなが気持ちよくなってそれが聴いてるお客さんにも伝わると「イェーイ」と最高の気持ちになれると思います。

そうなってしまうと、他のパートが走ってようが自分が走ってようが全く気にならなくなります。

逆に言うと他のパートや自分が走ってると少しでも演奏中に思ってしまっているという事は本当に気持ちよくなれていないと言う事ですね。

演奏が走ったりモタったりで悩んでいる方は是非一度、「曲の中に入る」という事を意識してみてはいかがでしょうか?

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ビートの違いを4分で表現するには(動画あり)

2013年07月05日 01時45分20秒 | レッスン
音楽を演奏するとき、その曲のパターンを聴くことになります。パターンをコピーする際、その手順をコピーすることになるわけですが、そこで最も大事なことを下記に記載します。

手順に踊らされるな、縛られるな

ということです。コピーをするのに踊らされるな、というのも変に感じるかもしれません。その曲のパターンはその人が考えたものであり、自分ならどうやるか、という発想が必要です。ドラムのスキルも当然違いがあります。大事なのは曲を演奏することであり、音階もないドラムではパターンを忠実に演奏することは重要ではないのです。

現存する音楽の殆どは4分音符が基準になっています。ただし、同じ4分音符でも音符の中身は違います。

8ビートであれば8部音符、バラードなら3連譜、16ビートなら16分音符というように4分音符の中にそれらの音符が入っています。

そしてこれらの音符の時間軸を作る為にはそれぞれの音符の最後の音符に鍵があります。

4分音符の色々な感じ方


この動画を見ていただくと、一見すべてが同じように見えるかもしれません。しかしスティックの先端、腕の動きを見ていただけるとその違いがわかると思います。クリックを裏で聴くところを見るとクリックのところから加速して叩いているのがわかると思います。

4分音符の中に流れている音符が違うとその音符の最後のところから振り下ろされているのがわかります。これがビートの違いとなるのです。8分音符は8分の裏から、3連符は3連の3つ目から、16分音符は16分の4つ目から急速に加速します。リズムというのは時間軸ですが、その流れは一定ではないのです。

それぞれのビートの時間軸が1拍ごとに行われながら1,3拍にアップビート、2,4拍ごとにダウンビートとなっています。ハーフタイム、サンバ、レゲエなら3拍目がダウンビートとなります。

こういう視点で聴くとその音楽のビートを掴むのが早くなり、アンサンブル能力が格段にアップします。普段親しんでいる音楽ではこれを無意識にやっているケースが多いです。

無意識にやっていることを意識して出来るようになると世界が変わります。是非意識してやってみてください(=⌒▽⌒=)

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