またまた書いてしまいました。
前回で思った以上に反響があり、自分が一番ビックリしています。といって調子に乗ると次は駄目だったりしますがw
今回は前回よりもう少し具体的な内容で書いてみたいと思います。今回も自分の事は棚の上に置いておいて、という事をご理解ください。
私自身も含め、フリーで活動しているドラマーにとって一番大事なもの。それはどれだけその音楽の本質を短時間で見極められるか、ということになると思います。
今まで色々な現場をやりましたが、大概ひとつの現場で曲全体中の1、2曲は自分があまり聴いてこなかった、または苦手な曲が出てくることがあります。
世の中にはさまざまな音楽があり、ドラマーは表現者であるヴォーカリストやソリストの伴奏をするというのが基本的な立ち位置になりますので、必ずしも自分の得意なものだけとは限りません。
■彼らの表現する世界観にどれだけ理解が出来るか
ドラムとしての役割はその音楽のビートやグルーヴ。着地点や出発点をすぐに理解し、キャッチする力が必要です。そして現時点で自分が気持ちよく演奏出来る手順、パターンを考え、元の音源のプレイに影響されないようにしなければなりません。パターンが8ビートでもグルーヴは16ビートや16のシャッフルだったりします。極端にいえば4分音符を叩いているだけでも根底に流れているパルスを感じていれば8にも3連にも16にもなります。
■歌の伴奏の場合は歌をよく聴く
これが意外と出来ない人がいます。歌とドラムの呼吸が合わないとバンドそのものが成り立ちません。歌詞や歌のブレスする部分なども確認しておきましょう。
上記のことが出来ないといくらテクニックがあっても仕事にはなりません。逆にテクニックに少し不備があっても上記の事をしっかり出来る人には仕事になります。
先日、ある同業者のヴォーカリストとのお話で、自分のバンドのドラマーに不満があるようで、その不満とは
1拍目が聴こえてこない時がある
これは音に出てないというわけではなく、感じていないんじゃないか、と。それと上記に書いたように自分の歌をあまり聴いてないんじゃないか、ということでした。
それを本人に言おうかどうか迷っているみたいでした。僕は「ぜひ言ってあげてください!」と言いました。そのドラマーはまだ20代前半、ルーキーです。まだまだ経験不足だし、本質もハッキリと見えてないかもしれません。20代なんて先輩から言われているうちが華。言って聞かなければそこまでだったということになるでしょう。
ビートを正確に表現するにはフォームや体の動かし方も見直す必要があります。頭の中で素晴らしいビートが鳴っていてもそれを表現する体が連動していなかったら・・・特に年配の方は体の稼動部分が狭くなっているため、ちゃんと表現しきれない部分があることも事実です。
そういった、教本だけでは伝えられない部分を言葉で具現化するべく我々は日々研究しています。ただ手順だけを覚えて出来ました、という内容ではありません。もちろん趣味でやっている方も方向性は一緒です。いいドラマーになりたい方、体験レッスンは随時行っています。ご連絡おまちしています(=⌒▽⌒=)
D.I.M.Drumschool
赤羽・越谷・岩槻・さいたま市・川越・所沢・田無・柏・朝霞台、音大受験、通信レッスンでのドラムスクールなら、D.I.M.ドラムスクールです。体験レッスン受付中!
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今回は前回よりもう少し具体的な内容で書いてみたいと思います。今回も自分の事は棚の上に置いておいて、という事をご理解ください。
私自身も含め、フリーで活動しているドラマーにとって一番大事なもの。それはどれだけその音楽の本質を短時間で見極められるか、ということになると思います。
今まで色々な現場をやりましたが、大概ひとつの現場で曲全体中の1、2曲は自分があまり聴いてこなかった、または苦手な曲が出てくることがあります。
世の中にはさまざまな音楽があり、ドラマーは表現者であるヴォーカリストやソリストの伴奏をするというのが基本的な立ち位置になりますので、必ずしも自分の得意なものだけとは限りません。
■彼らの表現する世界観にどれだけ理解が出来るか
ドラムとしての役割はその音楽のビートやグルーヴ。着地点や出発点をすぐに理解し、キャッチする力が必要です。そして現時点で自分が気持ちよく演奏出来る手順、パターンを考え、元の音源のプレイに影響されないようにしなければなりません。パターンが8ビートでもグルーヴは16ビートや16のシャッフルだったりします。極端にいえば4分音符を叩いているだけでも根底に流れているパルスを感じていれば8にも3連にも16にもなります。
■歌の伴奏の場合は歌をよく聴く
これが意外と出来ない人がいます。歌とドラムの呼吸が合わないとバンドそのものが成り立ちません。歌詞や歌のブレスする部分なども確認しておきましょう。
上記のことが出来ないといくらテクニックがあっても仕事にはなりません。逆にテクニックに少し不備があっても上記の事をしっかり出来る人には仕事になります。
先日、ある同業者のヴォーカリストとのお話で、自分のバンドのドラマーに不満があるようで、その不満とは
1拍目が聴こえてこない時がある
これは音に出てないというわけではなく、感じていないんじゃないか、と。それと上記に書いたように自分の歌をあまり聴いてないんじゃないか、ということでした。
それを本人に言おうかどうか迷っているみたいでした。僕は「ぜひ言ってあげてください!」と言いました。そのドラマーはまだ20代前半、ルーキーです。まだまだ経験不足だし、本質もハッキリと見えてないかもしれません。20代なんて先輩から言われているうちが華。言って聞かなければそこまでだったということになるでしょう。
ビートを正確に表現するにはフォームや体の動かし方も見直す必要があります。頭の中で素晴らしいビートが鳴っていてもそれを表現する体が連動していなかったら・・・特に年配の方は体の稼動部分が狭くなっているため、ちゃんと表現しきれない部分があることも事実です。
そういった、教本だけでは伝えられない部分を言葉で具現化するべく我々は日々研究しています。ただ手順だけを覚えて出来ました、という内容ではありません。もちろん趣味でやっている方も方向性は一緒です。いいドラマーになりたい方、体験レッスンは随時行っています。ご連絡おまちしています(=⌒▽⌒=)
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