「風の見える丘」 スタジオ・あいづ暮らし!

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憲法は国家権力を制限するもの

2013年03月23日 | インポート
自民党は昨年4月27日、「日本国憲法改正草案」を発表しました
その内容は、現在の憲法を根幹から変えてしまうような重大な論点が盛り込まれています
改憲を主張する勢力が衆議院の三分の二の議席を占め、安倍首相も公然と「憲法改正」の実現を表明しています
しかしどうでしょう・・・
「草案」の大きな問題点は人類の英知ともいえる立憲主義を否定しています
立憲主義とは個人の人権を守るために、憲法が国家権力を制限するものです
つまり、憲法は主権者である国民が国家に対し自分たちの権利・自由を守るように指示した「命令書」です
・・・「草案」では国家が国民に様々な義務を押しつけています・・・本来それは法律がやることで
憲法が法律に成り下がっている
国民の皆様は・・・どう感じているのかな?
僕自身、日本国憲法と「草案」をしっかりと見比べないと・・・大変な事になりそうだ
そのためには、これまでにない発想で市民が草の根から声を上げていく、柔らかで、緩やかな運動が必要・・・
「憲法って一人ひとりが幸せになることを保障するものだよ」という呼びかけを、大いに広げていきたいと思う