Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

ケフェウス座sh2-140周辺の領域

2017年10月29日 | ε130D
10月26日の遠征は、車中からパソコンを監視するための無線LAN環境のテストも成就しましたので、月没後は本チャンの撮影にトライしました。
曇天になる予報まで2時間です。撮影の対象は星々が美しい「ケフェウス座のsh2-140周辺の領域」です。有名ブロガーの方の写真を見てため息をついていた領域です。

撮影は、予報通り途中に雲が去来、細切れに移動してきて上空で薄くなり消えていくが、こういう時に限って撮影対象の領域に居座り、撮影させてもらえません。
それでも待つこと約40分、雲は消えて今度は快晴となっていきました。
撮影は順調で、PHDガイディングは眠くなるくらい超安定していて、車内のモニターで一コマづつ撮影が上がってくる画像をチェックして・・楽ちん過ぎてちょっと仮眠(笑)。

この位置です。(Stellanavigator10) 子午線を経過して撮影


Stellanavigator10ではsh2-140の外、sh2-145 sh2-150 sh2-141が写っているはずです。薄かったり小さかったりで、どれがそれかははっきりとしませんが。

2017.10.26 22:13~撮影  撮影地:seranisutyou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:6分×26コマ(156分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング

画像処理では苦労しました。露出は2時間36分ですが、まだ足りません。長時間露出での課題も・・・・若干の視野回転が見られた。
極軸設定か?たぶん今回は曇った時に接眼回転部ロックノブに触ったのがアウトかな?回してないとは思うが・・・微妙に動いている?
なので合成処理はStellaimage7でひとコマづつ確認しながらコンポジットを行ったこともあり、この対象処理に5時間あまりかけてしまって、あぁ~~~疲れました。
赤ものが主ですが、何も被っていない場所はなくて、バックの色調は今だ悩んでいます。



深夜1時を過ぎてもまずまずの夜空です曇る気配がなくなってきました。
同行の星友yさんも、「明日は無理なので続けてやりますか?」って話になり望遠鏡の向きを変えることにしました。



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2 コメント

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こんばんは (yotoumushi555)
2017-10-29 20:29:48
イプシロンの星像はすばらしいですね。画像処理もドギツクなくてとても良いです。
やはりきれいに調整された反射系はすばらしい。ネット上でこれだからプリントもっときれいでしょう。是非拝見したいです!
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yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2017-10-29 21:27:26
性能は流石だと思います。フルサイズデジカメ6Dとの組合せで一層良くなり反射系にも魅了されています。
画像処理の腕はまだまだです、これはGの支配が強いと思っていますが上手く調整できずにいます。
プリントのことは思いもしていませんでした。近いうちにやってみます。
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