あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
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さざ波や風の香りの相拍子   芭蕉

2009-06-28 04:37:06 | 日記
神代植物園

花は歩きながら発見し
近づき
あちこちと花の周辺を周り
花が花らしく見える場所を見つける
カメラをもっていると
できあがりの写真を想定してみてしまう。
それがいいことかどうか・・・・・

花は見る人の心の持ち方でしか見えない。
だから、同じものを見ていても
同じではない。
ある人はきれいな花の前を素通りする。
「あの花は・・・」と声をかけても
「何?」と言って
全く気付かない人もいる。

・・・・・・・・・・

今日の芭蕉

さざ波や風の香りの相拍子   芭蕉

湖岸にひたひたと打ちよせるさざ波の音は、あたかも涼しく薫風に相拍子をうっているようである。能役者である主人に対する挨拶。

古典的教養と弟子に対する挨拶などを絡めた作品は
関係者や傍にいるもの、あるいか日記等で確認する人でなければ理解できない。
芭蕉の句の大部分はそのような特徴を持っていますね。
そのような探す楽しみ
裏を読む楽しみかもしれませんが
今の私にはめんどくさいが先にです。

・・・・・・・・・・・・・

朝の風

見えないのにそれと感じる
朝の野原を吹き抜ける風のような・・・・

それがいい。

見えるって恥ずかしいことなのです。

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