★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「ボン・ヴォヤージュ」

2006-02-10 03:38:01 | 映画(は行)
年齢不詳!!のフランス女優、イザベル・アジャーニ主演。
いやいや、お年のわりにオチャメな表情が実にステキ・・・という事。
2003年製作のロマンティック・コメディ・サスペンス、115分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1940年のパリ。
人気女優のヴィヴィアンヌは男の視線クギ付け状態のモテモテ。
つきまとわれてた男を殺してしまっても、
幼なじみの男オジェが身代わりになってくれたり・・・。
丁度ドイツ軍がパリに侵攻してきた時で、みんなパリから非難。
彼女は大臣にお願い・お願いしてボルドーのホテルをキープ。
逃げ惑う市民をよそに、悠々自適な生き方。
でも、大臣もそれどころじゃなくなると、やっぱりオジェのもとへ・・
この映画、ストーリーからすると、オジェ中心の展開なんだよね。
彼には、ボルドーに逃げる途中で知り合った教授と女助手が助けを求めてくる。
原爆の元になる「重水」を国外に持ち出したいと・・
彼女のつてで大臣にお願いしても船の都合がつかず・・・
ドイツのスバイが次第に居場所を付き止めはじめ・・・
追われることに・・
オジェはヴィヴィアンヌと田舎地方に逃げるか・・
教授と助手を船まで送るか・・・といった時、
一応、ヴィヴィアンヌのほうを取る・・・やっぱ、幼なじみだしーー、
あの目・あのしぐさは男殺し・・・間違いなしっ。
でも、ドイツスパイに教授らの行き先がばれてしまった事を知ると、
一目散に追いかける。
まっ、コレが正解ですわなっ。
でも、ヴィヴィアンヌはさっさと優しくしてくれる記者とともに、パリに帰る事にする。
えっ、パリに???ドイツ軍がいるでしょ。
そう、この記者こそがドイツ軍のスパイだったのです。
そうとも知らずに、ビビリながらも旅を続けるヴィヴィリアンヌでした。
もちろん、オジェと女助手は生き延びて・・・
数年後、ドイツ軍への抵抗組織=レジスタンスとなって活動している・・・って話。
イザベル・アジャーニ抜きならば、普通の戦争サスペンス。
あの女優の、さっさと別の男に乗り換えちゃう身替りの早さがコミカル。
そして、彼女の存在感。
まさに大女優が大女優役を演じてる・・・って感じでした。
ちなみに、タイトル「ボン・ヴォヤージュ」は「よい旅を」という意味でした。
戦時中の話だから、ほとんど逃亡状況だったけどね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
一発で名前を覚えた彼女の作品は「イザベル・アジャーニの惑い」。
シャーリーズ・セロン主演の「トリコロールに燃えて」も同じ時代のパリが舞台でしたね。

という事で今回は
ビィビィリアンヌ度・・・
ほんと女優って、器用な生き物ですね・・・。

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1 コメント

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今年もよろしく♪ (D)
2007-01-12 22:17:56
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします!!

この作品。
いや~、女優ってさすがだなぁ~と感心。。
ヴィヴィアンヌの友人(?)の夫が言っていましたね、「彼女なら一人で切り抜けるさ」

ほんと、そうだと思いました!
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