
いつも観に行く「チネチッタ川崎」では上映されてなかったので・・・
今回はひらりん初見参の「109シネマズMM横浜」で観て来ました。
新しいシネコンなので、シートが馴染まず、ちょっと動くたびにミシミシいうのが気になったぁ。
この映画、主演はひらりん好みのショーン・ペン。
相変わらず、病んだ人間役がハマリまくりのオスカー俳優。
原題は「THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON」。
2004年製作のヒューマン・ドラマ、107分もの。
あらすじ
一年前から別居中の妻子がいる神経質な男、サム・ビッグ(ショーン・ペン)。
家庭を取り戻すために事務機具のセールスマンという定職に就く。
ガッ、そこの社長が超やな奴。
誠実に生きたいと願うサムの心を踏みにじるがごとく詐欺師まがいの商法。
サムは黒人の親友ボニーに愚痴なんかをこぼすが・・・
テレビにはいつもニクソン大統領の演説シーン。
社長いわく、ニクソンは「世界一の商売人」。
いつしか、サムの心にはニクソン大統領への憎悪の気持ちが芽生え始める。
ここからネタバレ注意↓(反転モード)
ショーン・ペンだから演じられるダメダメ人間。
心が病んだ人・・・いや誰もが心を病む可能性がある社会だったんですね。
ホント悪循環。
話は
離婚の確定通知書が届き、離婚確定・・・ショッッック。
(妻・マリー役のナオミ・ワッツも幸薄役が多いねっ。)
会社も辞めてしまい・・・無職・・・・ムショッッック。
親友ボニーとの共同事業も融資が下りず・・・
融資が下りないのは黒人差別のせいだ・・・なんて考えて
人種差別反対団体に寄付してみたり・・・
兄のタイヤ会社を騙そうとしたのがばれて勘当される・・・
どんどん落ちていく中で思いついたのが・・・大統領暗殺。
自分の存在がたとえ砂漠の中の一粒の砂でも・・・何かやらねば・・・
でもって飛行機をハイジャックしてホワイト・ハウスに突っ込む計画を立てる。
入念なシュミレーションをしたのに、けっこうな大仕事にビビリまくりのサム。
拳銃を隠すつもりで履いてた義足もなんのその・・・
猛ダッシュで入場ゲートを突破し、見事ハイジャック成功。
しかし、飛び立つまでも無く、反撃されちゃう・・・
あっけなく銃殺されてしまい・・・ジ・エンド。
という、転落まっさかさまストーリー。
まともに生きようとしても、真面目すぎたり、不器用だったり。
社会から疎外感を感じ、焦り、出てきた答えが暗殺計画。
実に胆略的だけど、これが追い詰められた人間の怖さなのかも。
この映画は1974年ごろの実話をもとにしたフィクション・ドラマ。
どの部分がフィクションなのかは解りませんが・・・
きっと大半が実話なのだと思います。
ここまでネタバレ注意↑
ショーン・ペンのダメダメ人間ぶりが好きな人のみオススメです。
ストーリーは、サプライズなしの成り行きどおり。
ということで今回は
ダメダメ人間度・・・★★★
S・ペンじゃなければ出来ない役だったと思います。
ところでひらりんも「人気ブログランキング(映画)」に参加しています。
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今回はひらりん初見参の「109シネマズMM横浜」で観て来ました。
新しいシネコンなので、シートが馴染まず、ちょっと動くたびにミシミシいうのが気になったぁ。
この映画、主演はひらりん好みのショーン・ペン。
相変わらず、病んだ人間役がハマリまくりのオスカー俳優。
原題は「THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON」。
2004年製作のヒューマン・ドラマ、107分もの。
あらすじ
一年前から別居中の妻子がいる神経質な男、サム・ビッグ(ショーン・ペン)。
家庭を取り戻すために事務機具のセールスマンという定職に就く。
ガッ、そこの社長が超やな奴。
誠実に生きたいと願うサムの心を踏みにじるがごとく詐欺師まがいの商法。
サムは黒人の親友ボニーに愚痴なんかをこぼすが・・・
テレビにはいつもニクソン大統領の演説シーン。
社長いわく、ニクソンは「世界一の商売人」。
いつしか、サムの心にはニクソン大統領への憎悪の気持ちが芽生え始める。
ここからネタバレ注意↓(反転モード)
ショーン・ペンだから演じられるダメダメ人間。
心が病んだ人・・・いや誰もが心を病む可能性がある社会だったんですね。
ホント悪循環。
話は
離婚の確定通知書が届き、離婚確定・・・ショッッック。
(妻・マリー役のナオミ・ワッツも幸薄役が多いねっ。)
会社も辞めてしまい・・・無職・・・・ムショッッック。
親友ボニーとの共同事業も融資が下りず・・・
融資が下りないのは黒人差別のせいだ・・・なんて考えて
人種差別反対団体に寄付してみたり・・・
兄のタイヤ会社を騙そうとしたのがばれて勘当される・・・
どんどん落ちていく中で思いついたのが・・・大統領暗殺。
自分の存在がたとえ砂漠の中の一粒の砂でも・・・何かやらねば・・・
でもって飛行機をハイジャックしてホワイト・ハウスに突っ込む計画を立てる。
入念なシュミレーションをしたのに、けっこうな大仕事にビビリまくりのサム。
拳銃を隠すつもりで履いてた義足もなんのその・・・
猛ダッシュで入場ゲートを突破し、見事ハイジャック成功。
しかし、飛び立つまでも無く、反撃されちゃう・・・
あっけなく銃殺されてしまい・・・ジ・エンド。
という、転落まっさかさまストーリー。
まともに生きようとしても、真面目すぎたり、不器用だったり。
社会から疎外感を感じ、焦り、出てきた答えが暗殺計画。
実に胆略的だけど、これが追い詰められた人間の怖さなのかも。
この映画は1974年ごろの実話をもとにしたフィクション・ドラマ。
どの部分がフィクションなのかは解りませんが・・・
きっと大半が実話なのだと思います。
ここまでネタバレ注意↑
ショーン・ペンのダメダメ人間ぶりが好きな人のみオススメです。
ストーリーは、サプライズなしの成り行きどおり。
ということで今回は
ダメダメ人間度・・・★★★
S・ペンじゃなければ出来ない役だったと思います。
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いい俳優になりましたね。
久しぶりに劇場で見てびっくりしました。
「21グラム」も彼ですよね? 見たかった。
私もこの映画みたさに片道6キロの道のりを自転車でぶっ飛ばして
隣町まで見に行きました♪
歩くオレンジさんもすごいですね。隣町ですか? 根性です。ぶっ飛ばした甲斐があったのでは?
できれば、劇場で観たいのですが・・・
時間との戦いです。(笑)
また遊びに来てくださ~い!!
こんにちは!
トラックバックありがとうございました。
「ショーン・ペンのダメダメ人間ぶりが好きな人
のみオススメ」とコメントされていて驚きました。
ショーン・ペン独特の(?)「目が笑っていない」
演技には、惹かれますね。でも怖い・・・(笑)
内面に寄り添えば 十分サムに肩入れしたくなる物語でしたが
現実に身近に こういうある意味で真面目な人間がいたら わたしはお付き合い出来るかしらン
暗殺へ気持ちが向かっていくシーン
居間で大きなソファに座って テレビの中のニクソンを見ている場面が とても印象的です
ほんと、無職って、ムムムショック。。私も上司に不当に?職を追われたりしたら、こういう思考回路にならないとも限らないのでは、と怖いです。
ショーン・ペンは、演技が秀逸なだけでなく、イラクやイランに行ったりする社会派なところも好きです。
賛否両論はあると思いますが、自分の信条を打ち出して行動できる人はかっこいいと感じます。
何だかいつも同じ挨拶……すんません。
ショーン・ペン好きなんですね。
サムの孤独を過剰にならない演技で上手く演じていました。
良い役者です。
私はこの映画に共感はできませんでした。あまりにも自分の中の問題を解決しようとせずに、社会のせい、彼の環境のせいにするのはどうかと思いました。
確かに、サムのような人間はいますが、あまりにも監督らの演出が極端すぎたと感じるのは私だけでしょうか? あれで、テロを起こそうとしたことに対して、何が共感できますか? 本当のテロリストがそんなお粗末な理由にたいして怒るでしょう。
昔はブチ切れ男ばかりだったのに、最近の彼はすっかり演技派で、惹き込まれちゃいますね
ショーンってちょっと精神的に参っちゃってる雰囲気でまくりでしたねw
内容はお世辞にも褒められたモノではありませんが、純粋にショーンという人物のすごさを見るには良い映画だったと思います。