★「オール・ザ・キングスメン」

<2007/A72/S40>←今年劇場鑑賞４０本目。
今週の平日休みは「ＴＯＨＯシネマズ川崎」で２本いや３本。
１本目の作品に短編アニメが同時上映されてたから。

この映画も１９４９年作の同名映画のリメイク。
オスカー３部門受賞の名作らしいが、ひらりんは勿論未見。
主演は、心病んでる人間を演じさせたらピカイチのショーン・ペン。
共演は、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット・・・って、
この二人、こないだ見た「ホリデイ」では兄妹役でしたね。
２００６年製作の政治系ドラマ、１２８分もの。

あらすじ
１９４９年ルイジアナ州メーソン市。
主人公のウィリー・スタークは郡の出納官。
正義感の強いスタークは、役人の汚職を告発・・職を追われるハメに。
しかし、その汚職が元で事故が発生、一躍スタークは時の人に。
この記事を書いたのが、クロニクル紙の新聞記者ジャック・バーデン。
上流階級の出身の彼は、密かに彼に密着取材していた。
スタークは役人の勧めもあって、知事選に立候補・・・
しかし、それは対立候補の票を割る為の当て馬候補としてだった・・・

ココからネタバレ注意↓
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いやいや眠かった・・・
基本的にショーン・ペン好きなひらりんだから、注目して観に来たけど・・・
政治モノだからね・・・。
記事書くのが遅れてしまってるのもあるけど、だいぶ内容を忘れてるぅ。
うる覚えで、書き出してみると・・
当て馬候補と知り、俄然ヤル気になっちゃったショーン・ペン。
日頃私生活でも政治的発言が多いらしいが・・・
実に熱のこもった演説で民衆にアピール・・・
きっとこのシーンを撮りたかったんでしょう・・・ショーン・ペンは。
汚職がらみの選挙では、新人候補の清新さがウケるのです。
見事知事に当選・・・でも、議会や経済界には敵だらけ・・・まるで、宮崎県知事みたい。
しかし、五年後には絶大な力を持つ事になるウィリー・スターク知事。
しかし、彼もまた、金まみれ・愛人まみれになっていた。
揉み消してたのが、記者を辞めてスタークの側近になってたジャック。
こんな知事を弾劾すべく声明を出したのがジャックの知り合いの判事（アンソニー・ホプキンス）。
父親代りでもあった判事を、いわば脅迫する事になったジャック・・・
初恋の相手アンに再会・・・ネタ仕入れをしようとするが・・・
いつもの役と違い、奥手というか純情な役のジュード・ロウ・・
巨漢!のウィンスレットに手を出さず・・・という回想シーンありでした。
あれっ、判事の脅迫ネタは何だったっけ？？
判事がジャックの本当の父親だった？？？アンに手を出した？？？・・・って話だったかな？？
思い出せなーーーい・・・ここってけっこう重要なストーリーの核のはずだけど。
まっいいや・・・次っ。
でもって、アンの話。
知事とも面識を持ったアン・・・
ちょっと情緒不安定な兄アダム(マーク・ラファロ)を紹介・・・建設中の病院の院長に抜擢してもらう。。
しかし、それはアンのお色気作戦の謝礼代わりだと知るジャックとアダム。
おーーっ、ショーン・ペン・・・いよいよ悪に染まってるな・・という役。
さすが、ひらりんが絶賛する「心の病んだ役やらせたらピカイチ」俳優。
しかし、弾劾裁判は行われ、会場には人だかり・・・
手をふって歩いてくるウィリーめがけて銃声が・・・
潔癖なアダムがウィリーに銃弾を浴びせたのでした・・・。

まっ、こんなようなお話だったかな。
だいぶ眠くて、公式ホームページ参考にしながら思い出し書きです。
感想は、
最初のほうの、知事になる前の清新イメージがカッコよかったね、ショーン・ペンは。
でも、悪に手を染めるキッカケというか、動機みたいなものが、
眠くてよく覚えていないし、時は流れて・・・みたいだった気が。
印象的なのは、
「善は悪からも生まれる」・・・みたいなセリフ。
五月公開の「スパイダーマン３」にも登場しそうなセリフだよね。
ココまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
キングもの・・といえば「キングコング」や「王の男」など、いかが。

ということで今回は
ショーン・ペンならぬ、お尻ぺんぺん度・・・
選挙運動中の熱弁がなかったら、星一個減だったけど・・・
悪に染まるのも、善だったから・・・みたいな、人間の弱さを表現してたのかな。
ちなみに、ひらりん的には苦手系俳優ジュード・ロウ・・なんだけど、
前回の「ホリデイ」と今回の役で、すっかりイメージ一新。
ニヤケなければ、いい演技できるじゃん・・・という好印象になりましたよっ。

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