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★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「世界最速のインディアン」

2007-02-04 03:38:34 | 映画(さ行)
<2007/A26/S14>
2007/02/03劇場公開日のナイトショウで鑑賞。
オートバイの世界記録を作ろうとするジイさんのお話・・って事は、
予告編見て知ってます。
主演は、アンソニー・ホプキンス
原題は「THE WORLD'S FASTEST INDIAN」。
2005年製作の伝記系アドベンチャー・ドラマ、127分もの。

あらすじ
ニュージーランドの小さな町に住むジイさん、バート・マンロー。
無類のバイク好きのマンロー、数々の記録を作ってきたが・・・
彼の長年の夢は、ライダーの聖地で世界記録を作る事・・・
数々の苦難が待っていそうな、アメリカ・ユタ州への旅なのだが・・・

ここからネタバレ注意
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
このジイさん、とにかくバイクに情熱一献。
自らピストンを鋳造しちゃったり、タイヤも自家製??
そして、誰からも愛される・・という格別・天然キャラ。
隣の住人には騒音撒き散らして嫌われそうだが、憎めない・・・
レモンの木におしっこを毎日かけて、育てたりしてるしーーー。
バイク仲間に渡航費カンパしてもらうしーーー、
ナンダかんだいって、ボロ小屋担保にして??銀行から融資してもらっちゃうし・・・
敵対する暴走族の兄ちゃんにも餞別もらうし・・・・。
なんとか、渡航費を捻出して、アメリカ行きの船に乗せてもらうが・・。
未知なる国アメリカはとんでもない国だった・・・。
積荷のバイクは、横倒しになってたし・・・(バイクは無事だったけど)
タクシーの運ちゃんや花売りのネエチャンにはボラれるし・・・。
しかし、米国でもモテモテのマンローじいさん・・・
モーテルの従業員の女・・・いやオカマとすぐ仲良くなり・・
中古車では社長と意気投合・・ボロ車をサッと直し、
バイクを運ぶトレーラーまで作らせてもらっちゃった。
ロスからユタ州ボンヌヴィル塩平原までは、こりゃもう、ロードムービーですわっ。
途中、インディアンに助けられたり・・・
トレーラーがぶっ壊れたり・・・
警官に路肩駐車で駐禁きられそうになったり・・・
未亡人のお家に泊めてもらって、一緒にベッドインしたり・・・
軍人のヒッチハイカーを乗せてあげたり・・・
いろいろあるが、持ち前の天然・素直キャラで、みんなから優しくしてもらえちゃうから、あら不思議。
やっと到着、ボンヌヴィル・・・
しかし、出走登録はとうに締め切り済み・・・
現地にくれば、参加できるとばかり思い込んでたマンロー・・・
ここでも、到着時に知り合った有力者ライダーの助けを借り・・
テスト走行くらいはいいでしょ・・・という事に。
それより何より、主催者&映画鑑賞者をビックリさせたのが、
名車インディアン号とマンロー本人・・・
40年前のバイクを改造に改造を重ね・・
お手製の部品(コルクとかも)使ってるし・・タイヤはやばいし・・・
減速用にパラシュートも装備しないといけないのに・・まったくナシ。
安全基準に適合するとかの問題じゃないーーーーーーっ。
そしてマンロー・・・年齢オーバー確実っ。
本人は「ワシは18歳のつもりでいるんじゃが」なーんて言ってましたが。
怪我したり、死んでも知らんぞ・・・と言われながらも、
テスト走行で快走・・・ホンちゃん走行もオッケーに。
しかし、あのおんぼろバイクで世界新???
周りのバイクとじゃ、差があり過ぎでしょ!!!と思ってたら、
いろいろ階級があって、「インディアン号」のクラスは流線型1100CCクラスだったかなっ?
いざスタートの前に、自分とバイクにニトログリセリンを飲ませるマンロー。
あっ、言い忘れてました・・・彼、米国遠征前に狭心症で倒れてたんです。
無理して渡米したのも、老い先短いかなっ・・・と、ちょっと焦りもあったから。
ちょうどその狭心症の薬っていうのが、爆発力のあるニトロだったので・・・
ついついバイクにも飲ませちゃった・・って、ちょっとお茶目だねっ。
ぐんぐん加速して、ついに321キロ突破・・・
見事、世界新記録を達成したが、転倒・・・
あらら・・・このまま死去で終わりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ??
狭い車内でマフラーに足を寄せてたので、すごい火傷も負ったけど・・・
何とか無事だったみたいね。
その後、何度も当地を訪れ、記録を塗り替えたとか・・・
そして、その記録は未だに破られてないんだって・・・
すごいこっちゃ。

伝説のライダーですなぁ・・バート・マンローって人は。
演ずるアンソニー・ホプキンスが初老のライダーを熱演っ。
我が道・まーーーーーーーーーっすぐ生きてました。
最初から最後まで、主人公はずっと出ずっぱりでしたっ。
時には浮かれて踊ったり・・・大変な役でした。
記録を作ったマンローも幸せな生き方だけど・・・
彼に出会った人々も、彼に出会って幸せな気分になってましたね。
もちろん、この映画を観た人も、幸せな気分に浸れます。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
バイク系ロード・ムービーといえば、ヴィンセント・ギャロの「ブラウン・バニー」。
退屈だけど、衝撃的結末が待ってます。
最近見た人生再生ロード・ムービーの傑作は「リトル・ミス・サンシャイン」。
ハチャメチャだけどあったかく笑えます。

という事で今回は
スピー度・・・
人を優しくさせる魅力の持ち主でした。
ラストは、みんなが彼を応援してました・・・
もちろん、スクリーンのこっちで見てる映画鑑賞者も。

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9 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (syobayashi)
2007-02-06 10:35:53
劇場はガラガラでした。
もうちょっと皆さんに見て欲しい作品ですよね。
返信する
若さ爆発っ! (michi)
2007-02-12 17:29:53
こんばんわ。 TBありがとうございます。
本作品、ずっとインディアンの物語だと思ってたんですが、
オートバイのことだったんですね♪
予告編を観て、気付きました。。。
60歳を超えたおじいちゃんなのに、不思議と青春爆発!って感じの若さを感じました。
感動です!!
返信する
Unknown (ケント)
2007-02-18 18:21:33
こんばんは、ケントです
TBお邪魔します
凄い爺さまですね。
それにしてもあの記録がいまだに健在とは驚きです。
返信する
謝謝☆TB (ライ)
2007-03-16 10:17:56
こんにちわ
TB有難うございました

お礼のコメント残させてください
時々覗きにきますね
またよかったら僕の方にも遊びに来てください

返信する
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-16 01:37:04
 TBどうもありがとうございました^^

 パワフルなおじいちゃんでしたね!(笑)
 夢に向かって一途で、とても魅力的でした。
 
返信する
TBさせて頂きました。 (小米花)
2007-08-21 10:22:28
心がポカポカになる映画でしたね。
見た人々が皆同じように、心が温かくなる映画って、すごいですよね。

モデルのバートの生き方、アンソニーの演技、ドナルドソン監督の撮り方、全てが魅力的でした!
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新年 (オカピー)
2008-01-04 15:03:41
明けましておめでとうございます。
昨日はトラコメ、有難うございました。

良い映画でしたね。
好人物ばかりで偏りがあるのではないかという批判もできそうですが、僕はきちんとバランスを取って作っていると思います。その理由は・・・本文を読んでくださいませ。^^

本年もよろしくお願い致します。
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こんばんは (David Gilmour)
2009-03-09 00:00:21
この映画を見ていると、ひらりんのゆーよーに、ほんまに幸せな気分に浸れるよね。
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世界最速のインデアン (todonosakadati)
2009-09-29 21:38:19
先週、ニュージーランド インバーカーギル市の市庁舎に行き、市長さんTim Shadboltに会って来ました。

市長さんはこの映画に出演してるとの事、私はこの映画は見てなかったのですが、色々と説明して戴き、記念に映画のパンフレットも頂きました。

この中にはワールドレコードの公認のコピーなども入ってました。

その後、インバーのミュージアムに行き実車の写真も撮って来ました。
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