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★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「クイルズ」

2006-04-14 03:38:18 | 映画(か行)
マルキ・ド・サド公爵が主人公・・・この人って、S・M(サド・マゾ)のサドの人だよね。
主役はジェフリー・ラッシュ・・ひらりん、この人の作品、最近よく見てるぞっ。
共演は、ケイト・ウィンスレットホアキン・フェニックスマイケル・ケインなど。
原題の「QUILLS」は、羽根ペンの意味。
2000年製作のサド系文芸ドラマ、123分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
エロ小説ばっかり書いて、精神病院に収容されたマルキー(J・ラッシュ)。
しかし、お金持ちなので、個室・飲食自由・小説書き放題・・の特別待遇。
この施設の理事長の神父(J・フェニックス)が理解ある青年神父だったので・・・
しかし、マルキーはこっそり小説を出版し・・・パリで大流行。。。
当時の支配者・ナポレオンは激怒・・・
精神病院にコラール博士(M・ケイン)を送り込む。
この博士・・・拷問する道具なんかを持参・・・この人がS(サド)かも。
そんな博士をも、演劇の素材にしちゃうマルキー。
若い修道女を嫁にもらったばかりの博士をこっぴどくおちょくる舞台劇を創作・・
そんなことや、闇で出版してた事もばれちゃって・・・特権剥奪・・・
何にもない部屋で・・・ますます創作意欲が・・・
羽ペンを取り上げられちゃったから・・・
シーツにワインで字を書いたり・・・
自分の血で服に字を書いたり・・・
だんだん何にも持たされなくなって、すっぽんぽんの丸裸にさせられても・・・
うんこで壁に字を書いた・・・もちろん、エロい言葉を。
凄い・凄すぎな奇人・変人・・・
こんな人に心奪われる小間使いの女・マドレーヌ(K・ウィンスレット)は良かったね。
原稿一枚に付き、1キッスしたり・・
でもホントは神父と両思い・・・でも堅い神父は・・・ってなところで・・
ここは精神病院・・・火事が発生した時に患者に殺されちゃうマドレーヌ。
マルキーを怨んだ神父は彼の舌をちょん切る・・・
死にそうな彼に十字架にキスを・・・なんて言ったら、
そのネックレスを飲みこんじゃって・・マルキー死亡。
神父は狂っちゃった・・・施設に収容・・・一転患者さんに。
博士はマルキーの残したエロ詩集を施設の者を使って印刷・・出版。
ぼろ儲け・・・というお話。

ちょいエロ・・
ちょいグロ・・
ちょい淡(あわ)・・
でも、全体的にコメディチックな演出で見入る事が出来たよ。

それにしても、主役のおっさん・・・おもろいし、上手いね。
ホアキンには珍しく、セリフがいっぱいあった・・・。
ナポレオン時代の拷問機械は「ブラザーズ・グリム」にも登場してたね。
博士の幼な妻が設計士と駆落ちしちゃうお話も笑えたね。

ここまでネタバレ注意↑

この映画のひらりん的関連作は
ヨーロッパのエロ・奇人貴族関連でジョニデの「リバティーン」は、いかが。
J・ラッシュはオスカー候補の常連さん。
シャイン」で栄冠・・本作「クイルズ」と「恋におちたシェイクスピア」でノミネートされてました。

という事で今回は
S度(サド)・・・
ひらりん、こういうの結構好きです。
ホント、奇人・変人の芸術家って映画になりやすいよね。
次はこれです。

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