★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「リバティーン」

2006-04-09 02:53:10 | 映画(ら行)
ジョニー・デップ主演。
今週は観たい劇場公開作が目白押しだったけど・・・
時間の関係でジョニデの作品をナイトショウで・・・
3~40人くらいは入ってたかなっ。
原題は「THE LIBERTINE」=放蕩者。
ジョニデらしい役だよね。
2004年製作の歴史もの系ロマンス・ドラマ、110分もの。

あらすじ
1960年代のイギリス。
主人公のロチェスター伯爵こと、ジョン・ウィルモットは天才詩人。
しかし、自由奔放・傍若無人・酒好き・女好きの放蕩生活。
ある時、芝居小屋で不評を買ってる女優に目を留め・・・
彼女の才能に惚れて、演技指導を申し出るが・・・

ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
でも、彼の評判はすこぶる悪く・・・
体目当て??なんて思われて・・・相手にしてくれない。
伯爵の名声で有名にならなくても、自分の演技で観客を魅了してみせるわ・・なんて。
しかし、彼の熱意に負けて、超厳しいレッスン開始。
次の舞台では拍手喝さいの超演技を披露・・・そして
彼とも親密な仲に・・・。
ところで伯爵・・・奇行が目立って評判は悪いが・・・
国王(ジョン・マルコヴィッチ)は彼の才能を信じて、目をかけてくてる。
彼の父に恩義を感じてるとも言っていたけど・・・
彼に、対立してるフランスとの仲を取り持つような演劇を作るように指示。
そして作った作品が・・・最低・・・
ち●ことま●こが合体するぅぅぅ・・・みたいな前衛作品・・・
いや、ここはイギリスだけに全英作品だったのかもっ。
くだらないジョークはやめといて・・・またまた国王を怒らせてしまった。
雲隠れしても、酒と女をやめず・・・
どんどん病んでいくジョン。
病名は、ありゃ梅毒だね。
顔がボロボロになっていくぅ・・・ジョニデ。
クスリで顔を白く塗るのは「チャリ・チョコ」のウォンカ氏役以来・・・
っていうか、いつもそんな役ばっか。
次回の「パイレーツ~」でも白塗りしてるぞ・・・きっと。
国王も、ほとほと愛想が尽きて、幽閉とか追放とかはやめて・・
お前を無視する・・・なーーんて言い出す始末。
病は進行し、死にそうだけど、最後のお仕事。
国王の弟の即位禁止令の採決に反対ーーーーー。
ややっこしいけど、優しくしてくれてた国王の謀略決議に体を張って抗議の演説。
しかし、世間は彼の思うところと反対に動いて・・・
彼の演説のおかげで、国王の決議は採決されてしまう。。。。いやいや皮肉です。
そんなこんなで、彼は波乱万丈の生涯を33歳で閉じてしまうのでした。

この映画、ナインティナインのオールナイトニッポン風に言えば、
「ワル・ジョニー・デップ、見ましたぁ」・・・ってところ。
まっ、いつもこんな役ばっかりのジョニデですけど・・・
最初と最後に・・・
こんな人間好きになりますか・・・好きにならないで・・・みたいな
ジョニデの1人トークが挿入されてる。
演技とはいえ、ワル・ジョニデのプロモーション・ビデオって感じでした。
最高っ。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
この映画のロンドンの町が、こりゃまたひどくドロドロだったね・・・
もうちょい後のロンドンが描かれてる「オリバー・ツイスト」と比較してみては・・・。
この映画上映前の予告でやってた06年6月公開予定の「カサノバ」・・
こりゃまたプレイボーイ・時代劇みたいで面白そう。

という事で今回は
放蕩度・・・
唖然とするシーンもたくさんあるけど・・・
実在した詩人のお話なので、時代的にはありなのかなぉ・・・
ちなみにその時代、日本は江戸時代・・・大奥もあった時代でござる。
(主人公はいわば、旗本の次男坊で芝居好き・・・の放蕩侍・・・ってとこかな)

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
もうご覧になったんですね~♪ (honu)
2006-04-10 20:38:39
こんにちは!

ジョニデが大好きなので、この作品は絶対に観ますがどうだったのでしょう??

怖くてネタバレ反転部分は読めません・・・(笑)

この週末にでも観に行ってきま~す(^^♪
返信する
こんにちは♪ (ミチ)
2006-04-11 09:55:07
ワルジョニデは見応えありましたね~。

渾身の演技で、この役をやりたい気持ちがよくわかりました。

実話ですから確かにあんな猥雑な雰囲気が満ち満ちた時代だったのでしょうね~。

それにしても露骨過ぎてあまりエロスに酔えませんでした(笑)
返信する
TBありがとうございました (chatelaine)
2006-04-11 21:13:39
鼻がもげかけで、白塗りに真っ赤な唇で演説をするジョニーに、またまた惚れました(笑)

たしかに、過去、白塗り率高いですねー。



『カサノバ』は私も観たい作品のひとつです。こちらも女好きで勇名を馳せていますよね~。楽しみです♪
返信する
こんにちは~♪ (MAしゃま)
2006-04-13 08:18:02
世間では酷評もあるようですが・・・

私はジョニー作品のダントツ1位になってしまいました!

ファンでない方のコメントを目にするのが怖い~今日この頃ではありますが・・・

ジョニーらしい演技へのこだわりが光っていたように思います



>ちなみにその時代、日本は江戸時代・・・大奥もあった時代でござる。



そうですね~、大奥のあの時代・・・上手い事言いますね~、流石です~!

TBさせてくださいね!



返信する
Unknown (あっしゅ)
2006-04-17 19:44:20
こんばんわ。あっしゅです。

どうでしたぁ?

ボクは少し期待はずれだったです。

でもデップの迫真の演技には脱帽です。
返信する
TBありがとうございましたm(__)m (まーじょ)
2006-04-18 22:45:16
ひらりんさん、こんばんわ。



何度かTB貼って頂きまして、

ありがとうございました。

『カリビアン』がデップさんらしからぬ作品と

言うならば、これはデップさんらしい

訳のわからない作品??に値しましょうか??



いや。でも、エロエロで美しいデップさんは必見です。

ああ言うご病気になると、鼻がもげるんですね。

どっかの映画でも誰かの鼻がもげていましたし・・・。

美しい→顔が壊れちゃうの落差を演じきれるのは、

デップさんしかいないでしょー。
返信する
TBありがとうございました (ニシキテグリ)
2006-04-21 00:20:27
私はジョニー・デップというか、ティム・バートン好きです。彼の映画にはジョニー・デップは欠かせないので、ジョニー度高いです。

この作品の最後ほうで、かつらをとったジョニー・デップがフレディ・マキュリーに似ていたのを今思い出しました。
返信する
TBありがとうございました。 (Angelita)
2006-05-05 09:14:41
こちらにもTBありがとうございます。

ジョニーファンなので観にいきましたが、

けっこう疲れました(笑)

でも、ジョニーの役者魂には脱帽ですね。
返信する
TB毎度ありがとうございます。 (pompokori)
2006-05-05 17:02:17
こちらもTBさせていただきますね~。



ひらりんさんのネタバレ解説はわかりやすいです♪

「オリバー・ツイスト」のロンドンより「リバティーン」の方が確かにドロドロでした。

あの石畳、歩きたくないです…。
返信する
TBども~ (のっこ♪)
2006-05-06 10:32:13
あの売れない女優さんの最初の大根役者ぶりと、

伯爵に演技をつけてもらったあとの名演技との差が

まったく判らなかったのって私だけでしょうか?(苦笑



あ、、でも、馬車に乗る場面、

普通に歩けばいいのに、わざわざ一回くるっと回っちゃう

ジョニさんのアドリブ(?)は大好きです♪
返信する

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