★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「復讐者に憐れみを」

2006-10-31 03:38:27 | 映画(は行)
一つ前の「トンマッコルへようこそ」に続いて、また韓国映画。
パク・チャヌク監督の“復讐三部作”の第一作目。
最初に「オールド・ボーイ」・・・
その後「親切なクムジャさん」も見ました。
またまた、残酷シーン満載なのかな???
英題は「SYMPATHY FOR MR. VENGEANCE」。
2002年製作のクライム・サスペンス、117分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
相変わらず、痛そうな映画でした・・・っ。
緑の髪した主人公は聴覚障害者のリュウ。
韓国俳優の名前と顔がイマイチ一致しないひらりん・・・
この役のシン・ハギュン・・・こないだ見た「トンマッコルへようこそ」の主役の人でした。
ぜーんぜん気づきませんでした・・・だってこの映画じゃ、加藤晴彦みたいな顔してたんだもん。
ところで・・・
生涯が有りながらも肝臓病の姉の面倒をみるリュウ・・・
移植手術も不適格・・・看病しすぎで欠勤が多かったので・・・会社をクビに・・。
臓器の闇売買組織に退職金をはたいくが・・・金と自分の肝臓を騙し取られる。
不幸・不幸の連続・・・・
リュウの女友達ユンミは学生運動かぶれの、ちょっと変わり者・・・
彼をそそのかして、身代金目的の誘拐を計画・・・
最初は消極的だったけど・・・
悪い誘拐と良い誘拐があるとかいいながら、軽い気持ちで・・・
リュウをクビにした会社社長ドンジンの娘を誘拐する事に・・・
あっさり身代金をせしめるが・・・そのことを知ったリュウの姉は自殺・・・
誘拐した娘も連れ、姉を河原に埋めに行くが・・・
ここで誘拐した娘が川に転落・・不慮の事故で死亡してしまう・・・
両者愕然・・・当然警察も動くしーーー。
娘を奪われたドンジン・・・少しづつ復讐心が・・・
いっぽうリュウは、臓器の闇取引業者に復讐・・・
そしてドンジンはリュウとユンミの仕業だった事をつきとめ・・・
ユンミを監禁・・・電気ショック地獄で感電死させるぅ。
ユンミは監禁中、自分はテロ組織の人間だから自分が死んだら必ずアンタは殺される・・・
なんてほざいてました。
警察調べでは、革命的無政府主義者同盟に所属・・構成員1人だけ・・だって。
ユンミの死を知ったリュウは復讐を企むが、逆に捕まり・・・
娘が死んだ河原に連れて行かれ・・・
川の中で足首を切り・・・リュウを出血死させる。
穴掘って埋めようとしたときに・・・謎の集団が登場。
そう・・・ユンミが言ってたテロ集団・・・。
お約束どおり、ユンミの復讐にやって来て、ドンジンを殺害したのでした。

韓国って、貧富の格差が大きいらしいんだよね。
金持ちからは金をむしりとってもいい・・って考える貧困層もいるだろうし・・・
リュウなんか、不幸のスパイラルにハマって、脱け出せなーーーい・・って感じ。
この映画の復讐者って???
リュウ??ドンジン?ユンミ?
誰もが、ちょっと間違えば、不幸にして復讐者に成り得ちゃう・・・のかも。
そうそうユンミさん・・・反米のチラシ配ってたり、キム・ジョンイルに会いにいこうとしてたとか・・・
今どきの韓国人気質をモロに表してて、ちょっと怖かった。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
ドンジン役のソン・ガンホとユンミ役のペ・ドゥナは、「グエムル-漢江の怪物」で兄妹役で共演。
キム・ジョンイル関係の映画としては・・・
日本以外全部沈没」や「チームアメリカ・ワールドポリス」にゲスト??出演中ですっ。

という事で今回は
復讐度・・・
最近、何本か韓国映画見てて、
なーんだあの俳優がこの役やってたんだ・・・
というのが何人かいたのが嬉しかった。
それくらい、見てるだけじゃ、区別つかないです。
復讐ものとしては、まぁ普通の出来かなっ。
復讐の前には、不幸がつきまとうもので・・・
その辺が、単純すぎると面白みに欠けちゃうよね。

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2 コメント

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From Han-nya (ハンニャ)
2006-11-05 04:34:27
こんばんは!
…というか、もう明け方ですね。
【にゅるろぐ】からハンニャです!

TB打たせていただきました!
なんというか、ストーリー的にも描写的にも
メチャクチャ痛かったですよね。

あまりに可哀想…
返信する
連鎖 (kimion20002000)
2006-11-06 04:44:40
TBありがとう。
いやあ、この映画の復讐の連鎖は、おなかいっぱいになっちゃいましたね。
でも、それだけに、冒頭の主人公と姉との川辺のシーンがありますね。これが、幻想的で、メルヘンで。その落差がすごいです。
返信する

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