★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「モディリアーニ 真実の愛」

2006-04-15 03:38:28 | 映画(ま行)
19世紀初頭の天才画家モディリアーニの伝記的作品。
最近、作家とか、詩人とかが主人公の映画をよく見てるひらりん・・です。
主役はアンディ・ガルシア
原題は「MODIGLIANI」。
2004年製作の伝記系ラブ・ストーリー、126分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1919年パリ・・・
カフェに集まる芸術家たちの中に異端児・モディリアーニがいた・・・
既に売れっ子の画家・ピカソをもおちょくれる天才肌の彼だったが・・・
絵は全く売れず・・・金には困ってた。
愛するジャンヌが妊娠しても、籍は入れられず・・・
彼女を描いた絵には瞳が描かれてなかった・・・
本当の愛が見つかったら、瞳を描こう・・・なんて言ってたけど。
実際、彼女の父親からはイタリー系ユダヤ人と蔑まれ・・・
酒とクスリで体はボロボロ・・・
肺を患ってて、余命わずか・・・なんて状況じゃぁ・・・ね。
しかし、画商に口説かれ・・・
ピカソに挑発され・・・
当時の巨匠ルノアール(喫茶店の名前じゃないよ)に面会して・・・
ちょっとはやる気を出すモディリアーニ。
コンペに出品して賞金を稼いで婚姻届も出しちゃうぞ・・・
でも、会場に行く前に寄った飲み屋でがぶ飲み・・・
代金踏み倒しちゃったから・・・路上でボコボコにされちゃう・・・
彼が現れない会場では・・・
彼の作品はピカソの作品より大絶賛を浴びてたんだけど・・・

結局、彼は病院で画家仲間に見守られ死去・・・
ジャンヌも後を追うように窓から落下して自殺・・
一緒のお墓に眠っている・・・というお話。

彼女の献身的愛や仲間の友情で・・
やっとこさ、真の人間らしさを見つけて絵を描いたのに・・・
出品した彼女を描いた絵にはちゃんと瞳が描かれてました・・・
彼の作風はチョイと首が長いのが特徴みたいだね。
巨匠ルノワールの脳裏にも刻まれ・・・
ライバル・ピカソが死ぬ前に「モディリアーニ」とつぶやいたという・・・
波乱万丈の天才画家のお話でした・・・。
登場人物は実在してるらしいけど・・・
まぁ、かなりの部分で脚色してるみたいだけど。


ギャングじゃない、文化系のアンディ・ガルシアもいいもんだね。
ピカソのサムライ・パーティーは笑えたね。
死に際、仲間がみんな芸術家ばかりだから・・・
メモ取ったり、デッサンしたり・・・
石膏塗って顔型とったり・・・さすが職業病。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
1900年前後ににパリで活躍した画家ロートレックが主人公の「赤い風車」・・・
これらも波乱万丈画家でした。
奇人作家マルキ・ド・サドを描いた「クイルズ」もフランスが舞台でした。

という事で今回は
芸術家度・・・
芸術家系の伝記モノって意外に好きなんです・・ひらりんは。
でも、映画になる人って、酒か女かクスリに溺れてちゃうんだよねぇぇぇ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~ (mimia )
2006-04-18 11:41:38
TBありがとうございました。

私的にはピカソの描かれ方が不満です。実際には二人はをもっと尊敬しあってたと思うのですが…まぁ、フィクションですよね~。
返信する
TB、ありがとうございました♪ (cherry@Cinemermaid)
2006-04-18 16:38:48
暗い作品かな~と思いきや意外に楽しめました

クライマックスの画家達が作品を仕上げていくシーンが印象的で頭から離れません( ̄m ̄〃)



ところでTBのお返しを、と思ったのですが何度か朝鮮してもうまく反映されないようです(汗)

また時間をあらためてやってみますね(*^-^*)
返信する
こんばんは~♪ (乱鳥)
2007-12-12 23:48:28
ひらりんさま、TB、ありがとう!
いつもながら楽しいページ。
楽しませていただきました。
これからも宜しくお願いしまーす!
返信する

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