作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

「ブンブンごま」づくり教室の準備

2022-05-15 23:08:35 | 作って遊ぼう教室
 5月16日(月)は本年度初めての活動日です。近くの小学校の1・2年生12名が参加してくれます。どんな子供たちかも楽しみです。コロナ禍で昨年度は活動がなかった小学校でしたから全員が初めての出会いです。

 最小限に必要なものは、この小さな箱に納まってしまいました。



 左側の列の牛乳パックの底が回転盤となる材料です。中心部分に画鋲で空けた小さな穴2つがあります。そこまでは加工済みです。1・2年生ですから画鋲は危険と判断して私がすることにしました。

 中央の後ろ側にたこ糸を1mに切ったより紐が入っています。たこ糸はダイソー(100円ショップ)ではキッチンの売場にありました。
 その手前が道具の画鋲(がびょう)と竹爪楊枝(つまようじ)です。竹爪楊枝だけを配布します。画鋲はもしものとき用です。

 右側の列の牛乳パックの底が完成品です。ただし、向こう側が「ブンブン・ブンブン・・」と良く鳴るものです。これも配布します。手前は欠陥品です。私が演示して「旨くいかないところ」を紹介するためのものです。

 次の写真は道具(工具)です。配布するのは竹爪楊枝(つまようじ)だけです。それ以外は、何かあったときに必要なものです。どうして竹爪楊枝かというと、小さな穴を広げるのに使いますから、硬くて強いものがいいからです。木爪楊枝は折れやすいです。



 次、これが持参する全てを並べたものです。



 これらを、どう使って教室を進めていくかお話しします。

① 「今日はブンブンごまを作ります。」と遊んでいるところを見てもらいます。

② 〔ブンブンごま〕を一人一人に配布して遊んでもらいます。

③ 牛乳パックの底以外でも作れることを紹介します。
  厚紙各種です。



 これらで作ったブンブンごまです。



 正方形や上下左右対称図形ですから、線を引いたり長さを測ったりして、中心が正確に求められて〔完成度〕の高いブンブンごまができます。



 でも、これらには欠点があります。



 たこ糸の通る穴が遊んでるうちに、互いの穴のある方向に広がっていくんです。十数回、数十回ほど遊んだところでつながってしまいます。(壊れました)

 牛乳パックの底板は簡単には壊れません。
  このことを紹介します。

④ 牛乳パックをハサミで切って底板を取り出すところから、底板に画鋲で2つの穴を空けるところまでを演示します。



⑤ 〔底板〕〔たこ糸1m〕〔竹つまようじ〕を配布します。

⑥ 子どもたちと一緒に作ります。

⑦ 遊びます。 うまく回らないときには、個別に修正をします。


 こんな計画で活動をしてきます。「楽しみだな~!」

 活動の報告は、なかなか写真を撮るのが難しいので遅くなるかもしれません。
 事前に「すみません」です。