2014年2月14日(金)
監督:ロン・ハワード
出演:クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリヴィア・ワイルド
大雪の日にわざわざ車で映画館に行って観ました(もう初夏だというのに3ヶ月前の映画のレビューをアップする自分の神経もどうかと思いますが。)。
寒いのに、雪なのに、映画館も貸し切り状態なのに、わざわざこんな映画を観に行った自分の尻を蹴り上げてやりたい気分です。
ニキ・ラウダとジェームス・ハントのライバル関係が描かれてますが、私、F1にまったく興味がないので全然面白くない(弁護士になる前。昔々のバブル期。マスコミ業界の端っこでプラプラしていたときには、F1のスポンサード権の販売とかも手がけてたけど、実は「こんなものに1億とか10億とかアホか!」と心底思ってました。当時、私の企画書を読んで本気でスポンサー契約を検討してくれた企業広報部の方々ゴメンチャイ。)。
で、映画。
車のエンジン音がワンワンうるさいだけ。
Yahooの映画レビューとかには「F1好きじゃなくても楽しめる」とか好意的なコメントが圧倒的多数でしたが、俺は全然楽しめなかったぞ。
だいたい、「プライドと友情」という邦題からしてダメでしょ。GAGAもどんだけセンス無いんだか。中学生の読書感想文の題名みたい。
たしかに、邦題がセンス無くても中身は名作、っていう映画も(たまに)あります。「愛と青春の旅立ち」とかね。でも、あくまで例外。私の知る限り、邦題にセンスのない映画って、やっぱり中身も駄作が多い。
更にこの映画に至っては、キャッチ・コピーが「あなたの、生涯の1本を塗り替える」
うわっ、ださ。
本気で言ってんのか?
こういう大風呂敷な広告コピーの作品って、もう、それだけでダメ。
「これで癌は絶対治る。奇蹟の万能特効薬。あなたの癌とのつきあい方を塗り替える。今なら1ヶ月分5万8000円のところ、なんとダイエットスーツもおつけして1万9800円。」
と大差ないような気がするぞ。ベクトル的には。
と、ここまで分かってるのに。大雪だったのに。映画館も貸し切り状態だったのに。・・・・(以下、この記事の始めに戻る。)
20点。