自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

レントゲン写真+CT

2013-02-12 10:33:17 | 骨折!
さーて。一連のレントゲン写真をここで公開いたします。

まずこれが担ぎ込まれた当初のレントゲン写真です。太い方の脛骨に大きなクラックが入ってます。
さらに腓骨の上のほうがなんかちょっと怪しい感じです。

しかしこのレントゲン写真ではあまり大事(おおごと)感が無いのですが、

このCTスキャンのデータでは、とんでもない状態なのがよくわかります。

脛骨は思いっきり折れて一部は竹槍のようになってます。多分この竹やりの先端が皮膚に穴を開けたんでしょうね。
さらに腓骨はピースがいくつに分かれてしまったか数えられないくらいですね。

正確な経緯は記憶があいまいですが、おそらく最初のレントゲンのあと傷の処置をしてますから、CTスキャンまでの間に1時間くらい時間がたっています。
おそらくその間に筋肉が縮小し、骨折部のずれが進行したんじゃないかと思います。

これを牽引すると

あーら不思議。ばらばらだった腓骨パズルのピースが元の場所に収まっています。
おそらく人生の中で最も痛い目に会いましたが、脛骨も良い感じに戻ってます。これなら痛くない、っていうのもよくわかります。
この写真には足を牽引していたシャフトが下のほうに写っています。
この金属のシャフトが踵の骨を貫通していて、その両側に馬蹄形のアームがついていて足を牽引していました。
シャフトの両側にあるのは保護プレートです。このプレートでガーゼをはさんでおいて、シャフト貫通部からの浸出液を押さえています。


そして手術終了後。
脛骨は見事に接合されていてどこが折れてるかこのレントゲン写真ではよくわからないくらいです。
腓骨はもう繋がってしまったんではないかという勢いですね。

手術前は「少しずれても大丈夫です」とかいわれてましたが、これを見る限りまるでずれてません。
随分太いチタンフレームが入ってるのが見えますね。写真では足首側のボルトが一本写ってませんが、上下3本ずつ6本のボルトで固定してます。