自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

右足が!

2013-02-11 18:13:58 | 骨折!
手術翌日。
スッキリ目覚めました。食欲もあります。朝食をささっと頂き、足の感覚が戻って動かせて、下半身も動かせることを確認してから導尿カテーテルを外してもらいました。とりあえずこの状況なら尿瓶は使えますから。ただ、カテーテル外すのは一瞬ですが、激痛でした。その後トイレに行けるようになっても数日間は痛みや違和感が残りました。

午前中にもう一度主治医がきて、包帯をすべて外して縫合の状態をチェックして、ギブスみたいな包帯からかなり簡単な包帯に取り替えてくれました。かなり手術は順調でその後の状態も良好とのことで、やっとベッドの高さを調節して、あのベッドをまたぐテーブルを取り付けてもらいました。その上にPCの設置などしてこんな文章を書いたりしてますと、忘れてた頃にズン、と傷の痛みが襲ってきます。さぁ麻酔の出番だ、と硬膜外麻酔のプッシュボタンを押してみたのですが左足の痛みは全く消えません。それどころか、なんか右足がしびれてきてます。

看護婦さんにその話をしたら、麻酔科の先生が飛んで来てくれました。先生が言うには、下半身全体を麻酔するのは簡単なんだけど、硬膜外麻酔は神経に直接麻酔するため非常に細かい作業で、左足だけを狙っても下半身全体になっちゃったり、右足になっちゃったりする、とのことです。で、この麻酔、どうも完全に右足だけに効いている状態でこれ以上取り付けていても意味が無いということで、結局その場で取り外されてしまいました。点滴するときに痛み止めを追加して対応してくれるそうです。
その後足のマッサージ装置も外して、点滴も一旦終了したので、ついに身体からパイプやケーブルが切り離された状態になりました。転倒から7日めです。

ご飯を食べ終わってのんびりしていると、リハビリ担当のPTさんが来ました。
車椅子に乗せられてリハビリの部屋まで移動して、台の上に横になってリハビリ開始しました。
まず足首や膝をゆっくりマッサージして、それから少しずつ曲げていきます。左膝を曲げ始めると結構違和感はあるのですが、それほど痛みもなくとりあえず115度まで曲がりました。
左足の腫れがあまりひどくないので、左右両方とも腿や脛の筋肉のトレーニングをやって、腹筋をやって、片足スクワットを数セットやってから平行棒を両手にもってそろそろと左足を地面につける練習をしました。
とにかくハードです。足の筋肉を劣化させないためらしいのですが、隣でリハビリを始めようとしていた高齢のおばあちゃんが、「あんなことやらせるなら絶対リハビリしない」って駄々を捏ねちゃうくらい体育会的なトレーニングをやらされました。

最後に松葉杖の練習をしたのですが、以前足を捻挫した時に松葉杖を使ったことがあるのでこれは問題なくパスして、結局松葉杖で病室に帰ることになりました。
病室に松葉杖で帰ると同室の人達が目をまんまるにして、手術翌日に松葉杖で歩く骨折患者は見たことがないって言われましたが、専門家にやれって言われているので多分大丈夫なのでしょう。

これで晴れて車椅子での移動も可能になったので、車椅子に乗ってトイレに行って、ウォシュレットを使ったらあまりのシアワセになんか涙が出て来ました。