本日、オススメさせていただくのはコレ。
「くるみと七人のこびとたち」です。
もう10~15年以上前の作品です。
セーラームーンが流行っていた頃になかよしで連載されていました。
懐かしい。
私は一時期、かなり短い間だけ なかよし を買っていた時期があるんですが、その中で覚えている作品といったら、コレとセラムン、レイアース位かな。
なんせ小学生のときだしね。
▼ストーリー
主人公・くるみの大好きな親戚のハルヒお兄ちゃんが、旅行から帰ってきた。
急いでハルヒの家に向かった くるみ だったが、なんとハルヒは旅先から持ち帰った『グリム童話』の本の中に吸い込まれてしまっていた。
さらにハルヒは知らず知らずのうちに、白雪姫を目覚めさせ、童話を狂わせてしまった。
本の作者であるグリム兄弟が くるみの前に現れ、「狂いだしたグリム童話を元通りにし、完成させてくれ」と頼まれる。
くるみはハルヒを助けるために、本の中の世界に入り―・・・
▼もうちょっと。
狂ったグリム童話の中では、ハルヒと白雪姫がくっついてしまったために、白雪姫の継母が生存しています。
その継母こそが、グリム童話の世界を狂わせていっているのです。
くるみは、残された七人の小人達と、本当の白雪姫の王子・カイルと共に旅をしていくのです。
シンデレラや眠れる森の美女、赤頭巾などのお馴染みのグリム童話のお話が出てきます。
個人的には、性格の捻くれた赤頭巾がスキ。
▼ココが魅力!!(ネタバレなので途中から反転)
グリム童話という分類自体知らなかったお子様時代に読んでいたものなので、この作品を通じて知った話もありました。
主人公のくるみ自身も、読んだことの無い童話に出会ってパニクったり。
くるみ VS 継母。
話を元に戻す側 VS 話を狂わせる側。
はじめは少しだけ狂った物語を手直しする程度だった くるみの旅も、次第にグリム童話全体を救うための戦い、そして現実世界にも影響の及ぶものとなっていきます。
恋に落ちた ハルヒと白雪姫。
そして、旅の中で惹かれていく くるみとカイル。
この2つの恋が切ないです。
グリム童話を完成する=その恋が終わってしまう。
それを分かっていつつも、童話完成の為に戦う くるみとカイル。
現実世界でようやくそろった、くるみ・カイル・ハルヒ・白雪姫・七人の小人。
全員そろって初めて感じる違和感が何とも言えないです。
お互いの存在が大きくなればなるほど、別れを意識せざる得ません。
全ての戦いが終わった後、グリム童話が元通りになり、記憶も消された くるみとハルヒ。
童話を開いて、白雪姫のハッピーエンドになったページを見て「この王子様に恋しちゃったみたい」と涙をこぼすラストシーンが切ないです。
今思えば、初めて読んだ“切ない終わり方の漫画”だったのかもしれません。
カイルが現実世界の人になっちゃうような、とんでも最終回じゃなくて良かったよ。
調べてみたら絶版になっているとのことです、この漫画。
古本屋には置いてありそうだけど・・・
ホワホワした可愛い感じの絵が特徴の方です。
童話好き・ファンタジー好き・切ない話好きにはオススメの1品です
ランキングに参加中です。
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「くるみと七人のこびとたち」です。
もう10~15年以上前の作品です。
セーラームーンが流行っていた頃になかよしで連載されていました。
懐かしい。
私は一時期、かなり短い間だけ なかよし を買っていた時期があるんですが、その中で覚えている作品といったら、コレとセラムン、レイアース位かな。
なんせ小学生のときだしね。
▼ストーリー
主人公・くるみの大好きな親戚のハルヒお兄ちゃんが、旅行から帰ってきた。
急いでハルヒの家に向かった くるみ だったが、なんとハルヒは旅先から持ち帰った『グリム童話』の本の中に吸い込まれてしまっていた。
さらにハルヒは知らず知らずのうちに、白雪姫を目覚めさせ、童話を狂わせてしまった。
本の作者であるグリム兄弟が くるみの前に現れ、「狂いだしたグリム童話を元通りにし、完成させてくれ」と頼まれる。
くるみはハルヒを助けるために、本の中の世界に入り―・・・
▼もうちょっと。
狂ったグリム童話の中では、ハルヒと白雪姫がくっついてしまったために、白雪姫の継母が生存しています。
その継母こそが、グリム童話の世界を狂わせていっているのです。
くるみは、残された七人の小人達と、本当の白雪姫の王子・カイルと共に旅をしていくのです。
シンデレラや眠れる森の美女、赤頭巾などのお馴染みのグリム童話のお話が出てきます。
個人的には、性格の捻くれた赤頭巾がスキ。
▼ココが魅力!!(ネタバレなので途中から反転)
グリム童話という分類自体知らなかったお子様時代に読んでいたものなので、この作品を通じて知った話もありました。
主人公のくるみ自身も、読んだことの無い童話に出会ってパニクったり。
くるみ VS 継母。
話を元に戻す側 VS 話を狂わせる側。
はじめは少しだけ狂った物語を手直しする程度だった くるみの旅も、次第にグリム童話全体を救うための戦い、そして現実世界にも影響の及ぶものとなっていきます。
恋に落ちた ハルヒと白雪姫。
そして、旅の中で惹かれていく くるみとカイル。
この2つの恋が切ないです。
グリム童話を完成する=その恋が終わってしまう。
それを分かっていつつも、童話完成の為に戦う くるみとカイル。
現実世界でようやくそろった、くるみ・カイル・ハルヒ・白雪姫・七人の小人。
全員そろって初めて感じる違和感が何とも言えないです。
お互いの存在が大きくなればなるほど、別れを意識せざる得ません。
全ての戦いが終わった後、グリム童話が元通りになり、記憶も消された くるみとハルヒ。
童話を開いて、白雪姫のハッピーエンドになったページを見て「この王子様に恋しちゃったみたい」と涙をこぼすラストシーンが切ないです。
今思えば、初めて読んだ“切ない終わり方の漫画”だったのかもしれません。
カイルが現実世界の人になっちゃうような、とんでも最終回じゃなくて良かったよ。
調べてみたら絶版になっているとのことです、この漫画。
古本屋には置いてありそうだけど・・・
ホワホワした可愛い感じの絵が特徴の方です。
童話好き・ファンタジー好き・切ない話好きにはオススメの1品です
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その漫画は立ち読みか何かで読んだことがあって
面白いなと思ってたのですが
絶版とは知らなかった
大きな古本屋さんに行けばあるかもしれないですね
古本屋にもなくなってしまう前にそろえときたい1品です