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砂礫王国

2006年05月10日 16時18分52秒 | おすすめ
由貴香織里 全1巻

私が愛して止まない由貴さんの初期の頃の作品です。
4話という短い中でギュッと詰まった内容が 作風にめちゃ合ってます。


■ストーリー■
砂に囲まれた緑の国・時の王国
煌(以下キラ)は国のたった一人の皇子だが、王位には興味がなく、剣術に明け暮れる毎日。
自分の従者・叶(カナイ)のような国一番の剣の使い手になるのが夢だった。
そんなある日、父王に「キラの兄王」と突然紹介された砂牙・・・彼はキラが子供の頃に出会った砂喰族――砂の魔物と人の間に生まれた者――の少年にそっくりだった。


■感想■
世界観が好き。
砂に囲まれたオアシスの国。水の巫女。砂喰族。皇位争いに愛憎の交錯。
いっぱい詰まってます。
例のごとく私は砂牙が好き。由貴漫画は敵キャラが狂気的でドストライクです。
砂牙の「あっはは!」っていう笑い方が良いのですよ、アッハハ!

※ それでは以下ネタバレな為に反転です ↓
砂牙が好き。
無駄に狂ってるあたりとか、あの損な役回りとか、最後は素直になっちゃう所とか。
ベタだけど そんな貴方が好きだーーー!
あっはは!
いやぁ、最期のシーンは感動でした。
キラの手を取って和解したかに見えた瞬間にサーーーーーッ。
由貴さんはキャラが死んだ直後に、そのキャラのご健在だった頃の笑顔カットを入れるのがお決まりなのですが。
砂牙の笑顔に涙ポロリ(ノ△・。)ゥェ
天禁の加藤の笑顔にもボロロンだったなぁ。

私にとってこの漫画は砂牙主人公。(ぇ)
でも、キラと叶の主従も好きなんだよなぁー♪
由貴漫画に必要不可欠なのは主従なのか。
叶の口の悪い敬語使いが良いです。
崩し言葉の敬語ってどうしてこんなにも良いのだろう(笑)
BLOOD+のハジの敬語なのに呼び捨てにも萌え。

愁もシェラフィータも良いなぁ。
女神様、あまり何もしてないけどさ。凛々しかったから良いのです。

最後は結婚式エンドで幸せそうな終わりなので後味的には良かったです。
砂牙がいないのが寂しかったけど。


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