■■開幕前① 観客
前公演のステージが終了し、観客の期待はディーヴァの特別舞台へと移る。
ディーヴァの公演は、全世界で衛星を通じた放送が待たれた。
そしてニューヨーク・メトロポリタンオペラハウスには、観客に紛れた小夜たちの姿があった。
小夜はカイとの買物中に買ったピンクのドレス。
ハジはタキシード。
第1話の小夜の記憶の中に浮かんだフリフリハジを見て失笑した頃が懐かしい。
(動物園編を見て免疫ができたけど、当初はかなり違和感あったよ、正装ハジ。)
戦いを前に、小夜は立ち眩む。
支えるハジ。
「ハジ ありがとう」
この言葉は、ハジにとっては重いものなんだな~とシミジミ。
2週連続で香里の登場。
一瞬、香里まで翼手になるかと冷やりとしたよ。
「頑張るあなたに、サンクフレシュ・ゴールド!」のCMを見れる日が来るとは・・・!
アンシェルの実験が達成する日でもある公演に、口を挟むネイサン。
「貴方のくだらない実験のために世界とディーヴァがあるわけじゃないわ
この世界全てがディーヴァの舞台として存在するの それはディーヴァが生まれる前から繰り返されてきたこと」
「見てきたようなことを」
「だって見てきたんだもの 小夜とディーヴァ・・・2人の母親だったミイラ
彼女にも 同じようにシュヴァリエがいたとしたら・・・?」
ついにネイサンの正体、明らかに?!
小夜のシュヴァリエ説、マルティン・ボルマン説、小夜・ディーヴァの父親シュヴァリエ説・・・。
色んな噂が出ていましたが、SAYAのシュヴァリエがその実態っぽいですね。
ミスリードかもしれないので、断定するには早いかもしれませんが。
20話で小夜排除に賛成したものの乗り気じゃなかったり。
ディーヴァに対して唯一、言葉遣いや態度が普段通りだったり。
コベントガーデンでジェイムズの戦いを中断させたり。
アンシェルを脅したり、ソロモンを逃がしたり。
こう考えると、ディーヴァと小夜の間にいるべき存在だったからと思える行動がありますよね。
以下、反転でスタッフインタビューのネタ。見たくない人は注意。
↓ここから。
ネイサンの正体は、後付け設定らしいですよ(笑)
ネイサンだけは過去設定が中々明らかにならなかったので、構想はだいぶ前からあったとは思うけど。
↑ここまで。
でも、ネイサンがディーヴァのシュヴァリエじゃないなら、どうやってシュヴァリエの中に入り込んだんだろう。
一応アンシェルに認められて、ディーヴァの血は飲んだのかな・・・?
メトロポリタンオペラハウスは1883年に「ファウスト」で幕を明けた。
奇しくも動物園の惨劇を同じ年。
そして現在、この場所で客たちはメフィストフェレスの持ち出す賭けを期待している。
※ファウストはある楽曲のタイトルであり、登場人物の老学者の名前。
悪魔・メフィストフェレスに、「若返ること」と引き換えに「魂」を差し出す。
メフィストフェレスは、まじめなファウストが落ちていくかを神と賭けていた。
■■開幕前② 小夜の望み
ハジを呼び出したカイは、小夜のことを問い詰める。
眠りが近いことを黙っていたハジに、小夜が本当に戦えるのか・・・と聞く。
「おい 何 隠してる?」
「・・・何のことでしょう」
「小夜の事さ 眠りが近いって事 黙ってただろ・・・傷の治りだって遅くなってる
なんだかアイツが弱くなってるようで・・・あれで本当に戦えるのか?!」
「小夜は戦うことを望んでいるのです」
「望んじゃいねぇ 戦うことなんか!」
カツアゲされてる人みたいだよ、ハジ。
柄悪い兄ちゃんに、温室育ちのひ弱坊ちゃんが絡まれてるみたいだよ。
「アイツは・・・小夜はそんなこと望んじゃいねぇだろ
アイツの他にディーヴァを倒せる奴がいねぇから・・・だからアイツは戦うんだろ!」
小夜との思い出が、小夜の笑顔、戦いに染まる顔、泣き顔。
幸せだった日々や、悲しかった日々が、カイの中に蘇る。
「俺は小夜を・・・小夜の笑顔を守りたい」
そうして立ち上がったのは、2年前。
高校で初めて翼手と戦う小夜を見たときから、変わっていない。
戦いの中に身を投げた当初は、ただ考えもせずに突っ走っていた。
「だけどな・・・ディーヴァやシュヴァリエとの戦いに 人間の俺がいたって無力だ」
そう分かったのは、随分あとの事だった。
だからこそ言える言葉が。
「だから・・・だから 小夜を頼む」
「お前だって本当は小夜を戦わせたくないんだろ 小夜を死なせたくないよな?!」
カイがハジと向かい合ったのが印象的なシーン。
長かったな~。
カイはハジといがむばかりで、ハジはハジでスルーするから。
あのカイが、ハジに頭を下げるシーンが来るとは!!
ついにこの2人も分かり合って、協力する日が・・・・・・!!
「貴方に私の何がわかるというのです・・・」
来なかった・・・・・・_| ̄|○
カイの手を払うハジ。
まぁ確かに「死なせたくない」とか「戦わせたくない」とかカイは簡単に言えるからね。
ハジもそう思っているだろうけど、それは『言っちゃいけない言葉』だからね。
47話でハジは小夜に「今の状態じゃ戦えません」というけど、「戦って」ということを強いられた。
小夜の本心がどこにあろうと、ハジにとって「小夜を死なせたくない 戦わせたくない」は禁句なんだもんあぁ~。
ハジとカイ、分かり合うときは最後までお預け?!
■■開幕前③ ディーヴァ到着
裏口で見張るルイスとルルゥから、ディーヴァ到着の連絡が入る。
全てを終わらせるため、それぞれは歩き出す。
カイとハジが話しているその頃、小夜はカイから貰ったOMOROの鍵を握り締めていた。
そして、そっとカイのスーツの上着ポケットへ入れる。
「ありがとう カイ・・・さようなら・・・・」
ちょ、こっそり返すなんて、気づいた時にかなりショックが大きいぞ。
小夜は今夜戦いを終わらせ、死ぬ覚悟でいるから。
戦いを始める前に鍵は返さなくては、もう機会はないから。
ディーヴァがステージに上がる直前にやるんだ、っていうジョエルの指示。
ジョエルがちゃんと長官に見えた(・∀・)
珍しい!
戦いに向かう小夜に、デヴィッドが告げる。
「小夜 君は我々にとって 翼手との戦いに欠かせない唯一の兵器だ
・・・だがそれ以上に 大切な仲間だ 終わらせよう 今夜・・・全てを!」
デヴィッド、良い事を言ってくれるよ(ノ∀`)
小夜を兵器としてしか扱ってなかった初期と比べると、かなりの変化が見られるキャラだよな~とシミジミ。
廊下で見つめ合う小夜とカイ。
すれ違う時、小夜がカイの腕を取る。
(´∀`*)
しかも何も言葉を出せない小夜。
鍵を返しといて、未練たっぷりだな。
最後に何か言いたかったんだろうけど、言ったら戦う決意ができなかったんだろうなぁ。
小夜、ハジはディーヴァのステージを阻止するために舞台裏へ。
ジョエル、岡村は客席でステージを見守る。
デヴィッド、カイは、扉付近で進行状況を確認。
■■至高の愛
ステージ裏で小夜はディーヴァを襲う。
しかし、ディーヴァと対峙している間に、舞台が開く。
目の前にいるディーヴァは、アンシェルの擬態だった。
ついにディーヴァの歌が始まる。
アンシェルの擬態かよ!
グラントとブレッドもステージ上でディーヴァを迎え入れてたね。
衛星放送に軍のアンテナを借りてたから、やっぱこの2人に協力させてたのね。
ディーヴァの格好、すごいね。
背中の羽根はまだいいけど、頭の羽根が・・・・・・・可愛い。
あれはアンシェルの趣味なのか、ネイサンの趣味なのか・・・・。
いや、ディーヴァが自分で選んだのか?!
アンシェルの光の弾攻撃、強いな!!!
てかハジは本当に強い!って思える見せ場を用意してもらえないよね。
来週に期待?!
「君には感謝しているよ ディーヴァを解き放ってくれてね」
「あれは間違いだった!」
「そう 間違いだった・・・ディーヴァが解き放たれなければ彼女は永遠に私だけのものだった」
「貴方だけの・・・もの?」
「そうだ 私だけのディーヴァであって欲しかったのだ」
これがアンシェルがディーヴァを解放しなかった理由かぁ。
この独占欲!さすが長兄だけあるな!!!
「私は知りたい ディーヴァの全てを・・・!
調べ尽くし 知り尽くす・・・それこそ至高の愛」
変態研究者めっ(*´Д`*)
■■世界が翼手で満ちるとき
仕掛けた爆弾を爆発させ、衛星アンテナを破壊したルイス。
しかし、軍の衛星で直接発信しているために中断に失敗をした。
世界中でD塩基保有者が翼手化を始める・・・!
ステージが素晴らしい褒めるグラントに、とヴァンは自社のバックアップを強調。
そして「違う!お前じゃなくてディーヴァの歌声だ!」と言われる。
相変わらず空気が読めないヴァン。
そんな君が可哀想であり、好きだ!!!!
新製品は『デルタ07』だそうです。
デルタ67から実に40年ぶりの改変だもんな~。
デルタ07はヴァンなくしては作れなかった代物だね、いろんな意味で。
そして会場も翼手だらけに。
ヴァンは何も聞かされてなく、動揺。
ヴァン・・・可哀想に。
そしてブレッドが翼手化。
グラント氏はコープスコーズを呼び出す電話に大慌て。
翼手ブレッドが襲った人間は、ヴァン・・・・・・・・の隣にいた眼鏡!
えー?!
眼鏡、殺されちゃったよーーー!!
沖縄篇から登場し、ヴァンにスカウトされてサンクフレシュ製薬へ。
ヴァンの元で働き、常にヴァンの側に仕えた忠実な眼鏡。名前不明。
まさか死にキャラになるとは・・・(((( ;゜Д゜)))
背景キャラから育った人としては、スタッフも愛着あると思ってたのに。
(オープニング映像にも出てるし。)
しかし普通にヴァンも殺されると思った。
軍の車を破壊したカイ、デヴィッド、ルイス、ルルゥ。
衛星放送は止まる。
が、翼手の群れに囲まれてしまう。
ルルゥ、「こいつめっ!」とか言ってアンテナ壊す姿が可愛かった。
和みキャラだなぁ。
戦闘ではお馴染みのデヴィッド負傷も有り。
十数匹の翼手相手にどうなるんだろう・・・!
助けてくれる人なんていないしな~。
「私たちはこの世界に現れるべきじゃなかった だから私たちはあるべき場所に戻るのよ」
「滅びの世界へと・・・?」
「そう!私たちは今夜 ここで滅ぶ!!」
「その望みが叶うことはない!」
ハジがアンシェルを引き受け、小夜はディーヴァの元に。
ソードをかざすディーヴァ。
繭を撫でて見守るネイサン。
「いよいよ始まるのね」
「いらっしゃい 小夜姉さま」
小夜がディーヴァの前に立ったところで終わり。
ディーヴァの剣は、オープニングのと同じかな?
まさにオープニングと同じ舞台が用意されてるな~。
格好は全然違うけど。
■■総評
悪代官コンビ・ブレッド&グラントは今回で退場っぽいかな。
真央とジュリアはアパート待機組なので、出番は望めないかな。
そういえばコリンズってどうなったんだろう?
デヴィッドにカッターで刺されて以来、出てないよね。
デヴィッドは今まで散々、死亡フラグをクラッシュしてきたから心配してないけど。
誰も助けに来てくれないような状況だよね、あれ。
赤い盾増援部隊が到着するとか・・・。
コープスコーズがルルゥに惹かれて助けちゃうとか・・・・。
どう切り抜けるんだろう。
今回はカイとアンシェルが回想してたので、懐かしいシーンがいっぱい。
・沖縄、小夜とカイのバイク二人乗り
・赤い盾本部で仲直りして「沖縄に帰ろう」と約束
・ロンドンで釣りに出かけたときの小夜の笑顔
・実験農場でのカールとの戦闘
・ジェイムズとの戦い
・感謝祭でアンシェルに腕をメキメキされる小夜
・小夜を姫抱っこでさらっていくソロモン
・リクを泣きながら抱き締める小夜
・惨劇の日、ジョエルの血を吸うディーヴァ
・繭にたれる血
・ドレスアップ・ディーヴァの手に口付けるアンシェル
・カールとディーヴァの赤い盾襲撃
やっぱ最終回間近だとサービスとして多くなるのかな、回想。
カールなんて退場してから誰も触れてくれないから、ちょっと嬉しかった。
シフ&ジョージ以外はみんな出たっぽいな。
ラスト2回。
感慨深い・・・・・・あとラストが早く見たい。
けど、終わるのが寂しい!
1年モノのアニメなんて初挑戦なんだよ!!
主題歌ベスト版も買ってやる!!(初回特典のブックレット目当てで。)
■■次回
短いー!短いんじゃー!!
次番組の番宣のおかげで、かなり短くなってるよ。
次回予告、いっつも楽しみにしているから、短くってガックリきます。
小夜VSディーヴァ
ハジVSアンシェル
この対決っぽいですね。
アンシェルは完全翼手化するけど、ハジは解禁ならず?!
空中戦かぁ。
ハジが弱ければ弱いでつまんないけど、今更アンシェル相手に奮闘されても微妙な気持ちになりそうなのは私だけでしょうか。
ルルゥの笑顔が気になる!何に対して笑ったんだ?!!
「シュヴァリエはシュヴァリエ同士 私たちは私たちで楽しみましょう」
「ディーヴァ!」
次回 『二人の女王』
「だから私は貴方を殺す」
>でも、ネイサンがディーヴァのシュヴァリエじゃないなら、どうやってシュヴァリエの中に入り込んだんだろう。
>一応アンシェルに認められて、ディーヴァの血は飲んだのかな・・・?
ディーヴァにあったことがないのはネイサンだけ、という伏線もありましたが、それならどうやって?という疑問が残ったままですよね。
ネイサンのシュバリエになったいきさつ、きちんと説明されるんでしょうか?
気になりますね~。
>カツアゲされてる人みたいだよ、ハジ。
ははは、確かにそう見えますね!
私はもっとヨコシマな想像をしてしまい反省デス。
>アンシェルの擬態かよ!
これ、ぼんやりしてたので、見た直後は本当によくわからず、アンシェルの擬態に気がつきませんでした。夜更かしってダメですね(苦笑)
>眼鏡、殺されちゃったよーーー!!
しかも、名無しのまんまだ!!(泣)
アルジャーノは命拾いしましたね。
そういえば、コリンズは一体どこにいってしまったんでしょうか・・・。
あと2回、寂しいような不安なような。
小夜もハジも幸せになれるといいのになあ・・・と思ってます。それでは。
「アンシェルも」って言ってたので。
アンシェルの擬態は最初分からなかったですよね!
流石の兄さんは何でもアリっぽくって素敵です。
あと2回、寂しいような、不安なような。
終わり方がどんなになるかドキドキですね!