陽おりだまり

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謡本カバー 足袋入れ

2010年02月10日 | 布小物 
お能の謡(うたい)を習ってるお友達から
帯のような織生地での謡本カバーを頼まれてました

最初は仕舞(しまい)を羽子板のように、立体的にアップリケする予定でしたが
それだと小さい生地がたくさん欲しいところ
良い感じの生地ってなかなか手に入らず
江坂の大塚屋に行ってみようかな~って思ってた頃に
(ここは以前近くに住んでいたことがあって、宝塚の衣装生地もここで調達してるとか聞いたような…とにかく生地が豊富だった記憶が)

「いい感じの生地安くあったから送るね~」
と友達から連絡が
浅草橋にたくさんあるらしい

ビーズのお店にしてもそうなんだけど…
大阪って梅田や心斎橋、阿倍野ってお店がバラバラなのに
浅草橋は…とにかく一か所に集中してて、買い物ができるらしい
うらやましや

と言うことで、ご本人の選んだ生地にてシンプルなカバーを作ることになりました
シンプルとは言え、生地が生地ですから 


手触りがごつごつして見えるでしょうか?
実はすごくさらりと柔らかいんですよ




足袋入れは残った生地を縫い合わせてお揃いで作りました
実はこれもブックカバーと同じ作り方なんですよ
ちょこっと変えるだけで使い道が広がりますよね

縦に生地が残らなかったので、つぎはぎですが
前後とかぶせの部分の模様をきちんと反転させることができたのでちょうど良かったです
スナップは付けない方がおさまりがいいかな~と判断です
(めんどくさいからじゃないのよ…けっして)


今回はじめての生地で水通しとかちょっと悩みましたが…
このような生地の場合、霧吹きを使うと良いらしいです
なんて、楽なんだ
と言うことで、綿の裏地も全部霧吹きですませちゃいました


私も以前弓道をしていたので、弽(鹿革製の手袋状のもの)入れとか
和柄のきれいな生地に入れてあるのを見て、憧れがありました
今回、このようなオーダーを頂いた機会に感謝します

楽しかったのよ



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