あやつりぞうくん

お調子者のぱぱ。心配性のまま。宇宙一かわいい僕(陽和音)。
二人は今日も陽和音に夢中。わがやは毎日、陽和音びより

しっかり、ちゃっかり

2007-06-30 23:52:57 | Weblog
まもなく、6ヶ月になるひなくんは、

体がだいぶしっかりしてきた。



彦覇くんに影響されたか、

お座りがとても上手になった。



ママの支えなしでも、

少しの間座っていられるようになった。



お座り初心者のその姿、

本当にかわいらしい。



お座りデビューを果たしたひなくんですが、

これはママの苦労の結晶かも知れない。

(自分で言ってみる)





我が家には、ふらふらのお座りを支えてくれる『アイテム』がなかった。



その間、

お風呂に入るとき、

ご飯を作るとき、

ベビーカーを部屋に持ち込み、

椅子代わりにしていた。




それから、

授乳クッションを1段・・・2段・・・・

と重ねて支えてみたり。





でもこれじゃかわいそう。



そこで、あまり乗り気でないパパをその気にさせ、

お椅子を買ってもらった。









ひなくんは、だいぶ喜んだ。

ママも、だいぶ喜んだ。






『お金で時間を買う』ってこういうこと!?

よく分からないけれど、

これで少しは、私の負担も軽減させてもらえるでしょう。





ありがとう、スヌーピーのお椅子ちゃん。

ありがとう、いい子なひなとちゃん。





いろんな「アイテム」で、

腰が強化されたのか、

お座りがだいぶしっかりしてきた。






それは、体がしっかりしてきた

ということで、



こ~んなことも。






ふ~っと後ろに倒れたら、

“わっ!ボクの好きなメリーだっ”

と思わず、ガシッ!!


そして、迷わずパクリ!!






今日は一段と近くにいたメリーちゃん。


ひなくん、ちゃっかり食べといた。





日に日に、しっかり・ちゃっかり、していくひなくん坊主。


かわいいね。

ひなひこ日和

2007-06-30 23:25:50 | Weblog
6月27日

にぎやかな日だった。

女友達3人と、そのベビーちゃん1人が、

我が家に遊びに来てくれた。

私と陽和音合わせて、総勢6人が

この狭い家に集ったのだ。



暑くて狭くて、申し訳ないぐらいに、楽しかった。



『学校』の友達でもなく、

『仕事』の仲間でもなく、

『想い』を共有し、過ごしてきた仲間。




だからかな。




社会に出ても、家庭を持っても、

懐かしい関係じゃない。




いつも、いつでも、今のまま。




その友達の中に、

陽和音と彦覇(ひこは)君という、

ベビーが加わった。




友達の晴子は、

「嘘みた~い!」

と何度も言っていた。





この仲間に、

子供が加わるなんて、

本当、

「嘘みたい」

な話だから。







子供好きがきっかけで知り合った私達は、

もちろん赤ちゃんも好きなわけで・・・・・






それはもう、

大いにかわいがってもらった

ひなくんとひこくん。





友達の佐和美は、

ものすごく、

子供が欲しくてたまらなくなっていた。




彦覇くんは、

陽和音より、2ヶ月ほどおにいちゃん。

2ヶ月たつと、こんな事が出きるようになるのか!

と、驚くことばかり。






しっかりお座りをして、

離乳食を食べ、お菓子を食べる。


しっかりとうつぶせになり、

オモチャを食べる。



「ね~!」

と、首を傾けてお愛想してくれる所なんて、

ママそっくりだ。




本当に、子供は親の映し鏡なんだ。




陽和音は、私の何を映し出すのか・・・・

と考えると恐ろしい。

日頃の行いには『要注意!』だ。






子供はさておき、

女同士が集まれば、

色んな話に花が咲く♪





私も自然とリラックス。

色んな想いをぶちまける(笑)





女同士だからか、

仲間だからか・・・・・





私の気持ちを分かってくれる。

認めてくれる。

心配してくれる。

教えてくれる。

力をくれる。

ほっとする。






外の空気を吸う、のは、外出だけじゃないんだ。






大人のことはさておき、

二人のかわいいツーショット!




授乳クッションに二人で入り、

いじくり合う。





気づいたら、お手手つないでた。







彦覇くんのママ、悠子と

陽和音のまま、私は、

(たぶん)同じテンションで

写真を撮りまくった。







彦覇くん、これからも、よろしくね。

悠子、晴子、佐和美、これからもよろしくね。

ひなももベビー日和

2007-06-29 17:45:34 | Weblog
6月26日

またまた、集まった。

陽和音&桃吾&麻衣たんベビー

と、

そのママ達。

何度逢ってもおもしろい。

毎日見ているひなとでさえ、

日々、成長していくのだから、

数日振りにあった桃吾なんて、

そりゃもぅ、

新鮮なわけである。



まぁ、ママ達は何とも変わらないわけだけれども・・・・・。



あ、違う。



麻衣たんは、只今、

赤ちゃんと体を共有しているため、

逢うたび、進化してゆく。



もうすぐ臨月に入ろうとしている、そのお腹は、

異様なほどに、大きく見えた。


私も、こんなだったのだろうか。

客観的に見るお腹は、

想像以上

記憶以上

の衝撃だ。




だけど半年前、

ビックリお腹をコートで被い、

真冬の寒い街を、

テクテクと、歩いていたのは私だ。


いや、


あまりに重いお腹を抱え、

ふらふらと、ふらついていたような気がする。



あぁ、今更ながら、恐ろしい。



でも、そのお腹を、まじまじと見つめていたら、

誇らしい気分になってきた。

なぜだか、私が。



まもなくこの世に誕生しようとしている命が、

すぐ目の前にある幸福感。

幸せのおすそ分けをしてもらった様だ。



幸せの命、

幸せの誕生を、

心から楽しみにしている、今日この頃。




そんなことで、また今日も、

陽和音と桃吾ちゃんは、

二人並んでおり、

そこに、麻衣たんベビーも参加している。




前回は、三人の交信により、

逆子が治ったそうだ。




今回は、

ちょっと小さめだという、赤ちゃんに、

ぷよぷよビームを送っていたと思われる。




陽和音と桃吾も、

二人並んで、交信していた。



前回よりも、確実に、

お互いを意識しあっていた。



この二人は、意気が合うのかもしれない。



いつも一緒のミルクタイム。

時折、一緒のポーズを決める。








二人の動きが、おもしろくて、かわいくて、

ママ達はきゃはきゃはだった。

こんな仲間がいる環境に恵まれて、

親子共に幸せだと、つくづく思う。



ここに居ると、

時々ママがチェンジする。



ママより高いテンションで、

激しく遊んでくれる、ありちゃんを前に、

最初は戸惑うものの、

奇声をあげ、大興奮の陽和音。

「ねぇ、ママ!これ、ちょーたのしーよ!!」

と、満面の笑を浮かべ、

時々私を振り返る。




その側で、

ママよりちょっと低いテンションの私に抱かれ、

「カエルしゃん、こんにちわ~。

 ぞうしゃん、こんにちわ~。」

などと、のんびり置物を紹介してい歩く私に、

付き合ってくれる桃吾。

その後、抱っこのまま、座椅子に座っていた時のこと。

ゴロンと後ろにひっくり返ってしまった。

私はきゃー!と驚くほど怖かったのに、

桃吾は楽しんでいたそうだ。

この子、やっぱり、激しい動きが好きなんだわ(笑)




更に、お腹の赤ちゃんに失礼なほど、

麻衣たんに抱っこされる陽和音と桃吾。






これから、麻衣ちゃんの赤たんが加わったら、

どんな感じになるのだろう。

3人で想像し、3人でにやけた。

あぁ、待ち遠しい。





これから、ママになろうとしている麻衣たんは、

赤ちゃんみたいにかわいいのです。

遊んでいる時、一本の電話がかかって来た。


麻衣ちゃんは、

「もしもし」・・・・

「今いません」・・・・

ガチャッ!と切った。

勧誘?と聞くと、

「お母さん居ますか?」って聞かれたから、

居ませんって言ったの。

だって。

勧誘の人は、

これから、母になろうとしている女性が相手だと知ったら、

どんなに驚くだろう。

そんな麻衣たんが、かわいすぎて笑えます。

そして、子供が大好きな麻衣たん。

子供が大好きな旦那さん。

どんな子育てをしていくのか、本当に楽しみでなりません。



かわいくて優しいママの元に産まれてくる赤ちゃん。

とても幸せな赤ちゃん。






陽和音・・・・1月3日生れ。

桃吾・・・・・4月3日生れ。

麻衣たん・・・8月3日予定日。



これも何かの運命だ。


そうだ、ピノたべなきゃ。

これぼくの!!

2007-06-24 11:50:56 | Weblog
いつ頃からだろう?

「あんよ」を触ると喜んだのは。




いつ頃からだろう?

「あんよ」がひなくんの視界に入り始めたのは。

時折、興味深い顔をして、「あんよ」を眺めていたな。





いつ頃からだろう?

お手手に「あんよ」が触れ始めたのは。

お手手が「あんよ」に触れる度、“グーパー”してたっけ。






いつ頃からだろう?

あのタオルマジックは・・・・・。

「あんよ」にタオルがかぶさると、

“ぴょ~ん”とタオルが浮き上がってきて、

お手手でキャッチしちゃうの。

だからいつも「あんよ」は丸出しだったっけ。






そこからだ。

自分の意思で「あんよ」を上げるようになったのは。


そこからだ。

「アイツ(あんよ)」をつかまえてやる~!という気が起きたのは。



それからしばらく、

来る日も来るひも挑戦した。




「アイツ(あんよ)」をボクの手で捕らえるために。





ママは真剣に応援した。

手を貸すわけにいかないから。


そして時々笑った。

自分のあんよなのに、逃げられちゃうところが、おかしくて。

「右と左が一緒に動いちゃう」

って、ピアノ初心者の人がよく言う感じと似ているのかも知れない。




その頃からだんだんと、

「アイツ」から

「ボクのあんよ」

という意識に変わって来たのだと思う。




そして、寝返りを遂げた辺りだろうか。

右の「あんよ」をちゅかまえた!



「これぼーくのっ!」



ついにひなくん、

ぼくのあんよ

を知りました。




寝返りと同じく、一度覚えてしまえばお手の物。

ぴょ~ん!とあんよを持ち上げ、にぎにぎしてる。




だけどね、左の「あんよ」はまだなの。




忘れっぽいひなくんは、

「右」をゲットしたことにより、

「左」の存在を忘れてしまったようだ。




「ひなくん、こっちにも、あんよ、あるんだよ。」

と言っては、「左のあんよ」の存在をちらつかせてみた。




どうやら、「アイツ」が欲しい!

という欲は、もぅないらしい。




まぁ、いいか!

と、ママも気にしなくなっていた。




でもちゃんと、出きるのですね。


突然に。




朝目が覚めて、ひなくんを見てみると、

いつものように「あんよ」があがっていた。


右・・・・そして左・・・・

ん!?左??




“あっ!左のあんよちゅかまえた~!”




と思った時、

そのまま、お口に運ばれて行きました。



あと一歩、お口までは届かないものの、

ママはビックリです。





両方の「あんよ」をつかまえても、

しばらくは、

なめなめしないと思っていたから。



赤ちゃんの身には、

いつ何が起きるか分からないということを、

再確認する瞬間でした。






昨日できなかったことが、今日できるようになる。

どうやら本当らしい。




気が付いたら、お顔にかかったタオルを取れるようになっていた。

気が付いたら、鏡に映る自分を見て笑うようになっていた。

気が付いたら、オモチャの遊び方が変わっていた。



いつからか?

ママが気づかないうちにも、

どんどこ成長している。



ひなくんの足は思った以上に速いようだ。

超特急の追いかけっこ。

ひなくんとママの追いかけっこ

2007-06-23 23:33:00 | Weblog
寝返りを喜んだ事なんて、もぅずいぶん昔の事のよう・・・・

頭を抱えて悩むママ。



なぜならば、

・ひなくんの回転を阻止する・・・・

    もしくは、

・うつ伏せから仰向けに戻す・・・・


この作業に、一日の半分以上を費やしている。

といっても過言ではありません。


その作業は、ママの『体力』と『気力』をかなり消耗させます。



消耗理由その1)回転すると、すぐグズる。

消耗理由その2)もどした瞬間、また回転する。

消耗理由その3)眠いと回り、回って泣く。 → 戻せばもっと泣く。

消耗理由その4)回転を阻止すると、怒り泣きする。


もぅ、どうしようもないのです。

目が離せないばかりか、手が離せないのです。



そんな困ったちゃんのひなくんには、

お座りの方が合っているようだ。



ということで、

ママとひなくんの間では、

いま、お座りがブームである。



お座りといっても、ママの支えを借りてのことで、

目が離せない&手が離せないことには変わらないのですが・・・・・。



ただ、お座りの姿勢は、ねんねよりも、

いっぱいいっぱいわくわくします。

いろんなものが見えます。

いろんなものに手が届きます。

いろんなものが食べれます。



何よりも、回転しません。(・・・ママ目線)



だから、ママもひなくんも、笑顔になれます。



ただ、欲望のままに動くひなくんを、支える役目も大変です。



そこで、やってみた!

支えなしでお座りを。。。。



!!!できた!!!



2~3秒、保てました。


まさか、出来ないだろうと思っていたママは、

驚きました。

そして、喜びました。

そして、楽しくなりました。



早く、一人でお座りして欲しいママは、

何度もやって鍛えます。

ひなくんのお座りが一人前になる日まで。




この、

『仮』おすわり

は、ひなくんにとって、

大きな大きな進化です。




困った困った・・・・

と、頭を抱えていても、

な~んにもおもしろくありません。



悩み・・・考え・・・

ひらめく! (わくわく)

やってみる! (どきどき)

できた! (イエーイ、やったー!)

ひなくんの様子を伺う。 (じーっ・・・・)

ひなくん、あらたな展開をみせる (わーい、おもしろい)



これが育児なのかと思います。



時には、

失敗 (ざんねん)

なこともあるでしょう。



その時はまた、悩み、考え、ひらめけばいいのかと思います。



それが、子供と一緒に成長することなのかと思います。



ママが悩むとき、ひなくんも悩んでいるのかも知れません。



これから益々、動きが出てくるであろう、ひなくん。

ひなくんは次の進化に向けて走り続けます。

のんびり屋のママも走り続けます。

ひなくんとママの追いかけっこ。




どっちが先を行くかは、その時次第。




ちょっと視点を変えてみる。

ちょっときっかけを与えてみる。

かわいいあまり、つい、しつこく構ってみる。


ママの暴走に、ちゃーんとひなくんは付いてきます。

そして、ひなくんは、新たな展開を見せてくれます。



ママとひなくんの、追いかけっこ。

やめられないとまらない、追いかけっこ。

面白すぎる。


時々パパも飛び入り参加!!

「やーい!パパ~!
    ボヤボヤしてると置いてくぜ~ぃ!!」

とひなくんが言っています。

おふろ暴走族

2007-06-23 16:29:32 | Weblog
ぷかぷかぷ~

たのしいおふろ

シャワシャワシャワ~

ゆかいなおふろ



ひなくんはお風呂がだーいすき☆

お風呂に浮かぶ、ひなくんの笑顔は、特別かわいいです。

それから、お風呂のひなくんは、特別おもしろいです。

ひなくんの最近のブームは、

“ばちゃばちゃばっちゃん”遊びです。

今まで、ママとひなくんは、お顔を向き合って湯船に入っていた。

でも、ひなくんがあまりにもキョロキョロするので、

ほ~いっ!と反対を向かせて入ることにした。

それを機に、ひなくんは、お風呂暴走族になった。

バシンバシン!!

と浴槽の壁を叩きまくり、

バチャンバチャン!!

と水面を叩きまくる。

顔に跳ね返る水しぶきが、とても迷惑だそうで、

いつもひなくん、しかめっ面。

(ママのが迷惑だっつーの!)


お手手のみならず、全身で暴走するひなくん。

ここは、お風呂です。

浮く力が作用して・・・・

ツルン!!

お尻がぷか~っと浮いてしまった。

おーっとっと!

お顔が沈まないように、慌てているのはママだけだ。

ひなくんは、

“ちょっと景色が変わったな~!”

ぐらいの感覚なのか、手足の動きは変わりません。

ただ、お尻が浮いたことにより、

手足は水の中。

ひなくん、犬になった。

けん太に教わったか!?

まさに犬かきです。

面白いので、そのままの体勢で、

せま~い湯船を、行ったり来たり。

スーパーマンみたいでかっちょいい!!

いつか温泉に行ったら、

ちょーながーいコースを、スーパーマンさせてあげたいな~。

(人の迷惑になるので泳いではいけません!)



先日、実家でお風呂に入ったときのこと・・・・・

やけに大人しいひなくん。

暴走族しないのかな~?

と覗き込むと、

ニタニタ笑っています。

“ひなくん、な~に笑ってんの~?”

というママの問いかけに、振り向きもせず、笑顔で答えます。

“????”

あつ!そうか!!

ばぁばの家のお風呂は、浴槽の壁が鏡になっていたのです。

ひなくんは、

鏡の向こうのひなくんにお愛想♪

“ひなく~ん、お顔見えたの~。よかったね~♪”

すると、

鏡のママにもお愛想♪

ついでに振り向き、後ろのママにもお愛想♪

(あら、両方どうも)


右も左も、前にも、ひなくんだらけ・・・・・。

四方八方にお愛想♪

いつものしかめっ面は見れなかった。



そうか、やっと分かった!

大人とは違うんだ。


大人が湯船に入っても、景色は大してかわらない。


でも、赤ちゃんは、湯船に入った途端、

周囲が壁になってしまうのだ。



突然、隣に大きな壁が現れたら、

なんだこりゃ!?

と思うだろう。


そりゃ、叩きたくもなるか!



ましてや、そこに、自分の姿が映し出されたとしたら・・・・

ニタニタしたくもなるだろう。



赤ちゃん情報によると・・・・

赤ちゃんのバシバシ叩く行動は、

そのモノが、ナニかを確かめる、

学習行為だそうな。



ふへ~!

またひなくん、おもしろい事はじめたな~。

と、変化があるたびママは思う。

でも、その行動全てに、意味があるんだろな。


そして、同じ月齢のママに聞くと、

皆おなじような事をやっているのだそうな。


赤ちゃんとは、誰も教えないのに、

どうして同じような流れで成長していくのか、

ほんとに不思議だよなー。


赤ちゃん、というか、人間か。


私もいつかは、そうだったんだ。

ひなくん VS けんた

2007-06-20 23:39:08 | Weblog
先週末、初めてひなくんと実家にお泊り。

5ヶ月にして初めて!の理由は・・・・・

我が家(実家)には、
『けん太』という、
かわいくて、おばかな犬がいる。

そのけん太は、雑種で、しかもかなり大きい。

ひなくんの2倍以上はあると思われる。

犬が苦手なパパは、
ひなくんとけん太のご対面を
ずぅ~っと恐れていた。

犬が大好きママは、
パパのように、犬嫌いに成長してほしくない。
犬の免疫をつけねば!!
と、ずぅ~っと思っていた。


やっと逢える!!

ママが逢いたかった。

半年ぶりに見るけん太は、
想像以上に大きかった。


のっそのっそと、
毛むくじゃらなものが動き回る様子を
じーっと見るひなくん。

何だかよく分かっていません。

しかし、見れば見るほど、興味が湧いてくる。

最近は、目につくもの全てに手を出すひなくん。

もちろん、けん太にも手を伸ばします。



けん太は、子供が嫌いです。

何をされるか分からない辺りが嫌のようです。

また、家中の注目が、
『ボク』(けん太)ではなく、
『アイツ』(ひなと)になってしまった辺りが嫌のようです。



ひなくんは、けん太が近くを通るたび、手を伸ばす。

けん太は、そんなひなくんを横目で見ながら、足早に通り過ぎる。

ひなくん、ざんねん×××



けん太は、でっかい体をして、
ほんの狭い隙間を、上手に切り抜ける。

ひなくん、ざんねん×××



しかし、食べ物に目がない、けん太。

ママがひなくん抱いて、ご飯を食べていると、
トットットーッと、寄ってきた。

ひなくんの目が、けん太を捕らえる。

きたーーー!!とばかりに手を伸ばす。

けん太は食べ物欲しさに、伏せをする。

その時!!


『お耳』ちゅーかまえたー!

にぎにぎ、ぎゅっぎゅ!

ひなくん、ついにやりました~

けん太、ついにやられました~

セブンイレブンの風船

2007-06-14 19:38:35 | Weblog
うちのひなくんは、

5ヶ月にして、早くも、パパとママに

「ばかちん」と言われてしまうようになった。



それの原因は、性格によるものなのか、

この頃の赤ちゃん特有のものなのか、

それは知らない。

とにかく、はしゃぎ方が半端でないのです。



「ばかちん」を引き起こすアイテムは、ビニール袋。

ビニール袋が好きなのは知っていたが、

お口に運んで息が出来なくなるのが心配で、

いつも恐る恐る与えてた。



ママは閃いた!

風船にしちゃえばいいんだ!


と、セブンイレブンのビニール袋に、

ふ~っ

っと、息を吹き込み、風船を作ってあげた。


大成功!!


風船を渡した途端、

ひなくんが変貌を遂げた。



ひなくんのあそびごころを、相当くすぐったようだ。


「わおーっ!」

「きゃっきゃ~!」

「あぶぶーーー!」

と言いながら、

風船をブンブン振り回し、

狂ってしまった。



もぅ、パパとママは

おっかしくって、おっかしくって、

笑いが止まりません。




振り回すから、飛んでってしまうものの、

手を伸ばし、足を使い、

意とも簡単にすくいあげ、

何事もなかったかのように、

また狂ってしまうのです。



その足技ときたら、スゴイです。


たとえ、そっぽを向いていても、

掴みます。

足で。



ばかちんなのか、天才なのか。


赤ちゃんだから成せる技。




その晩、いつものように、ひなとは眠った。

そして、いつものように、パパが覗いた。


そこで一言。

「子煩悩」

っていい言葉だよな~。



「僕達、子煩悩かなぁ?」

それはどうかは知らないが、

ひなくんがかわい過ぎて

悩まされていることは間違いない。



きっと、生涯、これ以上幸せな悩みはないでしょう。

でも、これ以上、どうしょうもない悩みはないでしょう。



笑ってくれるから、かわいいんじゃない。

お話してくれるから、かわいいんじゃない。

ただ、動いただけでかわいいのです。

ここに居るだけでかわいいのです。

想像しただけでかわいいのです。



かわいいかわいいって、他の言葉はないのでしょうか。

言葉とは、体から溢れるキモチの1%も表現できない気がしてなりません。


たぶん、どこのパパとママも、

かわい過ぎて悩んでいるんだろな。



ママとパパにとって、

ばかちんになっても、

ひなくんは、宇宙一のかわいこちゃん。

懐かしい時間

2007-06-13 00:24:27 | Weblog
6月10日   高橋義則 追悼コンサート。


父は、私達が生まれるより前、
音楽を趣味としていたらしい。

私はよく知らない。


ただ、父の曲がどんなものかは、

よーく知っている。



和音・・・・リズム・・・・曲調・・・・

全てにおいて、聞きなれない曲の構成。



私は、「普通」のピアノの発表会で、

「普通」の曲に挟まれて、

その“聞きなれない”音を鳴らしました。


私が音を鳴らし始めてから、

そして、音を鳴らし終えてからも、

『変なムード』

なのです。


だから、私はいつも、

父の曲を 『変な曲』 と呼んでいた。



「ショパン」

「ベートーベン」

などの狭間に、

「高橋義則」

だから、仕方がない。




その点、今日は、

父の一周忌を迎えた今年、

父を偲んで、音楽仲間が企画してくれた、

ありがたい、日なのであった。



父の居ないホールに、

私にとっては、聞きなれた、

「音」が響いた。




父がいる空気が流れた。



いつもおしゃべりな父は、
時々、黙って、遠い目をする。

何かを考えている、、、、のか

何かが聴こえてくる、、、、のか

何かを感じている、、、のか。


ほんの少々しか弾けないギターを構え、
ポロポロ~ンと鳴らす。


ほんの少ししか弾けない鍵盤に手をのせ、
ピロピロ~ンと鳴らす。


その空気が流れた。



「音楽」というのは不思議なもので、

その音楽を聞いた瞬間、

ふと、懐かしい光景が目に浮かぶ。



きっと、多くの人が、

その“不思議な感覚”に覚えがあるのではないか。


ドキドキする想い、

寂しくなるような想い、

励まされるような想い、

人によって、曲によって、

いろいろな感情が、音楽と共に蘇ってくる。



そんな感覚。



その日、『変な曲』は、

『安心感』として、私の心に蘇ってきた。



形あるもの・・・・

形ないもの・・・・

人はいろんなモノを残していく。


残された者にとって、何よりも大切で、必要なモノ。


ふとした時、また逢えるから。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


作品は、

ギター

尺八

ハーモニカ

の為の曲であった。



演奏家は、

プロとして活躍する方々で、

とても素晴らしい音を奏でてくださった。




たとえ、そこに居なくても、

想いを込めたものが、

形となって、人に伝わった。



想いを組んで表現してくださった方々が居たから。



だから、私達は

“ありがとう”

と、心からお伝えした。



父の気持ちを、お伝えした。




~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~




当然ながら、陽和音も参加したのだが、

“じぃじの生まれ変わり”

と言われようとも、

♪しゃぼんだま♪ や ♪ぞうさん♪

とはかけ離れた音楽を、

まだ、受け入れがたいようだ。



コンサートの終盤、

集中力が切れた陽和音を前に、

パパとママは「変な顔」を連発した。


泣き顔を、笑顔に変えるのに必死であった。

我が家に侵入した、悪いヤツ

2007-06-12 23:12:56 | Weblog
我が家は皆、『風邪症候群』とやらに、やられてしまった。

しかも、情けないことに、『子』から『親』への感染である。

「カゼ」なんて、カタカナで書けちゃう程度のもんだ!
・・・・などと、結構バカにしていた罰かも知れない。

当然ながら・・・・カタカナであろうが、英語であろうが、
そんなもの、威力を現す基準でもなんでもないのだ。

まぁ、とにかく甘くみていた訳で・・・・・




ある日、陽和音が“コンコン”と咳をしていた。

赤ちゃんでも咳なんてするんだ~

と、流していたところ・・・・

“コンコン”  

“ハックション” 

“ジュルジュル”

異様な音が、頻繁に鳴り響くようになってきた。


そう、ひなくんのちいちゃな体で、
「悪いヤツ」に立ち向かっている音である。

うー!! こいうつーー!! 出ていけー!!

と、必死に戦っている。


ママには、お薬を飲ませてあげる他、何もできません。

でも、我が子のかわいそうな姿をだまって見ていられず、
何とかしてママも一緒に
「悪いヤツ」をやっつけてやる!
という気持ちでいっぱいになった。

はて、どうしたらいいものか?

お鼻が詰まっているから苦しそう。

そのせいでお咳がでる。

!!お鼻を吸ってあげればいいのだ!!

早速、パパにお鼻を吸うチューブを買ってきてもらった。

しかし、お鼻掃除がキライなひなくん、
ちょん、とチューブが触れただけで、
ものすごい勢いでお顔を振る。

こりゃダメだ。

となれば、ママのお口で吸ってあげるしかない!!

そこで、
急にお鼻を吸っては嫌がると思い、

チュッチュッチュ!
と数回チューをした後にお鼻へ!!


すると、

ママ:しゅ~!と吸う。 と同時に、

ひなくん:ふ~ん! と吐く。

ママのお口に空気が吹き込まれてしまった。

××× 失敗 ×××


もう一度チャレンジ!

ママ:しゅ~!   と吸う。 と同時に

ひなくん:ふ~ん!  と吸う。

あー、危ない!ママまで吸い込まれてしまうとこだったー!

××× 失敗 ×××



お鼻吸い攻撃は、二人の意気を合わせないといけない、
とっても高度な技なのであった。


ということで、失敗に終わった。


失敗だけならまだしも、

まんまと、「悪いヤツ」を吸い込んでしまったようである。

「悪いヤツ」にとっては絶好のチャンスであったに違いない。

どんな顔で、ママへ侵入してきたものかと、
想像するだけで、腹が立つ。


久々にかかった風邪は、思いがけず、辛かった。


辛そうな我が子を見て、
変わってあげたい!と何度も思ったが、
実際に味わってみると、辛いものだ。

変わってあげたい!
と思っているうちは、人事なのか・・・・

いやいや、
そんなことはないが・・・・

その立場にならないと分からないことが、やはりある。


お腹にひなくんが居るときは、
薬も飲めない、赤ちゃんが心配・・・・
と、カゼなど引くものか!と気を張っていた。

産んだら産んだで、
目の前の育児に追われ、
カゼどころの騒ぎではなかった。


ここのところ、ようやく、力が抜けてきた
という証拠だろうか?


ということで、
今回のカゼにも意味があったのかと、
自分なりに納得し、
“次の標的はパパなんだろな~?”
とよからぬ想像を働かせてしまった。

それがいけなかったのか、
まんまと「悪いヤツ」はパパへと侵入していったようだ。


ゴメン。(私のせい?かは疑問である)


パパはお休みもなく、
今もなお、だましだまし、
「悪いヤツ」とのお付き合いを続けている。


頑張れ!パパ!



ただの「カゼ」。

と、甘くみていた正体・・・・・。



『風邪症候群』という、

何だか立派な名称があるようだ。

ガーン