あやつりぞうくん

お調子者のぱぱ。心配性のまま。宇宙一かわいい僕(陽和音)。
二人は今日も陽和音に夢中。わがやは毎日、陽和音びより

憧れの3名様

2007-05-31 18:35:47 | Weblog
半年振りぐらいに焼肉屋さんに行った。

妊娠中は、体重増加を注意され、焼肉食べるの怖かった

出産後、おっぱいがどうなるか分からなくて、焼肉食べるのが怖かった

ひなとは早々とおっぱいを飲まなくなり、
やっと今、自分だけの体となった。

ご飯の準備に追われる事もなく、後片付けという煩わしいものもない。

焼肉だって食べ放題!!
ビールだって飲み放題!!

久々に、開放的な食事を楽しんだ。

また、パパも久々の焼肉に興奮気味。

「焼肉いっちゃう??」
って何度も言われてしつこかった。

“だから、行くってば・・・・”


浮かれ気味のパパと、浮かれ気味のママは、
席に通され、さらに浮かれた。


お店に入る前、
「2名様かな?3名様かなぁ?」
って二人で悩んだ。

お店に入った瞬間、
「いらっしゃいませ!3名様ですね!」
と、店員さんが元気よく、お席に案内してくれた。


おぉ、ぼくも1名様と、認められた!!


まだミルク以外の物は口にしたことがない赤たん。


でも、1名様と認められた以上、参加させてもらう!


お店の方は、ご丁寧に、
子供用のエプロンを運んできてくれた。

それから、おまけのオモチャを運んできてくれた。

それから、お箸とフォークも運んできてくれた。




さっそく、エプロンをつける。

ひらひらした物が大好物のひなくんは、
大喜びで、エプロンをつかみ、お口へ運ぶ。


紙で出来たエプロン、
あっという間にヨダレでヘロヘロ。。。。

まだ焼肉焼いてないよ・・・・。





そして、ママ達がルンルンで食べてる間、
ひなくんルンルンで遊んでた。

都合のいい、いい子ちゃん。



でも、ちょっと飽きてきた。
僕も参加!!


目の前のお皿やコップをキョロキョロ眺め、
ママがお口へ運ぶもの全てに手を伸ばす。

僕もほちい。。。。


ひなくん用のお箸をあげた。


ひなくん大喜びでお箸を食べる!!

うーーーー!美味しくない!!

お箸を振り回し、テーブルをバシバシ叩き、怒る!!


扇子をもった落語家みたい。





お腹いっぱい食べたパパとママ、
そのまま浮かれて帰ってきた。


「3名様ですね!」

パパはよっぽど嬉しかったようだ。


それからというもの・・・・

意味不明なタイミングで、
一日一回は言ってる気がする。


“ちゃんめいさまですね~”

そして 、 一年が過ぎ ・ ・ ・ ・ ・ 

2007-05-28 22:55:49 | Weblog

命ってなに?

適切な言葉が見つからない。


2006年5月27日

父と手をつなぎ、バージンロードを歩いた。



一歩一歩ゆっくりと・・・・・

印のリボンのとこまで・・・・・




そして私は立ち止まる。

少しかがみ

“パパ・・・・ここまで・・・・・”

耳元で伝える。


父がうなずく。



そして、私の手は、

父の手から真之介の手へと渡った。



あぁ、辿り着いた。。。


そう思った瞬間から涙があふれた。

止まらなかった。

体がふるえ、歩けなかった。



それを察した真之介に支えられ、
バージンロードの先を進む。



神様の前へ立つ。



ひたすら涙がこぼれる。



この日、神様は、私達の元にいた。


この日、父の体は、重い病に侵されていた。








父の病気を知ったのは、一昨年の12月のこと。

同時に、有効な治療法もないことを知る。


父は、病を受け入れ、戦った。

その時、父には前に突き進めるものがあった。


作家として、小説を書き上げることに打ち込んだ。


絶対安静の体で、
東京から、神戸へと取材へ向かった。

無事に帰ってきたから良かったものの、
「坂道で酸素が足りず、死にそうになった・・・・」
と、笑い話のごとく、話していた。


その後、
東京から、東北へと取材へ向かった。

酒を飲み、楽しそうに宿の方へ取材をしている姿が、
なぜか映像に残っている。

何という体で酒など飲んでいたのか・・・・。


ただ、その嬉しそうな姿を映像に残してもらえた偶然に感謝する。



そんな父が、毎日どのような想いで過ごしていたか、
娘の私でさえ、本当の心は知らない。


いつも夢中で小説を書き、
私達、娘を前に笑っていた。


病気のことなど、こちらが忘れさせれられるぐらいに。。。。


それだけ、今、この瞬間が嬉しかったということか。


ただ、
毎晩眠りにつき、毎朝目覚めるとき、
父の心には同じ想いがあったようだ。









父に、結婚式を挙げることを伝えたのは、
昨年4月のこと。

大勢の方に見守っていただけるように、
と、私達が選んだ教会は、
バージンロードがとにかく長い。

結婚式の数週間前、
父は酸素ボンベを背負っていた。

私と真之介は、
バージンロードの長さを測った。

確か、36歩・・・・そのぐらい。

それを聞いた父は、
酸素ボンベを背負い、
庭を歩き、
36歩を数え、
バージンロードを歩く練習をしていた。


式の一週間前、
その程度なら、ボンベを持って歩けると、
私達に向かって、自慢げに話していた。



しかし、その翌日、父は入院した。



ナースステーションのすぐ隣の部屋に。。。


一週間後に娘の結婚式を控えた患者を担当する医師。

その医師は母にこう話した。

医師 「今の目標は?」

母  「娘の結婚式へ行くことです」

医師 「では、それに向けて治療をしましょう」

母  「行かせてもらえけるんですか?」

医師 「この状態で外出を許可する医者は他にいないでしょう」


と。


その言葉通り、
その時父は、自分の足で歩くことが出来なかった。


教会へも辿りつけるかどうか・・・・・。

その覚悟のうえで。




私にも確信がなかった。

父と一緒にバージンロードを歩ける確信が。

でも、なぜか、無事、教会に来てくれる・・・という自身があった。



私の想いはその通りとなった。

“今、無事に到着した”

と噂が流れてきた。


“やった!”


そして、父の待つ控え室へ。

そこには、一週間前とは別人の父の姿が。

車椅子で、袋の付いた酸素マスク。

そのマスクの中で、

「綾だ・・・・綾だ・・・・」

と、笑っていた。





神聖な空気の中、


パイプオルガンの和音が響く。



車椅子の父と手をつなぎ、
姉が車椅子を押し、
母がボンベを運ぶ。

一家4人でバージンロードを歩いた。


当然リハーサルなどという優雅なものはない。


式が始まる前、
“このリボンの所まで来たら止まり、新郎を待ってください”


と告げられた、そのリボンが見えた。



“パパ・・・・ここまで・・・・”



私の手を離し、姉と母に支えられ、父は離れて行った。





おそらく、そこに居る誰もが不思議に思ったであろう
その光景を、そこに居た全ての方が、暖かく見守ってくださった。


大勢集まってくれた、幼い子供達も含めて。



私も、真之介も、言葉にならない想いでいっぱいだった。


感謝の気持ちでいっぱいだった。


ここに集まってくださった皆さんに・・・・・

父をここまで送り届けてくださった方々に・・・・

何としても娘の結婚式に出席したいと強く願ってくれた父に・・・・

そして神様に・・・・






2006年5月28日


妻、

二人の娘、

二人の姪、

兄弟、

また、大勢に見守られる中、

父は天国へのぼった。





「綾、昨日は綺麗だったよ」

「綾、パパもう少し頑張りたかった。ごめんね」


何も答られず、手を握った。

ずっと離れまいと、手を握った。










2006年5月29日


納棺の日。

従兄弟の一言でドキッとした。

「お腹に赤ちゃんの居る子は居ないよな?」



2006年5月30日


通夜の日。


私と真之介は、朝早く、病院の待合室に居た。


名前を呼ばれ、診察室へ。


ぶっきらぼうな先生に、
体の具合を話す。


ぶっきらぼうな先生は、
ぶっきらぼうにこう言った。

「あぁ、妊娠でしょう」  と。


「・・・・・・はぁ。」


見てみましょう、と言われ、診察を受ける。


私と真之介は手をつなぎ、緊張で手が汗ばむ。


人の気も知らず、
またまた、ぶっきらぼうな先生は、
ぶっきらぼうにこう言った。


「あ~、妊娠してますねー。9週目です。」   と。



また涙があふれた。

ここまで来ると、もう、何の涙かさえ分からない。



ただ、分かったのは、
自分のお腹に新たな命が宿っているという事実。



9週目。 
3ヶ月に入ったところ。
身長、たったの2センチ。


小指の先もない、小さな小さな命。
2頭身の頭と体・・・・
その脇に、ちょんちょんっとついたお手手があった。


小さな小さな「陽和音」の命。



お棺に入る、その時、
父が陽和音の存在を教えてくれた。







2007年5月28日

あれから一年。

陽和音は満5ヶ月を迎えようとしている。



この子の存在で、どれだけ多くの悲しみが癒されただろう。


陽和音は、「天使」です。

私と真之介の子だけれど、

みんなのみんなの「天使」です。




真之介が、真面目な顔し、よく言っている。

「な~んで、ひなくんはさぁ、ここに居るんだろう?」 と。


きっと、命とは、そういうものなんだ。




一年たった今でも、いつでもパパに逢える。
いつも、そんな気がしている。


きっと、命とは、そういうものなんだ。




私達家族にとって、
パパの存在は大きすぎて、
ぽっかりと大きな穴が空いた。



それでも私は今、真之介と陽和音に支えられ、笑っている。


そしてこれから先、私達や陽和音と過ごし、母にも笑っていて欲しい。





私は父に多くのものをもらった。

私のための曲。

私のための詩。

結婚の時の手紙。

そして、作家としての作品。

めいいっぱいの愛情。


反抗しても、大人になっても、母になっても、
ペロペロなめられ、
染み込んだ愛情は残ってる。


そしてまた、
私は陽和音をペロペロなめる。


そうしてまた思う。
陽和音に染み込んだ愛情が、
その先また、どこかに注がれて行って欲しいと。



こうやって、

一年前を振り返えろうとも、、、、

結局、、、、、

いつものごとく、、、、、

「ひなくんがかわいい」

この想いで私の気持ちは締めくくられる。




だって、天使だから。







昨日は、
結婚記念日というにもかかわらず、
パパの法事だった。


昨年の結婚式では、
主役を半分パパに取られた。


だから、
昨日の主役は、
半分以上、陽和音がもらった。


お経の間、
もくぎょの音に耳を傾け、
お数珠を振り回し、
いい子にしていた。


ひなくんは、じぃじと交信していた。












      今日もそれなりに頑張って
      
      なんとか一日が終わった
      
      お疲れ様を自分に言って
      
      おやすみなさいと床に着く
      
      ぐっすりと眠って 翌朝目覚めると
      
      懐かしい自分に再会する
      
      ああ、生きていると感じる
      
      有り難いなとしみじみ思う
      
      よし、今日も頑張るぞと
      
      目一杯の気合いを入れ
      
      お天道様に手を合わせる
      
      それが今、自分にとって一番必要で
      
      何よりも大切な仕事と思うから
      
      で、今日もちゃんと生きている
      
      ざまあみろ、である
      
      じゃあ明日も明後日も
      
      その次の日もそのまた次の日も
      
      ずっとずっと生きてやる
      
      いつまでも生き続けてやる
      
      さぞかし煩わしくて      
      
      邪魔っけでしょうけどね



               高梨 耕一郎

ママ、ついに、犬になる

2007-05-24 23:22:10 | Weblog
ひなくんは、ここのところ、目についた物を何でも欲しがる。

手を伸ばして掴み、かぶりつく。

そんな今のひなくんにとって、
お顔の上にオモチャがあることが、
最高に楽しい!!

でも、残念ながら、
家にはプレイジムなどというものはない。

ママは考えに考えた!

そうだ!!

ひもにお人形をつるして、
ママのお首にかければいいんだ!!

お人形の首飾りをつけ、
ハイハイの姿勢で、
ひなくんの上にのそのそと寄っていく。

何だか首輪を付けた犬になった気分だ。


調子に乗って
「ワンワンワン!」
と言ってみる。

ひなくん、ニターっと大喜び!!

アンベベのワンワンで泣いたばかりなのに・・・・。

そして、予想通り、
首輪のお人形に手を伸ばし、掴み、引っ張り、かぶりつく。

ママは首輪を引っ張られた犬の状態。
身動きとれません。

そしてまた
「ワンワンワン!」

ひなくん、ニターッ!!
その笑顔がたまりません。

ひなくんも喜び、ママも喜ぶ。
いつもながら、一石二鳥である。




もうひとつ、二人でよくやる遊び。

「タオルひらひら、いないいないば~!!」

ひなくんは、ひらひら揺れるものが大好きです。

タオルを頭の上で揺らせば、
泣いていてもピタッと泣きやみ、夢中で手を伸ばす。

こんなふうに・・・・




そして、おでこの辺りにふわふわさせると
「はっはっはっはっ!!」
って面白い呼吸をする。

こんな顔で・・・・




そして、タオルをお顔に乗っけると
これまた、面白い呼吸で、
面白いほどジタバタする。





そして、そ~れっ!!
上から下へ、お顔を撫でるようにタオルを引っ張る。
すると~~~

前髪がそろったーーーーーー!!!




一瞬で髪の毛がセットされるのが、
たまらなく面白い!!

ひなくんは、タオルがお顔に乗るのが
たまらなく面白いそうです。

二人で楽しい、一石二鳥。

カメになり、男になる

2007-05-24 23:00:37 | Weblog
5がつ23にち、とてもあちゅいひ。

パパのお友達、
加絵おばさんと、たかおじさんが遊びに来てくれる。

パパとたかおじさんはお仕事だから、
ママと加絵おばさんと僕の3人で遊んだ。

加絵おばさんは、僕の顔を見て、
「やー、ひなくーん、大きくなったねー!!」
って驚いていた。

だから僕は嬉しくて、ニコーッてしちゃったの。

ねぇ、ママ、僕、大きくなったって!!


ママと加絵おばさんがいっぱいお話してる横で、
僕は遊んだの。
加絵おばさんがいっぱい遊んでくれたの。

でも、ママ達がお話に夢中になってる時は、
僕はお人形のお友達と遊んだの。

そうしたら、なんだか体がゴロ~ンゴロ~ンってなって、
横向いたり上向いたり、横向いたり上向いたり
って、なんか面白かった。

面白くて面白くて、お尻を上げたら、
あれっ!?
僕のお腹とあんよがね、ぺったんこって、
床にくっついてたの。

いつもと違う感じがしたの。

んーんーんー!
なんか苦しいかもしれない。


そしたら、ママと加絵おばさんが、
「ひなくーん、うつぶせになってるー!!」
って騒いだの。

それでね、
「がんばれ、がんばれ!!」
って言うの。

僕・・・・苦しいよ・・・

うううーーー
って力をつかっても、
僕の好きな天井が見えないの。


だから、泣いちゃったんだ。


それでもね、ママと加絵おばさんは
僕を見て、カメラを向けて、
「ひなくん、泣いてもいいよ、がんばれっ!」
って手をたたいて応援するの。


僕、どうしたらいいの?

何でママ助けてくれないの??

うえ~んうえ~ん!
ってもっと泣いちゃったの。


でも、ママと加絵おばさんが、
いっぱいいっぱい僕のこと見てくれてるから、
僕、なんか力が出たの。


お首をグイーって上げてみる。
まだ苦しいよぅ。。。。
お腹に挟まったお手手をグイーって引っ張ってみる。
んーできないよぅ。。。。

僕・・・・どうしたらいいの??
うえ~んうえ~ん!!


お指もなめたくなってきたのに。


それでも、力をいっぱいつかってみた。

そしたらね、ポンってお手手がお腹から出てきたの!


お手手が出てきたら、二つのお手手で
グィーって、お首を持ち上げられたんだよ!


やっとママのお顔が見えたんだよ!


ママと加絵おばさんは、
いっぱいお手手をたたいて、
「ひなくん、しゅごいね、しゅごいね」
って、僕のこと褒めてくれた。

カメラが見てたから、僕も見てあげた。


うわーん!僕ちゅかれたよー!!うわーん!!
って泣いたら、ママが僕を抱っこしてくれた。

やっと抱っこしてくれた。

やっとやっと抱っこしてくれた。


ママ、待ってたの。
僕、ママが抱っこしてくれるの、待ってたの。


僕、しゅごかったの??


~~~うん、とってもしゅごかったよ!!ひなくん。
   ママね、ひなくん頑張れると思ったの。
   ほんとは、すぐ抱っこしたかったけど、
   ひなくん、力持ちだと思ったから応援したの。
   ひなくんが、いっぱいいっぱい頑張ったから、
   ママ、いっぱいいっぱい抱っこしたくなっちゃったの。
   ひなくん、またお兄ちゃんになったんだね
   ありがとう  ~~~~



ひなくん、また新たな進化を遂げた。







今日は、やけにゴロンゴロンしていた。
が、まさか、ここまで行くとは思わなかった。
気づいたらこの体勢だった。

ここまでどうやって行ったのか!?

この姿から、数分間泣きじゃくり、助けを求め、
最終的には自力で腕を抜いた。


いつもは、かわいぃかわいぃひなくんの、
男らしい姿をママは見てしまった。


いっぱいいっぱい泣いたけど、自分の力で頑張れた。

いつの間にか、そんな力を身につけていた。


まだまだ、一人じゃミルクも飲めないけど・・・・
まだまだ、いっぱい泣いちゃうけど・・・・
まだまだ、ママに抱っこしていたいけど・・・・・
一歩一歩ひなくんは「自立」へ向かっている。


素晴らしい。



この後ろ姿が、カメに見えて仕方がない。
この日は、ひなくんを、カメくんと呼んだ。

ひなもも

2007-05-24 20:06:28 | Weblog
星のピノの元に生まれた、
桃吾(とうご)君に逢いに行きました。
お腹に赤ちゃんを抱えた麻衣ちゃんと一緒に。

~私が食べたピノに、
    星型のピノが入っていた翌日、
             桃吾は産まれました~


陽和音(1月3日)と桃吾(4月3日)は丸3ヶ月違い。

たった3ヶ月で学年が変わってしまいます。
ほんの2日ほど早く産まれていれば、同学年だった。
学年とは不思議なものです。

既に1歳を迎えている赤ちゃん・・・・
まだ2~3ヶ月の赤ちゃん・・・・・・
いづれも、数年先は同じ教室で、机を並べ勉強するのだから。



とにもかくにも、陽和音と桃吾は、
3ヶ月ほどの時間差でこの世に誕生したのです。

この3ヶ月の時間差は、ものすごく巨大な時間のようです。


間もなく、2ヶ月を迎えようとしている桃吾。
間もなく、5ヶ月を迎えようとしている陽和音。

二人を並べて見ていると、大人には何とも感じられない、
「3ヶ月」という時間の濃さに驚くばかり。

体つき、声の大きさ、話し方、飲みっぷり、手足の動き、表情、態度のでかさ、
ひとつひとつが、その3ヶ月の時間をあらわしていました。


また、もう一人、まだこの世に誕生していない赤ちゃんも参加している。


3人は何かしらの手段を使って、交信していたに違いない。


物心ついた頃、3人はこの日の写真を見て、何というだろうか。


言葉を話せない赤ちゃん・・・
何も分からないのではなく、
伝える手段がないだけ。


ちいちゃなちいちゃな頭と体で、
ものすごく、いろんな空気を感じているのだろう。


もちろん、そこがお腹の中であっても。
そのかわいいお顔を、早く見せておくれ。


君がこの世に誕生する頃、
桃吾と陽和音はどんな姿になっているのだろう??


また、その時が楽しみだね。






アン&ベベ

2007-05-23 23:12:27 | Weblog
ママの従姉妹のお家には、
アン(ママ)べべ(子供)という、
ミニチュアダックスが居ます。

ひなくん、初めてアンベベとご対面。

アンはお母さんなので、
赤ちゃんが来ると、べったり横にくっついているそうです。

この日も、陽和音が泣くと、
心配で心配で、クンクンクン。

べべは興味深々にクンクンクン。

陽和音は、動くおもちゃ!?という感じで、
まだ『犬』を認識できません。

こ~んな感じでお腹に乗ったりすると・・・・



アンのお手手をにぎにぎ・・・
アンのお耳をにぎにぎ・・・・

あんよでべべをさわさわ・・・・

ふわふわの毛が気持ちいいのかな。


でも、ぼくちょっと眠い。。。。

お指をちゅっちゅし始め、
寝ようかと。。。。。。。

アンとべべは、陽和音が気になって仕方ありません。

特に、オムツをクンクン。

ひなくん、
「う~んう~ん・・・・ネムイネムイ・・・」

しばらくして、
アンとべべもひなくんの周りを囲むようにコテン。

3人仲良くねんね・・・・

ところが!!

ひなくんが、「ふふんっ。」
ちょっと息をする・・・・

すかさず、2匹がクンクンクン。

ひなくん驚いて、うわ~んうわ~ん!!

アンべべ驚いて、わんわんわん!!

ひなくんもっと驚いて、うわ~んうわ~んうわ~ん!!


その声を聞いて、ばぁばがやってくる。

アンとべべを連れて行こうとする。

アンは、
「誰も陽和音に近づいちゃダメ!!
 ウー、ワンワンワン!!」
と、すっかりお母さんになっていました。


こんなに、面倒見てくれるなら、
今度、アンに預けちゃおうかな(笑)



みんなで仲良く記念写真。





アンと陽和音が並んでコロンしていたところ・・・・
陽和音はアンの存在に気付かず振り向く・・・・
アンのドアップ!!!
うわっ!と思った瞬間「チュッ!!」
ちゅーしちゃった~~~~

アンが陽和音のお口をペロリ

陽和音は何が起きたか分からない様子。

いつもパパとママになめられてるから、
あんまし気にしないのかな(笑)


今度会う時は、陽和音がアンベベを追っかけ回すかな??

ヨロチクネ!!!

ひなくん、進化途中

2007-05-21 17:47:09 | Weblog
ひなくんは、こうやって、首をグィッと上向きにするクセがあります。





体は平面のまま



目線の先は、ほとんどテレビ。




それが、2~3日前から、変化が現れはじめました。

首のひねりに対して、腕がついて行くようになりました。



まずは、下からカシャッ!



次は、横からカャッ!




またまた、次は、後ろからカシャッ!




・・・・しつこい



これぞ、寝返りへの第一歩なのでしょうか




そして、最近、面白い動きをするひなくん。

立てひざをして、お尻をふりふりします。

「何アピール
と、パパとママは考えます。

「お背中がかゆいんじゃない?」
と、最初は思っていました。

が、きっと、お尻がかゆかったのです。

手が届かないから、お尻をふりふりして紛らわしていたのです。
かわいい



お尻かぶれが治ってきたら、
そのかわいい動きもなくなってきました。

嬉しいけど、残念


そんなひなくん、
お尻をふりふり、
一回転


スタートは枕に頭。
気づいたら、反対向いて寝てました





まてまて~

2007-05-21 15:07:28 | Weblog
わたしのピアノ、インテリア。

わたしのピアノ、飾り棚。

わたしのピアノ、時々、楽器。



陽和音なのに、日差しが苦手。

陽和音だから、音が好き。



ひなくん抱いて弾き語り。


♪白ヤギさんからお手紙着いた
 黒ヤギさんたら読まずに食べた
 仕方がないのでお手紙書いた
 さっきの手紙のご用事なぁに?

♪黒ヤギさんからお手紙着いた
 白ヤギさんたら読まずに食べた
 仕方がないのでお手紙書いた 
 さっきの手紙のご用事なぁに?




♪どんぐりコロコロどんぶりこ
 お池にはまってさぁ大変
 ドジョウが出てきてこんにちわ 
 ぼっちゃん一緒に遊びましょう

♪どんぐりコロコロよろこんで
 しばらく一緒に遊んだが
 やっぱりお山が恋しいと
 泣いてはドジョウを困らせた


『童謡』、、、おもしろい。

今まで一度も想像したことがなかった。


ヤギが紙を食べ終え、
はて??今の紙は何だったか??
と考える姿。


どんぐりがよろこぶ姿に
どじょうが困っている姿。



イメージを膨らませれば膨らませる程、面白い。



絵本も面白いが、絵がないストーリーだからこそ面白い。

また、その物語に、メロディーがのることで、
なんて、愉快な気分になるのだろう。


泣いてる陽和音に歌いかけ、
お風呂で陽和音に歌いかける。



陽和音の安らぎが伝わってくる。
アルファ派の仕業!?



童謡はさておき、ピアノと陽和音。


脇の下をママの腕に支えられ、
なんとか、転ばずに膝に座る。


ママの手が鍵盤の上で遊んでいる。
ママの手が動くと音が鳴る。


視覚と聴覚が刺激され、
陽和音の心がワクワクする。


自然と陽和音の手も鍵盤にのる。
そして、ママの手をおっかける。

ママの手が逃げる。

勢いで遠くの鍵盤まで手を伸ばしてしまった!

はっ!!

陽和音を支えてた腕が抜ける!!

と思った瞬間、陽和音がよろける。。。。

ひ~!危ないトコだったー!

なんとか陽和音を支えなおす。

調子にのっちゃいけないね。





わたしのピアノ、インテリア。

わたしのピアノ、飾り棚。

わたしのピアノ、時々、楽器。

わたしのピアノ、「ついに、おもちゃ。」

ママのひなくん

2007-05-12 21:40:50 | Weblog
おととい、ひなくんの4ヶ月検診へ行ってきました。

「赤ちゃん」 = 「ひなくん」

ぐらい、他の赤ちゃんを知らない私。

流れ作業のような検診は、とても疲れたけれど、
なんだか面白かった。

4ヶ月検診、というだけあって、同じ月齢の赤ちゃんの集まりですが、
その成長・発達は、ほーんと様々。

ぱっと見て分かるのは、完全に首がすわっている子が多かった。
ひなくんは、「首も座ってきてますね。」とのことで、まだ完全ではないご様子。
縦に抱くと、ゆらゆらゆら・・・・っていうオモチャみたいに首が揺れるの(笑)

そして、クルンと寝返りをする赤ちゃんが居ることに、驚きだった!

ひなくんは横さえ向きません

仰向け派のひなくんは、大の字が基本。
大の字を基本に暴れます。

きっと、寝返りとは、
あんよを曲げて、お尻を上げて、その勢いでグイっと回るのでは??

ひなくんの場合、仰向けのまま、
地に足をつけ、地面を蹴り、お尻を浮かす・・・・
キックの力で移動・・・・みたいな感じなのです。
しかも、横にスライド・・・・決してクルンしませんが・・・・。

親が見ても、なんか違う気が!
真と綾の子だからね・・・・って言わないで


仰向け→うつ伏せ→寝返り→お座り→ハイハイ→立っち

その工程を知らない、ひなくんとしては、
「寝返り省いて、立ち上がりたい!!」
みたいな気分なんだと思います。

たぶん、
「今度こそ立ち上がれるか!!」
と期待に胸膨らませ、地面を蹴っているのでしょう!
かわいすぎる

まぁ、何はともあれ、
赤ちゃんの成長は、焦らず急かさず、見守りましょう!
ってことなんですね

また、とつぜん進化する日がくるでしょう


でも、検診の際、体の発達をみるため、
うつ伏せにしたり、お手手を広げたり、あんよを曲げたり伸ばしたり、立っちさせてあるかせたり、
と、さんざん先生にいじくられ、
眠いのにお指もちゅっちゅ出来ず、大泣きしていたひなくん。

力が入っていたのでしょう。
先生の期待する反応をしなかった様で、
「もっとうつ伏せにしたり、手足の運動させてあげたり、地域の赤ちゃん体操とか行って、他の赤ちゃんも見てね」
と言われてしまった。。。。

でもママは知っている・・・・ひなくんの本当の力を。

帰って、お風呂入って、疲れて爆睡して、ゴクゴクのんで、
フルパワーとなった、ひなくん。

先生がやった動きを試してみた。

ニコニコです

喜びます

かわいいです

先生じゃダメなのです。
その姿が見れるのは、ママの特権なのです。

な~んて、親バカでもいーのです
でもそれじゃ検診にならないから困るんだけどね!


そして、最後のBCG接種。

注射なんてものを知らないひなくんは、
ママに抱っこされ、なんか嬉しそう。
注射嫌いなママはドッキドキ!
自分の腕ではないのに、見ないように反対向いて待ってしまった。

そんなママの心配をよそに、
ひなくんは、腕に消毒されても気にせずウキウキ!
そして、ついにハンコをペッタン。

先生が力を込める。
ギュギュギュー!
1・・・2・・・・おんぎゃーーーー!!!!

ちゃんと、泣いた~
「赤ちゃんも痛くて泣くんだぁ!」
と、感心してしまった。(当たり前です。)

ご本人はかなり痛かったようです。

頑張ったね。えらかったね。つよかったね。
といっぱいチュッチュしちゃった!
人前で(笑)

ママもいろんな気持ちを味わった一日でした。

ひなくんサイズ

2007-05-09 23:23:34 | Weblog

ト~ト~ロ~だ~よ~。

お人形乗せて、
トトロとメイちゃんみたいだね。「カシャッ!」

ひなくんがおっきいのか?
お人形がちっちゃいのか?






4ヶ月、ひなくんサイズ。
ひなくんがちっちゃいのか?
ペットボトルがおっきいのか?

透明だから、なめるお顔が丸見え!
面白いから皆もやってみて!

あ、大人はやらなくていいからね。