あやつりぞうくん

お調子者のぱぱ。心配性のまま。宇宙一かわいい僕(陽和音)。
二人は今日も陽和音に夢中。わがやは毎日、陽和音びより

我が家に侵入した、悪いヤツ

2007-06-12 23:12:56 | Weblog
我が家は皆、『風邪症候群』とやらに、やられてしまった。

しかも、情けないことに、『子』から『親』への感染である。

「カゼ」なんて、カタカナで書けちゃう程度のもんだ!
・・・・などと、結構バカにしていた罰かも知れない。

当然ながら・・・・カタカナであろうが、英語であろうが、
そんなもの、威力を現す基準でもなんでもないのだ。

まぁ、とにかく甘くみていた訳で・・・・・




ある日、陽和音が“コンコン”と咳をしていた。

赤ちゃんでも咳なんてするんだ~

と、流していたところ・・・・

“コンコン”  

“ハックション” 

“ジュルジュル”

異様な音が、頻繁に鳴り響くようになってきた。


そう、ひなくんのちいちゃな体で、
「悪いヤツ」に立ち向かっている音である。

うー!! こいうつーー!! 出ていけー!!

と、必死に戦っている。


ママには、お薬を飲ませてあげる他、何もできません。

でも、我が子のかわいそうな姿をだまって見ていられず、
何とかしてママも一緒に
「悪いヤツ」をやっつけてやる!
という気持ちでいっぱいになった。

はて、どうしたらいいものか?

お鼻が詰まっているから苦しそう。

そのせいでお咳がでる。

!!お鼻を吸ってあげればいいのだ!!

早速、パパにお鼻を吸うチューブを買ってきてもらった。

しかし、お鼻掃除がキライなひなくん、
ちょん、とチューブが触れただけで、
ものすごい勢いでお顔を振る。

こりゃダメだ。

となれば、ママのお口で吸ってあげるしかない!!

そこで、
急にお鼻を吸っては嫌がると思い、

チュッチュッチュ!
と数回チューをした後にお鼻へ!!


すると、

ママ:しゅ~!と吸う。 と同時に、

ひなくん:ふ~ん! と吐く。

ママのお口に空気が吹き込まれてしまった。

××× 失敗 ×××


もう一度チャレンジ!

ママ:しゅ~!   と吸う。 と同時に

ひなくん:ふ~ん!  と吸う。

あー、危ない!ママまで吸い込まれてしまうとこだったー!

××× 失敗 ×××



お鼻吸い攻撃は、二人の意気を合わせないといけない、
とっても高度な技なのであった。


ということで、失敗に終わった。


失敗だけならまだしも、

まんまと、「悪いヤツ」を吸い込んでしまったようである。

「悪いヤツ」にとっては絶好のチャンスであったに違いない。

どんな顔で、ママへ侵入してきたものかと、
想像するだけで、腹が立つ。


久々にかかった風邪は、思いがけず、辛かった。


辛そうな我が子を見て、
変わってあげたい!と何度も思ったが、
実際に味わってみると、辛いものだ。

変わってあげたい!
と思っているうちは、人事なのか・・・・

いやいや、
そんなことはないが・・・・

その立場にならないと分からないことが、やはりある。


お腹にひなくんが居るときは、
薬も飲めない、赤ちゃんが心配・・・・
と、カゼなど引くものか!と気を張っていた。

産んだら産んだで、
目の前の育児に追われ、
カゼどころの騒ぎではなかった。


ここのところ、ようやく、力が抜けてきた
という証拠だろうか?


ということで、
今回のカゼにも意味があったのかと、
自分なりに納得し、
“次の標的はパパなんだろな~?”
とよからぬ想像を働かせてしまった。

それがいけなかったのか、
まんまと「悪いヤツ」はパパへと侵入していったようだ。


ゴメン。(私のせい?かは疑問である)


パパはお休みもなく、
今もなお、だましだまし、
「悪いヤツ」とのお付き合いを続けている。


頑張れ!パパ!



ただの「カゼ」。

と、甘くみていた正体・・・・・。



『風邪症候群』という、

何だか立派な名称があるようだ。

ガーン