食べ慣れすぎて。

バナナが大好きな“ヒナザル”

皮をむいたバナナを丸ごと一本手渡すと、

ひひぃ～っ

っと怪しく笑い、持ち去って行く。

どんなに機嫌が悪くても、

ひひぃ～っ

と怪しく笑う。


その大好きすぎるバナナを、

毎日食べているヒナザルは、

食べながら何でもする。



もしや腹筋！？






詰め込みすぎです。




ぐーたらザルです。






だいぶ眠かったようで、バナナをにぎったまま、

寝たり食べたり寝たり食べたりを繰り返すヒナザル。

どっちかにして欲しい。

帰ってきたら・・・・！！

パパとひなくんのお出かけ隊が帰って来た。

玄関のドアを開けたら、変なメガネの人が居た。

お家でオムツをかぶり、更に変な人。



調子に乗ってこんな顔。



やたらと気に入っている。



でもすぐ飽きる。

呼んだだけ。

よく言われる。

ママを必要としていない、、、、と。

よく思う。

ママを必要としていない、、、、と。

まったく残念な話です。


そんな自由人の名前はおおはらひなと。


私はそのママでありますが、まったく残念です。



残念な話その１。

プールでの出来事。

混雑した子供プールで、陽和音が自由に遊んでいる。

ママも気持ちがよくて、浅いプールでワニのように沈み、遊んでいた。

気づけばお互いかなり離れたところで遊んでいたようだ。

ママには陽和音の位置が確認できた。

面白いので、陽和音がどういう反応をするか観察することにした。

ママ～？と泣いて探すだろうか？

プールサイドへ探しに出るだろうか？

と期待に胸膨らまし。

しばらくは、ママが居ないことにも気づかない息子。

あっちこっちの友達にちょっかいを出しては嫌がられ、

一人奔放にワニになり、

人のビーチボールを持っては取り返され・・・・・

そしてその後、やっとママが居ないことに気づいたようだ。

クルクルと辺りを見回し、

『ママ～？』

『ママ～？』

と２～３回呼んだだろうか？

呼んだというより、つぶやいたぐらい。

しかし、ママの姿を確認できなかったらし。

キョロキョロ探しているように見えた息子は、

探すついでに、また人にちょっかいを出し、遊びはじめる。

“えーーーーー！？ママ探し終わり～？？”

本当に残念です。

そして、人にちょっかいを出し、嫌がられ、一人ワニになり・・・・

などと繰り返すうちに、少しずつママに近づいて来た。

ふとその時！！

目が合った～～～！！

彼も私に気づいたようだ！！

『あーーっ！あぁぁぁぁ～～～～っ！？』

と、プールでたまたま友達に会った！みたいな声をあげ、私を指をさす息子。

あんた・・・・さっき私のこと探してませんでしたっけ？？？

その時、既にママを探していたことすら覚えていなかったのでしょう。

プールに一緒に来てたことすら忘れてたとは言わせません。




残念な話その２

ＹＭＣＡで遊んで居たときのこと。

ご飯を買いに行こうということになり、私とのんちゃんひかちゃんのママで子供を置いて出かけた。

３人をみてくれていた、まりもとごりさんに聞いた話。

のんちゃんひかちゃんは、ママが帰ってくるまで、ママを求めて泣いていたと。

陽和音は？といえば、『うーん、２回ぐらい呼んでたよー。』と。

そして、泥の手を何度洗っても泥になったという話を聞いた。

プールと同じです。

何度も手が泥になっている時点で探していない。




残念な話その３

懲りずにママは隠れます。

陽和音が遊んでいるスキにこーっそりトイレへ入る。

しばらくして、ママー？と呼ぶ声がする。

家の中を一回りし、居ないことを確認すると、

トントン！！ママ～？

とトイレのドアをノックして呼んできた。

うっしっし！！

返事をしないまま、だまーっていると、

『トントン！！ママ～？』

と２～３回繰り返すうち、ちょっと泣きべそ声に変わってきた。

うっしっし！！とさらにだま～って泣くのを待つ私。

しかし、次の瞬間！！

驚くべきことに、

『あちょ～～～っ！！』

と軽快な声をあげ、走り去っていく足音が聞こえた。

泣くどころか、楽しげに去っていった息子。



ここまでくると面白い人だ。


彼は彼で適当さに磨きがかかり、遂には、ママをパパと呼び、パパをママと呼びまくる。

呼びまくる・・・というのは、確認もせずに、言いまくっている感じ。

パパに向かって、『ママー、パパー、パパー、ママー、』っと一気に攻めたかと思えば、

ママに向かって、『パパー、ママー、ママー、パパー』っと一気に攻めてくる。

しかも、何も用事はないようで、呼び逃げする。



昔、私は父に遊ばれていたことを思い出す。

父『あやー？』

私『なに？』

父『呼んだだけ』

と、本当にたわいもない親子の遊び。



昔は父に遊ばれ、今は息子に遊ばれる？？？

みたいな感じです。



しかし、ここ２日ぐらい、ひなくんに変化が！！

寝付くまでゴロゴロゴロゴロ動き周る陽和音は、その時点で部屋を出ると追いかけてくる。

その動きが止まり、体勢が定まると、そのまま眠りに入るため、半分起きていようとも、私が部屋から出ても追いかけては来ない。

しかし、この２日間、いつものタイミングで部屋を出ると、すごい大泣きでママを求めてくる。

そんなこと滅多にないので、可愛くてたまらなくて、何度も試す。

何度やっても大泣きでママを求めてくる。

調子に乗ってママがやりすぎたのか、彼を不安にさせたようだ。

今度は、ほとんど寝ているにもかかわらず、少しでも離れようとすると大泣きするようになった。

何度寝かせても、ビクッと起きてはママを求めて泣くようになってしまった。

それはそれで面倒臭い。

そして反省。

仕方なく、責任を取ろうと、テレビは諦めて、一緒に朝まで寝ることにした。

もう行かないよ。と横にゴロンと寝転がり、私も眠りかけたその時、

ビクッ！っと思い出したかのように起き上がり、私の腕にしがみつく陽和音。

ママが居ることを確認し、安心したかのように、すぅ～っと眠りに落ちていきました。

陽和音もまだまだママが大好きな赤ちゃんだった。

果たして、今後、夜の寝かしつけはどうなってゆくのでしょう？

楽しみでもあり、怖くもあり・・・・・。

単語攻め

いろんな言葉を覚えてきた陽和音くん。

やたらとよく喋る。

喋るというか、訴える。

まだ通訳がないと分からないような発音なのに。

しかも、単語しか言えないから、常に単語攻め。



一日に何度となくママが襲われるのは、

『行く？』攻めである。


とにかく、外に行きたい陽和音は、裸でもパンツ一丁でも、なりふり構わず外へ行こうとする。

“そうだ！外に行きたい！”

というスイッチが入ると、『行く？』『行く？』と人の顔を覗き込んで攻めてくる。

いくら行かない！と否定しても攻めてくる。

ひな『行く？』

まま『行かない』

ひな『行く？』

まま『行かない』

とずーっと続く。

パパの出勤時が特にひどい。

パパが行く準備をしていると、玄関でクツを探索し、大きなクツを履いて部屋までやってくる。

『行く？』

『行く？』

「行く？』

とでっかいクツを履いたまま攻めて来る。

時には自分のクツを履こうと努力した結果、うまく履けず、『クック～？』と言っては、履かせろ！と攻めてくる。

その後、パパが行こうとすると、ママに向かって『バイバーイ！』と手を振ってくる。

すぐに人を置いて行こうとする。

自分さえ行ければいい。という考えを改めて欲しいものである。

っていうか、自分だって行けないんだよー（笑）

そこで、パパとママ二人そろって、説得にかかる。

『パパはお仕事、陽和くんは行けないの！』

すると、今度は思い切り泣いてみる。

ママは放置するが、パパは時々甘い顔をする。

泣きじゃくる陽和音を抱いて、一周回ってくるよ。と。

ケロッっとした顔で、ママに『バイバーイ！』と言って手を振るひなと。

ずるい。



他にも、冷蔵庫を開けるたびに起きる攻撃。

『ちーじゅー？』（チーズ）もしくは『じゅーちゅー？』（ジュース）攻め。

冷蔵庫を開けるたびに与えるわけもなく、ママはほぼ無視である。



おもしろいのが、ノドが渇いたときに、『ぶぶ～？』と訴える。

ひなの言葉で、『ぶぶ～？』とはお茶やお水のこと。

しかも、ジェスチャーとして、お上品に手を口にそえながら『ぶぶ～？』という。

ママがぶぶの飲むの？と答えると、

『ぶぶ～？』といっていたはずが、

『じゅーちゅー？』（ジュース）に変わっている。

しかも、ジェスチャーまでちゃんと変わっている。

なぜか、ジュースの場合は、人差し指を口にそえる。

お茶からジュースに要求を変えるなんて技を、どこで覚えたのだろうか。

３年間隔の月日

富岡八幡宮の水かけ祭り。

５０？６０？近くのお御輿の行列が、江東区から中央区辺りをわっしょいわっしょい進んでゆく。

バッシャバッシャとバケツやホースで水がかけられ、びしょぬれになってお御輿を担ぐ人々。

ＹＭＣＡがある町会のお御輿で、パパやリーダー達が皆お御輿を担ぐ。

みんなずぶぬれ。

そんな激しいお御輿のため、私達子連れは、わっしょいわっしょいを断念し、

ＹＭＣＡの園庭で遊びまくる。

これはかなり広い、貸切の公園。

しかも、親やリーダーの目がいっぱいあって、ママ的には最高です。

一日目の子供御輿で、びしょぬれになった陽和音くんは、引き続き園庭で水遊び。

写真はないけど、のんちゃんひかちゃんも一緒に遊んだよ！





二日目の大人御輿。

全然知ってる人は写っていないこの写真のみ（笑）






二日目の園庭遊びには、彦覇くんも加わり、男同士、時々仲良く遊んでた。

なぜ時々かといえば、二人とも自由すぎる性格のため、ぞれぞれがそれぞれの場所で遊んでいるため、一緒の場所に居ることがあまりないため。

その二人が、同じタイミングで目をつけたのがこれ。

なが～いお滑り。










一人のママが階段を登りに付き合い、一人のママが降りてくる二人を見守るという、何とも面倒くさい作業が、雨が降ってくるまでずーっと続きました。


その後、陽和音は６ヶ月のあずちゃんがミルクを飲んでいるのを見て、

自分も欲しいと言い出し、飲み残しをもらっていた。





哺乳瓶をくわえ、歩きながら飲むという、異様な赤ん坊になりました。

ほぼ、お祭りとは関係のない二日間を過ごしました。

ただ、この自由な空間で、沢山の人々と一緒に過ごした二日間、

ママ達にとっても、子供達にとっても、最高の思い出となりました。



私がこのお御輿を担いだのは６年前。

当時、２０歳ぐらいだったかと思われる。

全然、今と変わらない気がしてた。

でも確実に６年も前のこと。

ならば、３年後もいける！！と思った。

３年後はママも担ぐぞ～！！と言った側から、

３年後は３０歳だよ・・・・という声が聞こえ、不安にかられる結末でした。


のんちゃんひかちゃんと一緒に食べたママ達お手製オムライス！




オムライスを作っている間、ママの足に絡みつき、泣き続けたのんちゃんひかちゃん、３年後は、私達も手伝う～！と言ってくれるのかな？

二人が泣いてるにも関わらず、二人にちょっかいを出し、更に泣かせた陽和音くんは、３年後もきっと邪魔をしていることでしょう。

なんとも楽しみな３年後。

落ち着いた。

こんな木の上で落ち着いてしまった様子の陽和音くん。


またあのクセが・・・・。






『まんまんま～』と、木にも世話を焼いている。

もしくは、乗せてもらってるお礼かも。

ちょー世話焼き。

ひなが抱いてるこの犬の名はジロー。

手足４本ともに、ひなとの靴下を履かされています。

犬には靴下を履かせ、自分はクックを履いて、一緒に出かけるつもりのようです。

まぁ、この格好の時点で出かけられるはずもなく、

ママに『行けないよ』と言われて泣くのですが。


このように、最近の陽和音はたいへん世話焼きです。

ぬいぐるみにも、人にも、絵にも、テレビにも、

『まんまんま～』とご飯を食べさせ、

強制的に『おいち～？』と言って相手の頬を叩く。

顔がない物の場合には、端の方を叩く（笑）

しかも、ママとパパには、床から何かを採取して食べさせてくる。

一体、我が家の床で、何を栽培しているのだろうか。

よだれ画伯

水で描けるお絵かきシート。

本来、ペンに水を入れて描きますが、

陽和音には水不要。






よだれを含ませアイデアを練る。





こんな芸術。

屋台のおやじ

近所の盆踊り。







踊りもせずに焼き鳥をほおばる。

この幸せそうな顔。

屋台で飲んでるおやじなみ。

難しい出来事。

１歳児５人のカメラ目線を狙うのは、

大変難しい。

自由な人たち。