姫にゃんの日記

かわいいうちの姫(しっぽが長毛系の雑種猫)の写真を掲載します。

お母さん、群馬へ行く その10

2014-08-19 00:13:26 | お出かけ
実のところ、同行者はもう電車に乗って帰途につきたいようでしたが、私がどうしても碓氷関所跡に行きたくて、つきあってもらったのでした。



関所跡と言っても、実際関所があった場所(旧中山道)は現在は車も走る道路(国道18号に並行している県道92号)。立て札にあるように、番所があったところに復元されたものだそうです。

 

道路沿いに、往時の東門の場所が示してあります。



碓氷関所は明治維新のおりに新政府によって破壊・撤去され、この東門も壊されて燃やされかけたのだそうですが、東門を管理していたのが幕府ではなく安中藩だったため、こっそり保管した人があったのだそうです。それで昭和35年になって江戸時代の材料で復元することができたのだそうです。



門の横に、小さな資料館がありました。説明してくださった男性は、もっと立派な資料館を作りたいと願っておられました。私もそうなったらいいと思います。

その資料館に浅田次郎さんの「一路」の色紙があり、愛読者としては嬉しかったです。



このブログを読んでくださっていて、まだ『一路』をお読みでない方、絶賛オススメです。読むと中山道を歩きたくなります。今回ちょっぴりだけど願いがかなってよかったです。

また駅の方へ戻って鉄道文化むらへ。
↓道から見た鉄道文化むら



入り口横の自動販売機



険阻な山を越える信越本線の苦難と工夫の歴史の資料を見ました。

横川駅から信越本線で帰ります。
横川駅ホームにも、鉄道文化に関する展示がいくつかありました。



↓車窓から見える妙義山・・・もうお別れです。



信越本線でビックリしたこと
(あとで、ほかの線でも結構あるよ、と教えてもらいましたが)



ドアを乗客が開閉するシステムだったこと。



高崎・東京間の新幹線は、往きは上越新幹線、帰りは長野新幹線を選び、旅行気分を増幅させたつもりです。






お母さん、群馬へ行く その9

2014-08-18 00:22:49 | お出かけ
それから車は横川へ。運転手さん曰く、横川から軽井沢は山ひとつ越えるだけ、すぐだから軽井沢へ送って行ってやろうか?、と。「軽井沢」・・・文学的な響きに誘惑されそうになったわたしたちですが、大きな荷物が高崎駅構内のコインロッカーの中。それにもう一日休みを取るわけにもいかないし・・・と残念に思いながらあきらめました。

 目的地は碓氷峠あたりです。



旧信越本線の廃線路がハイキングコースになっているのですが、タクシー利用でショートカット。



碓氷湖。中尾川と碓氷川の合流点を堰き止めて造った人工湖だそうです。紅葉がとてもきれいだそうですが、夏緑も十分美しかった。
↓別角度から。



めがね橋の二つ手前のトンネルあたりで降ろしてもらって、廃線路「アプトの道」を歩いて散歩。





ちなみにここの煉瓦はイギリス積みでした。





↓めがね橋(碓氷第三橋梁)から見た新幹線の鉄橋(小さくて、わかりますでしょうか?)



↓もう少し鉄橋を拡大




↓説明が書いてある



橋を渡りきったところに車道へ降りていく道があって



タクシーが迎えに来てくれていました。

横川駅へもどって、おぎのやの本店で釜飯を食べる予定が、間違ってドライブインの方で食べちゃいました。
親切なタクシーの運転手さんとは、ここでお別れです。



味は変わらないはずと思いたい。



鶏肉は苦手なので、同行者に無理やり押し付けました。



ドライブインでは群馬土産と長野土産が売ってました。県境ってことですね。

そのあと、徒歩で碓氷関所跡へ。
中山道の要所です。
中山道側で「入り鉄砲に出女」を厳しく詮議したところですね。

























お母さん、群馬へ行く その8

2014-08-17 23:09:54 | お出かけ
富岡製糸場の後は、妙義神社へ連れて行ってもらいました。



タクシーの車窓から見える妙義山がだんだん近くなってきます。



妙義山の主峰、白雲山の東側中腹にある妙義神社。鮮やかな朱色の「総門」は高さ12メートル。切妻造りの八脚門。国指定重要文化財だそうです。

仁王さんもいるしお寺の山門のようだなぁと思ったら、このあたりは古くは寺域だったようです。神仏習合の神社なのでしょうか?



石段をあがって



↑波己曽社社殿(旧妙義神社社殿)



長い石段をあがって(私はサンダルだったのでちょっと辛かった)



↑唐門



↑本殿

↓妙義神社から富岡市内の方角を見る。見晴らしが良いねぇ。



↓トイレ休憩の道の駅みょうぎから撮った妙義山









お母さん、群馬へ行く その7

2014-08-17 22:34:43 | お出かけ
高崎駅近くの、岩盤浴ができるステキなホテルに泊まって、最終日の目的は富岡製糸場見学です。当初の計画では上信電鉄で行くはずだったんですが、真夏の暑い晴れの日・・・駅から15分歩いて、きっと混雑している中を見学って、それはどうでしょう??、というわけで、またもや信越本線に乗り、磯部駅へ逆戻り、タクシーで向かうことにしました。3人で割れば電車賃と大きく差はありません。



磯部で乗ったタクシーの運転手さんに相談すると、富岡製糸場込みで午前中観光タクシーをしてくれることに・・・タクシー料金は少し痛いけれども、めったに来られないところですから思い切ってお願いしました。



案の定、富岡製糸場は開場時間前から長蛇の列。私たちが並んでしばらくすると観光バスやら、おそらく上信電鉄でちょうど良いぐらいの時間にやって来た人やらでもっと列が長くなってきました。タクシー作戦大成功です。

30分以上並んで入場できました。



案内してもらいながら歩きましたが、要所要所に上のような立札が立っているので、自力で回った方が良かったかも、と思いました。
東繭倉庫の展示についての案内が全くなく、タクシーを待たせていることもあって(なにせ、9時から見学のつもりが9時30分ごろからの見学になってしまったからね)見逃してしまったのも悔しい。暑い中一所懸命説明してくださっているガイドさんの熱意は素晴らしいと思いますが・・・。

ほとんどが建物を外側から見るだけの見学ツアーの一番の見どころは操糸場です。



ここは中に入れます。



↑トラス構造で操糸場内部(140メートル×12メートル)には柱がない。

中の機械は明治の遺産ではなく、創業し続けてきた、昭和40年代のものだそうです。



↓今年2月の大雪で倒壊した乾燥場



復元できないと世界遺産の危機だとか・・・

いろいろ大変ですね。

そうそう、ここの建物のレンガの積み方は、縦横縦横と並べていく方式「フランス積み」だそうです。













 

お母さん、群馬へ行く その6

2014-08-17 13:16:26 | お出かけ
安中市街を前ページのようにタクシー観光した後、安中駅から信越線に乗り高崎に着くと、偶然にも高崎まつりの日でした。



ホテルに荷物を預けた後街中を歩いていたらまたもや偶然にも高崎山車勢揃いの時間で、道路をひと筋を往復するだけで、23基の山車を堪能することができました。



 山車は町ごとにあって、老若男女(子どもも)がお囃子や載る人曳く人などとして活躍しています。



少彦名・恵比寿など神話伝説に材を取ったものから、楠公・菅公といった歴史上の人物、三番叟などテーマもいろいろで楽しい。








纏を持っての踊りもあったり

阿波踊りなどの連の人がいたり

いろんな形でおまつりを盛り上げています。

御神輿もいろいろ練り歩いていました



御神輿の上や担ぎ手としても子どもも女性も活躍していました。

↓御神輿同士が出合ったところ



御神輿の方は神社の氏子神輿以外に地元企業関連などいろんな団体の神輿がたくさん出ているようで、
中には



高崎だるまの神輿もあり、纏もダルマでおもしろかった。

高崎城跡の周りでもいろんなイベントがあったようです。





公園野外ステージでは群馬県内のいろんな和太鼓団体が演奏をしていて、私が行ったときは



上州榛名太鼓というグループでした。

もちろん露店もたくさん出ていました。

楽器屋さんの前では、
ケーナなどの民族楽器を使って
5~6名でフォルクローレをずーっと演奏していたり。
町を挙げてのおまつりなんだということがよくわかりました。



お母さん、群馬へ行く その5

2014-08-17 12:31:04 | お出かけ
 最終日、会議が終わってから遅~い昼食をとって、磯部駅前からタクシーで安中市街の新島襄旧邸へ。



移築された二軒長屋。

とはいえ、安中藩江戸屋敷で生まれたこの家には、新島襄自身は数日しか滞在したことがないそうですが。



ドラマがらみでこんなものも展示されてました。

ドラマで使われた草鞋と同じものだそうです。
本物の藁製ではなかったです。

旧安中藩武家長屋を外から見て



旧安中藩郡奉行役宅へ



旧碓氷郡役所では「八重の桜」にちなんで「新島襄・八重子メモリアル展」が開催中でした。興味深くは観たものの、パネル展でしたので、同志社所蔵のものの写真も多く当地ならではの展示物が少なかったのがちょっと残念です。



その向かい側が安中教会。冒頭の写真の礼拝堂は国登録有形文化財、ゴシック様式大谷石づくりだそうです。



中に入らなくていいから、建物の外観だけでも柵内で見学したいなぁ・・・。



安中では安政遠足の碑が見られなかったのが残念でした。(浅田次郎著『一路』の愛読者としては)









お母さん、群馬へ行く その4

2014-08-13 23:22:14 | お出かけ
 夕食前のひと時、ホテル周りを散歩。ホテルの裏手に
たくさんの文学碑がある「磯部公園」発見。




大手拓次の大きな詩碑もありました。



湯浅半月。京都ゆかりの人。



久保田万太郎



山口薫 画家

色んな人の文学碑を撮りましたが
立派な大きな御影石の文学碑には、撮影者が鏡のように映って、写真にも写ってしまうので掲載不可です。





お母さん、群馬へ行く その3

2014-08-13 11:34:24 | お出かけ
さっきの記事で、楽しみは食事とお風呂と書きました。お風呂は1階と2階に大浴場があり、それぞれ屋内、露天風呂とも複数槽あり、浴槽によってお湯の質が違うようでした。「美人の湯」と名付けてあるところが肌がとろんとする感じ。あちこち入って満喫。

 食事は、朝食はバイキング。飲み物が少ないのとコーヒーカップがデミタスなのが残念でしたが、下仁田こんにゃくの味噌田楽や桑の葉の天ぷら(その場で揚げてくれます。サツマイモやニンジンもあり)、こしね汁、味噌で食べる何とか焼き(名前が思い出せない・・・)、味噌を塗ってくれる焼きおにぎりなどが珍しくておいしかった。

 夕食は団体なのであまり期待していなかったけど、1日目は和室で一人一人にお膳があるタイプ。



一人鍋も雀がモチーフで可愛い。箸袋も雀柄。

雀の中身はおうどんでした。



雀に型抜きしたこんにゃくと、鋏に型抜きしたニンジンも可愛かった。

もう一つの鍋は牛肉の陶板焼きかな?



あと焼き魚にハジカミやむらさきいも羊羹を添えたもの、
大きな米茄子の田楽・・・田楽味噌にひき肉が入っている
茄子も田楽も好きだけど、鶏肉が苦手なので、残念。肉をよけて食べました。

デザートは大きいメロンで何となく嬉しかった。

 2日目は宴会用のお料理でかなり贅沢。



料理にかぶせてある紙は、1日目も使われていました。磯部の観光スポットと舌切り雀のお話が書いてあります。



お茶碗も舌切り雀柄でしたね。

細~い糸こんにゃくの山かけとか、花豆の甘煮とか、アユのから揚げなど、ご当地料理っぽくて良かったのですが
アワビはどこからやって来たのでしょうか・・・
周りの人の鮑は、逃げ出そうと思うのか激しく動いて

ひっくり返りそうになっているのに、
私の鮑は微動だにせず・・・なんだか残念。

左側のお鍋で焼きます。

真ん中のお鍋は



牛肉ですね。お豆腐は鉱泉豆腐でしょうか?

魚のあんかけ



(桑の葉っぽい形のお皿)



茶碗蒸しの器は七宝柄・・・お爺さんが持ってきた宝もののイメージでしょうか。



釜飯は食べきれませんでした。デザートをいただくともうお腹がはちきれそう。






お母さん、群馬へ行く その2

2014-08-13 10:27:02 | お出かけ
ホテルの窓からも、妙義山が見えます。



近くには碓氷川の清流が流れています。



↑の写真の右奥の方(川沿い)に、アユ料理を出す店があり、寄る時間がなかったのが少し残念です。



↑ホテル近くの「鉱泉橋」なぜか欄干(橋標)に擬宝珠の代わりに招き猫が・・・。

このホテルには2泊しました。
ひなびた温泉街とは思えない立派なホテルで、中庭や坪庭なども美しく配されています。プールもありましたが朝から夜まで会議等々で楽しみはお風呂と食事だけ・・・。でも、ホテルの中に意外な楽しみがありました。



「サイボットシアター舌切雀物語」・・・お爺さんの大きさは人間の実物大程度でしょうか?背景は映像を使い、自動で動く人形劇という感じです。

泊まったホテルは詩人・大手拓次の生家の関係施設(向かいのホテルが、大手拓次の生家で代々の老舗旅館。泊まったホテルはその姉妹館らしい)らしく、ホテルの宝物殿(展示スペース)には、大手拓次、萩原朔太郎をはじめ文人らの書画が展示されていました(大手拓次関係で文人が多く訪れたのか、もともと磯部温泉に文人が良く訪れていたのかはわかりません)。



宝物殿には、雀の舌を切った?という大きなはさみ、お婆さんが持って帰った大きなつづら、かなり年季の入ったように見える舌切り雀のお話の板絵(絵巻とか紙芝居のような感じの続き絵)などが飾ってありました。

「舌切雀のお宿」らしく、館内のあちこちにお爺さんと雀、または雀たちをモチーフとした像や小物、絵などが飾られていました。
写真に撮っておいたらよかったのですが、座布団の柄にもはさみの織り柄、布団カバーにも雀の絵がある凝りようです。

お母さん、群馬へ行く その1

2014-08-13 01:01:44 | お出かけ
お母さんが珍しく遠出したので(仕事がらみだけど)
姫にゃんの記事じゃなくて、ここからしばらくお母さんの旅行記です。

群馬へ行ったのは初めてなので、行きの新幹線からワクワクで。上越新幹線に初めて乗りました。
高崎で信越本線に乗り換えて、磯部駅まで。
信越本線って、新潟までつながっていないなんて知らなかったです。

磯部温泉はいわゆる温泉マークの発祥の地だそうです。駅前に石碑がありました。



日日草に囲まれてきれいですね。

で、同じ庭の中に

「恐妻碑」という
不思議な碑が。なんでも、富岡市出身で折あるごとに磯部温泉を訪れていた、元NHK会長の阿部真之介という人が、『恐妻とは愛妻のいわれなり』という名言(?)を残したといういわれがあるそうです。



ホテルに向かう道すがら、遠くに見えるかなり変わった尾根の山は妙義山だそうです。後で知りました。



磯部温泉は巌谷小波が童話「舌切り雀」をかきあげたところらしく、ホテルの名前にも「舌切り雀のお宿」と冠してありました。

ホテル敷地内、入り口あたりに「舌切り神社」があり



巌谷小波の句碑がありました。



「竹の春 雀千代ふる お宿かな」

大正15年ごろ磯部温泉に来訪した折詠んだ句だそうです。



寝てる

2014-08-13 00:43:34 | 
 姫にゃんです。お久しぶりです。
おかあさんったら、すっかりブログどころじゃなくなっちゃって・・・
慌ただしいばっかりで、やっとお盆休みに入ったと思ったら台風で・・・

というわけで、本当は春ごろ撮った「春眠不覚暁」って題のはずだった写真です。

例によって、お母さんが作業机に敷いてくれたリラックマのフリースの上で寝てるの。



月子ちゃんもね。かわるがわるに使ってるのよ。




んで、姫にゃんがフリースの上で寝てるときに
月子ちゃんが棚の上で寝てるところ。



よく見てね。
舌出して寝てるよ。