自分との闘い。

2週間ぶりに彼と会った。



土曜の夜から会って、彼の家に泊まった。
会っている最中に、帰りの寂しさのことを考えなくていいのって
やっぱりいいな・・・
あらためて
かみしめる。
こんな気持ち
とうの昔に忘れてた。




早く終わる件も
時間をかけてくれてるのが
よく分かった。
ていうかー・・
上手なんですけど。


彼の手は

いっつもあったかい。



やっぱ
自分もしたいと思えるのって
大事。

ちゃんといってくれたし
ちょっと安心した。


よかった。。



彼の隣で朝を迎えて
いびきで全然眠れなかったけど
朝から求められて
幸せの再開。


うだうだして
昼前に出かけて
バラ園に行って
興味本位で住宅展示場に行ったら
当たり前のように家を買うのを検討してる夫婦だと思われて

こんなモデルハウスみたいな家はいらないから
ただただ
このまま仲良く
ずっと一緒にいられたらいいな。。
と願ってみたり。





その日の夜
そんなにプロフィールを見てないのか知らないけど
あたしの年齢をよく分かってなくて
彼が勘違いしてた歳より
実際は2こも上だったから
ほんとの歳を知ったら
これっきりになるような気がして
急に怖くなった。

だから聞かれてもずっと言えなくて
言いたくなくて

『俺が○○ちゃんがいいと思ってるんだから
いくつでもよくない？』
という彼の言葉に
ほんの少しだけ
救われて

ずっとごまかしてたけど
帰りの車でも結局その話になったから
別に隠してもしょうがないし
腹をくくって白状した。

『（2こなんて）変わんなくない？』


そう言ってくれたけど
あたしの中で2こはだいぶ大きくて
なんか
変なプライドと自信のなさが
あたしの中に充満して
なんか分かんないけど
辛くて辛くて仕方なかった。




やっぱ

彼の未来を思ったら



あたしじゃない方がいいんじゃないのかな・・・




振られる前に



こっちから姿を消した方が




いいのかな・・・・・







別に気にしてないって言ってくれてるのに
勝手に辛くなっちゃって
自分で自分を追い込む。

どうしようもない得意技。




幸い？また予定が合わなくて
次に会うであろう日は2週間後。

それまで
考えるのは一旦やめて
気持ちが落ち着いたら
おちるところまでおちて
もう一回
ちゃんと
とことん考えよう。


ＧＷの予定を聞かれて
泊まりか日帰りでどっか行こうって言ってくれた。
不定期で就業してるから、自分の予定が分かったら連絡するね、って。




『こんなに楽しみなＧＷ、久しぶりだなぁ・・』




年齢のあとの話だったから
彼のその一言に
涙が出そうになった。


「●●くんにそう思ってもらえて嬉しいよ・・」

絞り出してそう言葉にするので精いっぱいで

『○○ちゃんにそう言ってもらえて嬉しいよ』

と言ってくれた。



ほんとは心配する必要なんか
全然ないのかもしれないけど
自分の中で
全然消火できてない。

でも
自分を卑下したり、
彼が思ってもないようなことを勝手に想像して口にしたりするのは、
絶対にしたらダメだ。
それだけは
戒めて。


あたしが考えるのは
そういうことじゃないはずだ。

どうしたらもっと仲良くなれるか
どうしたらずっと一緒にいられるか
シンプルに
きっとそれでいいはず。




住宅展示場で呼ばれた
「奥様」
の呼称。


いつか
本物になるように。