戦いの火蓋。

運命的なことを感じなくても
運命的な事がなくても
「この人の事が好きだ」と本気で思えたら、
その人は運命の相手なんだと思います。
だって世界にはこんなにたくさんの方がいるのに、
その人と出会って
「本気で愛してる」って思える事って
スゴイ確率ですよね？！

誰かが言っていた。
『運命の人』なんて、なんかくすぐったいけれど
人を好きになる確率ってすごいな、っていうのは
前々からあたしも感じてた。

でも
現実はきっとそんな甘ったるいものじゃなくて
普通に結婚・・・いや、妻子持ちのような気もするし
メール、返してくれたとしても
「次の冬もまた○○に滑りに来て下さいね。
お待ちしています！」
的な、
私にとってはどうでもいい内容のような気がしてる。
あたしが欲しいのは、そういうメールじゃない。

確かに、お礼のチョコがメインであって
アドレスはほんとにおまけにすぎないんだけど
いつからか、重要度が逆転しちゃって
しかも、
意味のある返信も期待してしまうようになった。
そして多分、思ったように叶わなくて
春先早々から凹んで・・・
目に見えちゃうのが悲しいな。。

着々と名刺が出来上がってきた。
文字のタイプや大きさ、イラストの配置一つをとっても
手を抜いたものはない。
あたしは好きな人のためなら、労力は労力と思わない。
でも
ほんとにイントラとしてのメールしか来なかった時は
きっとこの労力は
やっぱり労力だったと気付いてしまうんだろうな・・・
陰で努力しても、報われないタイプ。。

今年は4年に一度しかないうるう年にあたって
先生に会えるまでの日数が、他の3年より多いことが
恨めしくなった。
1日も早く会いたいのに、1日も多いなんて・・・
皮肉としか思えない。

ちゃんと先生についてボードを教えてもらえるまで
気を抜けない。。
土日はいる、って確認済みなのに、こんなに不安・・・
行って急きょ先生が休みだったら、
凹んでも凹みきれない。
行って会えなかったらどうしよう。
会えても、受け取り拒否だったらどうしよう。
受け取ってもらえても、メールくれないかも。。
彼女、もとい妻子がいるかも。。
自信を持てることが1つもない・・・。
よく考えたら、2回しか会ったことないんだから
なんにも知らなくて当然なんだけど
大人になればなるほど、恋は切ない
ってこういうことなんだろうな・・・
なんか分かった気がする。

なんだかんだであと1週間だけど
流れてきたこの2週間という時間は
どんどんあたしを不安にさせるばっかりだった。
でも、それだけ毎日先生のこと想って
いつも心の中には先生がいて
不安になっても、なっても、
忘れようとか、もういいや・・・とか、
そういう気持ちには、何故かならなかった。
それよりも
先生とこれっきりになっちゃう方が寂しくて、
誰のためでもなく、あたしの幸せのために、
先生に連絡先を渡そうと思える。
彼女とか奥さんとか
がっかりするのは、それからにしよう。

―でも
ほんとは怖くてたまらない。
受け入れてもらえない寂しさは、
さすがにこの歳にもなると分かる。
できることなら、もう味わいたくない・・・

勝手な願いだけど
彼女も家族も、そんなのいないでほしい。
ほんとの本音は、いつもそこにある。
いくらきれいごとを並べても、隠しきれなくて
あたしが好きになった以上、
誰かのものであってほしくない。
出会うのが遅すぎた、なんて
とてつもなく悲しくない？

どんな現実があろうとも
どんな結末が待ってようとも
先生に出会えてよかった。
って、ちゃんと思える片想いをしよう。
不安で泣きそうだけど
最後まで自分の気持ちと向き合おう。
しっかり、きっちり、背負って
後悔だけはしないように。

―決戦まであと8日。

蟻地獄。

スノボのイントラが開いている掲示板を覗いたら
なんだかあたしがこれからしようとしてることが
あまりに幼稚というか、低レベルというか、
検討違いなようで、だんだん恥ずかしくなってきて、
急に弱気が増してきた。。。
「そういうんじゃないんで。」
って受け取り拒否も普通にあるかもしれない。

どうしよう・・・

あたしの好きな先生だって、
「イントラ」の前に、1人の男性だってことは
分かるんだけど
先生はイントラの立場を、最優先するかもしれないし。
なんだか・・・
思いっきり空回りしそうでこわい・・・

あーあ。。
ほんとどうしよう・・・

せっかくアゲアゲでいい感じだったのに
ほんとにボードが好きでやってる人と
それを本気で教えてる人のやりとりを見たら
なんか、あたし、
相当勘違いなことしようとしてるような気がしてきて、
急に恥ずかしくなってきた・・・。
男と女じゃなくて
イントラと生徒、なのかな・・・・
やっぱ。

でも、気持ちがこんなんなってるのに
渡さなかったら、後悔するのは目に見えてる。
アドレス教えたって、
メールなんか来ないかもしれないけど
教えなかったら、１００％来ない。

悩むなぁ・・・・
確実に躊躇してきた。
先生に買ったチョコを自分で食べることも
先生宛で書いた手紙を捨てることも
まんざら冗談じゃないような気がしてきたよ。。

でもやっぱり
気持ちがここまでなっちゃったら
今後の自分のために、渡すべきだと思ってる。
でも渡す前に、結構探りを入れないと厳しい。
受け取りはOKなのか否か。

軽い気持ちで挨拶代わりに、
なんて思ってきたけど
どうやらそうもいかなくなりそうだ。
多分、滑ってる最中も、
それどころじゃなくて集中できないかも。。
ケガだけはしないようにしないとね・・。

だんだん弱気になってくると
蟻地獄のように足をとられて
もがけばもがくほど、苦しくなっていく。
弱気にはなっていくのに
先生に会いたい気持ちは変わらない。

渡したいものがある、って言った後の反応で
判断しよう。。。
受け取れない、って言われたら
言われたら、、、
どうしようもなく悲しいけど、
諦める。
中途半端で、余計引きずりそうだけど
受け取れないって言われたら
もうどうしようもないもん。。。

あー・・
なんだか気が重くなってきた。。
不安の石がのしかかる。
きっと次先生に会った時には
ますます心臓がバクバクするはず。。

先生の顔見たら
こんな不安、吹き飛ぶかな・・・
それとも、もっと不安になっちゃうかな・・・

でも
今のあたしには
「先生に会いたい。」
それだけが全て。

想い人。

いいな～と思う人がいる時期って、一番楽しいよね
と友達が話していた。
私の話ではないけれど
そんなふうに言われて思わずハッとして、
自分のことが重なった。

そうかぁ・・・
だからあたし、毎日胸にハートが光ってるんだ。
ほんとはすごく不安なんだけど
でも今どきアドレスを渡すことぐらい
挨拶代わりのような気もするし
けどビックリされることは確かだろうな。
そんなふうに毎日毎日考えて
ここんとこずっと胸の中に先生がいる。

よく考えたら
その日が来ちゃって、それっきりになっちゃったら
もう
絶対に会えないんだよな・・・・
だからそう考えると
確実に会えるであろう日をあれこれ想像しながら
日々待ち焦がれてる今が、
一番幸せなのかもしれない。
自分の思い通りに描ける、アドレスを渡す前の今が。

できれば
3月いっぱい、行けるだけ会いに行きたいけど
お金もかかるし
だんだんスノボも形になってきてるのに
ずっと先生ご指名なのってわざとらしいし。
てか、わざとだし。
3回目ぐらいが潮時でしょう。。。

毎日頭の中がグルグルしてる。
もしかしたら忘れられてるかもしれない不安と
指名したら思い出してくれるかもしれない期待と
それ以前に覚えててくれるかもしれない希望と
チョコ受け取り拒否の絶望と
受け取ってくれただけで本当に終わっちゃう虚しさと
なんでもいいから連絡が来てほしい切望。
全部がごちゃ混ぜになって
常にどれかがあたしを支配している。

こんなに毎日気持ちを揺さ振られて刺激を受けてる。
恋をするって
やっぱり大事かもしれない。

寒くて空気が澄んでいた今朝、
電車から富士山が見えた。
手を伸ばしたらつかめそうな山上のふもとに
先生がいる。
朝っぱらから会いたくなった。

昨日の友達の結婚式のために
久々にネイルサロンで爪をやってもらった。
すごくかわいくしてもらったから
先生にも見せたいな。。
こんなのいかにも、料理をしません、みたいな証かな。
ジェルネイルだから、
3週間ぐらいもつ人もいる、って聞いた。
先生に会えるまであと2週間。

－あと2週間・・・
きっとすごく長くて、あっという間。
でも毎日会いたい気持ちは
全く薄れない自信がある。

先生はほんの数時間で
Oくんのことを、颯爽と抜き去った。
こういう感覚、待ってたけど
先生とは
結局友達にさえもなれなくて、これっきりでも
Oくんへの気持ちは
それ以上にもそれ以下にもならずに
普通に遊んだり出来るんだと思う。
冷めつつある、というより
まだ気持ちが残ってるのかさえ曖昧だ。。

だから
先生のことを
ちゃんと「好き」だと自分でも確信できる今を
大事にしよう。
好きじゃなくなってきてるのに、
また好きになるのはほとんど不可能だし、
好きなのに、
無理に諦めるのは、ほんとに時間がかかる。
だから
好きだから、好きでいるっていう当たり前の今を
当たり前と思わずに、大事にしよう。

一度の人生だ。
頑張れ！あたし！！

結婚ってなんだろう。

今日は友達の結婚式で
別に相手がいるわけじゃないのに
どーしても自分に置き換えて見てしまう私がいた。

大安の土曜日の式場は
挙げるカップルでいっぱいで
どの新郎を見ても
やっぱり先生の方がずーっとカッコ良くて
自分で言うのもなんだけど
ほんとに面食いで
そんなんだから自分の結婚から見放されてるのかと
確信してしまったような気がした。
それが私に突き付けられてる現実なのかもしれない。

今日は週末だけど
先生には当然会えなくて
あそこに行けば会えると思うと、余計残念になった。
この同じ空の下で、
先生は今ごろ誰かにボード教えてるんだろうなぁ・・・
と思うと、余計会いたくてつらくなった。

1日1日過ぎていくたび
先生の中のあたしの記憶がどんどん消えちゃうから
会いたくても会えない週末に
焦りばかり感じる。
今日「春一番」が吹いて
冬がいってしまうのと同時に
先生を
私の知らないところへ連れていかれちゃう気がして
なんだか悲しくなった。
毎年あったかくなることが結構嬉しいのに
今年は寂しくて仕方ない。
この分だと、桜もあんまり喜んで見られないな。。
むしろ
舞い散る花びらが雪に見えて
結局先生を思い出してつらいだけかもしれない。

早く会いたいな・・・
来週末も行けない。
忘れられてたら、諦めるって決めてる。
でもその代わり
覚えててくれたら、チョコ渡すって決めてる。
今はシーズンオフになって
会えなくなるのを考えるのが一番つらい・・・

コクる訳じゃないんだけど
どうしても振られることばっかり考えちゃって
まったくそんな気なかった
とか
恋愛感情はない
とか
そういう冷めた感じの断られ方
想像しただけで凹む。

忘れられてたらやっぱ絶対悲しいな・・・
また泣いちゃうかも。。

結婚ってなんだろう。
人の式に出ると、いつも考えさせられる。
あたしもいつか同じように・・・なんて
もうあまりに現実味がなくて参る。
理想並べたってキリがないことも分かってる。
もう夢さえ見れなくなってきたけれど
一度くらいあたしだって人並みに結婚したい。。

先生への片想いには、不安ばっかりつきまとうけど
「かもしれない」って不確かなことよりも
先生が好きな、確かな気持ちを大切にしよう。

逢いたくて、逢いたくて、眠れない夜って
ほんとにあるんだな・・・

並々ならぬ波。

ひしひしと感じている不安の波。
恐れていたものがヒタヒタと近づいてくる。

たとえば
同じグループに女子高生2人組がいたとして
終わった後、先生に質問攻めだったら
その間、あたしはキャピキャピした会話の側で
気まずそうに、いかにも用ありげに
突っ立って待ってなきゃいけないの？
それで、あたしの姿なんか見えてないみたいに
女子高生が帰って、すぐ事務所に入っちゃったりしたら
もう・・・
そんなの・・・
絶対渡せない・・・。

考えすぎのような気もするし
現実には、もっと想像を絶する
ひどい目に合う気もしてる。
イメージトレーニングだけじゃ
きっとうまくいかないことの方が多い。

考えれば考えるだけ、
次々にマイナスイメージが湧いてくる。
でもその反面、
まったく根拠のないプラスイメージも湧いてきて
頭の中の先生とは
手をつないでTDLでデートしたり、
ついには、親に挨拶しに来たりする。
うちのお父さんは、頭の固い人だから
安定してない先生の職業や茶髪について
あまり言い顔をしなかったりして。。。

想像・・・というか妄想は膨らむけれど
残念ながら、もうそんなんで
幸せになれるほどの歳じゃない。。
我に返って虚しくなるだけ・・・。

3週間あいたら、あたしのことなんか
すっかり忘れちゃってる可能性も充分ある。
それが一番悲しいな・・・
「お世話になりました」の意味が
なくなっちゃう・・・。
そしたら、、、、、、、、、、
やめよう。
覚えててくれなかったら意味ないもん。
もう
「面識のない人」に告白するのはこりごりだ。。

諦める、という選択肢が
自分の中に出てきてる時点で、
多少は冷静になれてきてるのかもしれないな。
少しずつ現実が見えてきた。
チョコは自分で食べればいいし、
手紙も名刺も捨てちゃえばいい。
何も難しいことはない。
たったそれだけのことだ。。

でもきっと
先生のために買ったチョコを自分で食べる時も
先生のために何日も内容を考えて
書いた手紙を捨てちゃう時も
手紙に手書きでアドレス書くのって、
なんかかっこ悪いから
この際名刺を作ったら形にはなるかも？
と思って作った名刺を捨てる時も
死ぬほど胸が苦しくて
お風呂で一人になったら
また涙がじゃあじゃあ出ちゃったりするかもしれない。
あたしのことなんか忘れちゃってて渡せなかった時は
諦める、って決めてたのに
後悔と寂しさの涙の海で溺れちゃうかも・・・・・
渡せなかった手紙を捨てる時ほど
つらくて悲しいことってない。

覚えててくれることに賭けるしかないな・・・

だから
もし覚えててくれたら、
そこはクリアしてるんだから、
やっぱりちゃんと渡したいと思ってる。
渡さなきゃと思ってる。
別に、愛の告白じゃないけれど
そこからつながっていけるかどうかは、
絶対あたし次第だし、
再会がある・ないに関わらず
「チョコレート、ごちそうさま」
ぐらいのメールはくれるかもしれないし。
もしチョコの感想だけのメールでも、
その後どうなっても、
きっと後悔はしないはずだから。
・・・いや、しちゃいけないし、
やれることはやったんだから、する必要もないぞ！！

この歳になって、
まさかまさかのときめき片想いで、
先生を見る目なんかハートになっちゃって、
おまけに知り合って間もないのに
連絡先を渡そうとしてるなんて
ほんとに一か八かの賭けだ。
そんな勇気が出ちゃうくらい、
先生とは、
雪が溶けた後もお友達でいたいと思ってる。

・・・お友達？

Fightだ！！あたし！！！

一か八か。

今年の始め、
2008年は自分から動く年にしよう、と宣言していた。
そんなことはまるっきり頭の中から消えていたけど
思いがけず、どうやら宣言通り動けそうな気がしてる。

片想いって、どうして
いつ、何回、誰としても、
こんなにキツイんだろう。
って思ってきた。
でも先生にしてる片想いは、
切なかったり、苦しかったりするけれど、
キツいとは全く別もので
こんな気持ち、とうの昔に忘れてしまっていた。
気がつくといつも先生のこと考えてる。
なんか、女子高生みたいだ・・・

少なくともあと1回は会いに行くつもりでいる。
この冬、少なくともあと1回は先生に会える。

彼女や奥さんがいても
それは聞かずに先生の前からいなくなろう。

あちこちの筋肉痛が
だんだん和らいでくるのと一緒に
先生への片想いも徐々に弱気になってきていて
3月の雪質は上旬ぐらいまでが
滑れるコンディションらしく、
そうすると、あたしが行けるのはあと1回・・・。
その時、チョコレートも渡さないと
もう
伝えられなくなっちゃう・・・・・

でも実は・・・
なんかだんだん自信なくなってきたし、
返信要求しなくても、アドレス書いて渡したら、
絶対メール待っちゃうの、目に見えてるし。

けどそのぐらい・・・
いいよね？
しつこく追いかけ回してるわけじゃないし、
気が向かなきゃ、メールなんか来ないだろうし。

ある意味、賭けだ。
あたしの人生で、10の指には絶対に入るくらい、
大きな賭け。

来る日も来る日も
携帯を片時も離さずにメールを待ち続けて、
やがて春が来て、夏が来て、秋が来て、
次の冬まで結局待って
それでも来ないメールにようやく気がついて
やっと諦める。。。
バカみたいだけど、でも、メールが来なくても
なんとも思わないような片思いなんて、
本気の好きじゃないと思うから。
だから、毎日毎日メールを待ち続けるぐらい
大好きになったことを誇りに思おうと思う。

でも、どうしよう・・・
チョコ自体受け取り拒否だったら・・・・・
それも含めて覚悟しておくしかないな。。
ありとあらゆるパターンで考えておかないと
ただでさえドキドキしてるのに、
予測不可能な事態が起きたなんてことになったら
心が太刀打ちできない。

こんなことしようと決意することになるなんて、
自分でもまったく予想外だった。
ボードを始めたら、
あまりにも大きすぎるおまけがついてきた。
あたしの心を奪った、とても素敵な泥棒・・・

渡すまで、
多分気持ちの上下が激しいはずだけど
先生の目の前に立つ自分は、
ちゃんと前向きなあたしでいられますように。

寝ても覚めても。

土日に行けば、先生に会えるという術を知って、
あたしの心は格段に落ち着きを取り戻した。
その反面、会いたい気持ちは余計倍増している。
1つ欲を言えば
次行った時も、あたしのこと、
覚えててくれたらいいな、なんて・・・
なのに、あたしは一晩寝たら、
先生の顔がぼんやりしちゃって
忘れたくなくても、思い出せなくなってしまう現実が
自分でも哀しい。

先生に
お礼の気持ちに手紙を付けて渡そうなんて
大胆なことを実行しようと思えてるのは
きっと、もしカッコ悪く振られても、
一生会わずに済む、っていう
開き直った気持ちがあるからで、
メールが来ないなら来なくても
それはあたしの中で消化させればいいことだから。
でも、雪山を下りて日常に戻ると
やっぱりそんなことできないような気がしてくる。
弱気と、後悔したくない強気な気持ちが
あたしの心を交互にかき回す。

でも、嘘くさく聞こえるかもしれないけど、
せっかく知り合って、仲良くなれたのに
一期一会なんてやっぱり寂しくて
男女関係なく、メル友でいいから友達でいてほしいな
って思ったの。
普通、スクールの先生と生徒なんて
ひと冬、いや、レッスンの数時間だけで
ハイさようなら、なんだろうけど
やっぱり先生には特別な想いがあるから
このまま思い出だけ引きずってくのは、
どうしてもやだった。
あたしがこんなに積極的に動こうとしてるなんて
自分でもびっくりしてる。
何かが、いや、先生への想いが、かな
それが、あたしを突き動かす。

先輩のことで、
何もしないでする後悔より、
何かしてする後悔の方のがいい、って学んでるから
もう後押ししてくれる友達はいないけど
一人で頑張ってみようと思ってる。
じゃないと
春も夏も秋も、もしかしたらその先も
ずっと後悔して過ごすことになる。
次の冬には
絶対にあたしのことなんて忘れられてしまうから。

身体に出てきたあちこちの微妙な筋肉痛が
先生と一緒に滑った確かな証のようで
そんなことでさえ、愛しく感じる。

あんな感じだから
心配しなくてもきっと彼女はいるだろう。
でも
もはやそんなことは、あたしにとって問題じゃなくて
あと1～2回のチャンスで
ちゃんと聞きたいこと聞いて、
言いたいこと言って、
渡したいものをちゃんと渡すのが目的だから。

彼女の存在を気にしない恋なんて
初めてかもしれない。
いや、きっとほんとに現実知ったら
それは絶対ショックなんだろうけど
今は見えない敵と闘う前に
自分の想いを伝えることの方が
ずっと大事なことに思えるあたしがいる。

もう会えないと思うと、涙が出そうになる。
早く会いたいと思うと、涙が出そうになる。
この想いは
先生に会うことでしか満たされない。

まさか年下の、しかもあんなチャラい感じの人を
こんなに好きになるとは思わなかった。

―ほんとに好きなのかな・・・
ちょっと優しくされて、自分を見失ってるだけかな。。
考えれば考えるほど
いろんなことが分からなくなる。

今確実に言えることは、
先生のこと考えてると、
会いたくて切ないけど毎日幸せで、
ゲレンデが恋しい。
ってこと。
それだけの確信があったら何もいらないのかな・・・

会えない3週間は
あまりにも長すぎる。

冷静に高揚。

受付ですぐ先生に会って
「僕の名前覚えてますか？」
と声をかけられて、
動揺しまくった。
小学生と同じレベルで凹んでいたあたしのことを
先生は覚えていてくれた。

前回と同じ先生に教えてもらえる制度があるのか、
AMもPMも、先生がついてくれた。
肝心のボードは、やっぱり全然出来なくて凹んだけど
1回目よりはなんとなく滑れるようになって
今日のあたしの目的は、果たせたんじゃないかな。

終わった後、先生と少し話した。
土日は、いるって言ってた！
3月の雪は柔らかいし、人もだんだん減るらしいから、
あと1回ぐらい、滑りに来たいな・・・。

―なんて。

ほんとは
先生に会いたいだけなんだけど。

でも
当たり前だけど
これ以上の関係にはなれない気がした。
当たり前だけどね。

でも、でも、
たとえばあと2回ぐらい教えてもらうとして、
教えてもらったお礼に
何か少しプレゼントするのもありなんじゃないか？
ついでに手紙にアドレスをつけて・・・

そんなことしたら
また毎日待ってしまう気がするけど
もしかしたら、もしかするかもしれないし、
あたしからいかないと、絶対何もないから。
彼女がいるから、とかはどーでもよくて、
ただのメル友で全然構わないんだけどな。。
こんなことする人、いないか・・・

でも
渋ってた気持ちが吹っ切れて少し楽になって
あと1回は会いに行く自信がついた。
あれ？
違う。
あと1回は滑りに行く自信がついた。

その時会えたら聞くこと聞いとこう。
まず・・・甘いものは食べられるか。
これ、プレゼント用の質問。
あとは・・・どこから来てるか！
うん。世間話っぽくて自然。
それから・・・歳？
女関係は、いかにも核心ついちゃってるから×ね。
妻が・・・とか言われてもやな思いするだけだし。

まだ少しある冬を
満喫しようと決めた。
先生に会うたび、仲良くするって決めた。
次は3週間後かなー・・・

アドレスはやっぱりやりすぎ？

出陣。

たった一人で乗り込んだバスは
あと1時間ぐらいで目的地に着く。
近づくごとに緊張感が増してきて
意外と、期待とは裏腹に
何事もなかったように、帰路につくのかもしれない。

どんな1日になるだろう。
いざ出陣。

不安と動揺。

会えなかったらどうしよう・・・
もし会えたらどうしよう・・・・
毎日毎日たった一人で考えすぎて
もうどんな顔すればいいか、分からない。。

会えない時間がどんどん気持ちを膨らます。
過剰なくらい、気持ちを左右される。

最悪、先生に教えてもらえないことは
仕方がないと割り切れる。
姿が見れるだけでも構わない。
でも、
せっかく行ったのに、休みだったりしたら
絶対に凹むに決まってるんだ。。
それがほんとに今はこわい。
自分自身、どれだけ追い込まれちゃうのか。

ボード上達が目的なんだけど、
それと同じくらいか、それ以上に
先生に会いたい気持ちがあることは
どうしても、どうしても、隠せない。

あと2回ぐらいは頑張って行こうと思ってる。
そのうち、せめて1回でもいい。
ひと目でもいい。

明日また滑りに行く。
会えても
会えなくても
1回目よりは滑れるようになって帰ってくる。
そうだよね？

今はまだ、
行けば会えるかもしれない可能性が
少しはあるけど
これからどんどんシーズンオフに近づいて
CLOSEになっちゃったら
1年ぐらい、本当に会えなくなる。
来年の冬までは、絶対にこの想いは続かない。
だから
今のこの時期に
行ける時に行っておかないと。。

ひと冬の片想いは
自分でも動揺するくらいあたしを切なくさせている。
どうしたらいいか分からないから
ただ、風化するのを待っている・・・

まずは明日だ。
自分の運と運命を試すとき。

TSUNAMI。

涙と一緒に多少のモヤモヤが流れて
少しは気が楽になったと思ったら
次々に不安の津波に襲われている。
行っても会えないような気がしてるし、
これだけ期待して行くからには
その代償はかなり大きいはずなんだ。。

自分自身
入り込みすぎているのも気にかかる。
でも、自分じゃどうしようもない・・・
今はただ、欲しがる子どものように
泣いてみたりするだけだ。

そういえば
中学校の修学旅行の時
引率で付いてきた旅行会社のお兄さんを
本気で好きになって
でも当時は再会の術がないから
気持ちのやり場がほんとになくて
自分の机に彫刻刀で名前を彫ったりしたっけ。。
不完全燃焼は
かなり引きずるのを、身をもって知っている。
だから
あの時よりは多少大人になって
再会の術も自分で分かる今は
ちゃんと自分の中でケリがつくまで
追いかけなきゃダメだと思ってる。

高校の時、好きだった先輩に
バレンタインに手作りクッキーを渡した。
今思うと
全く面識がなかったのに
知らない後輩にいきなり呼び出されて
いきなり手作りのものを渡されて
結構困っただろうな・・・

友達の後押しのおかげで
後にも先にももうないであろう告白をして
困らせただろうけど、
あたし的には全く後悔していない。
あれが渡せていなかったら、と思うと
当時の友達には本当に感謝。感謝。

会いたくて
気持ちが逸（はや）る。
吐き出さないと心がパンクしちゃうから
ここんとこ、毎日ブログ更新してるね。
あたしって、分かりやすいタイプ。

もう、名前を彫れる木の机はない。
だから
もう少しあるこの冬を
ちゃんとあたしなりに乗り越えよう。
諦めてても、想い続けていても、
自分の中で納得のいく答えをきちんと出して
すっきりして春を迎えよう。

ダメでもともと。
・・・あくまでも、ボード上達重視で！

窃盗罪。

あたし
どうしちゃったんだろう・・・
あの日ボードに行って以来、どっかぼんやりしていて
ネジが１つとれたみたいになっている。
昨日の夜、我慢していたものがあふれて
ついにお風呂でじゃあじゃあ泣いた。

たった2時間のスクールで
ここまで感情移入するとは思えない。
察するに
ここ何年か、まったく求められなくて
いい思いをしていない寂しさと、
さらにダメ押しで、
KくんとTの裏切り事件が相重なって、
先生の高すぎる評価につながっているような
気がしてならない。

―でも
子どもばっかりのグループに入れられて
しょげてるあたしに
「僕が選んだんですよ」
ってフォローするし、
ブーツの紐をしめてくれたり、
ボードにワックス塗ってくれたり。。
優しかったのはまぎれもない真実で
客商売だからだ、って分かってるのに
思いがけず涙が出たことで、
特別のような扱いや優しさが、あまりにも久々なことを
実感してしまった。
そんな笑顔で笑ってもらったの、
どれぐらいぶりだろう・・・・・

あー・・・
こうして思い出してると、泣きそうになる。
涙腺がゆるみっぱなし。
あたし、やっぱどうかしてるな。。

現実問題、
安定してる仕事とは思えない。
今はいいけど、夏場はどんな仕事してるんだ？
この歳になると
結婚や出産が嫌でもまとわりついてきて
「好き」だけじゃ恋愛が出来なくなっている。
どうしても相手の生活を見てしまう。

なのに
今のあたしは
そんなもの全部どうでもよくなっていて
「好き」って感情だけで
どこまでも行けそうな気がしている。

まずいな・・・
現実や周り見ないと・・・。

でも、残念だけど、
憧れでうまくいったためしがないから
この想いはきっと、ずっと胸に秘められたまま
嫌でも、すがっても、いつか風化してしまうはず。
一方的な想いなんて
結局そんなもん。。。

Oくんの好きとはまったく違う。
自分でも感情のコントロールができない。
この分だと
彼女や奥さんがいても
もしかしたら諦められないかもしれない。
次滑りに行って、もし先生がいなかったら
それこそその日の夜、
また号泣してしまうかも。。

どうにもならないこんな気持ち
あたしのどこに隠れてたんだろう。
ツライけど、頑張ろう・・・。
苦しいけど
思い出すたび泣けるけど
この気持ちと
逃げないで付き合うしかない。

先生
あたしの気持ち
返して下さい。

どうしようもない。

―KくんとTに裏切られて、恋を一つ失った次の日に
それと同じくらいの跳ね返りのある恋におちた―。

今日になって、やっぱり訂正します。
『それと同じくらいの』ではなく、
確実に『それ以上の』跳ね返りのある恋に。

LOVESongを聴きながら、朝、いつもの電車に乗って
静かに目を閉じたら
BGMの表側で頭の中が先生に支配されていて
閉じた目から涙がボロボロこぼれそうになった。
今あたしの頭の中を脳内メーカーで測ったら
絶対全部『恋』で埋めつくされているんだろう。

会いたくて涙が出る。
こんな気持ち、何年ぶりだろう。

会いたくて
会いたくて
目の前にいない現実が受け入れられなくて
涙が出る。
自分でも、もうどうしようもないのが分かる。
傷ついたらきっと諦められるから
だからそれまでは、制御できない。

会いに行っても、必ず会えるとは限らないけど
それでも、あたしが行かなきゃ絶対会えないから。

決めたんだ。
ゲレンデがCLOSEしてしまう前に
絶対もう一度会う、って。
会えるまで通いつめるって。
もちろん、せっかく始めたスノボーだから
感覚を忘れてしまう前に
集中的にやる、って意味も込めて。

人を好きになるって
こんなに胸が痛かったっけ・・・
こんなに苦しかったっけ・・・・・・

正と負。

Kくんとの飲み会は
KくんとTが3次会でバックレる、という
不測の事態で幕を閉じた。
いや、閉ざされた。
あたしは
多分富士山ぐらいあるあたしのプライドを
普通にズタズタにされて、
初対面のKくんの友達と
思いがけず、一夜を共にするはめになった。
あんなに朝が待ち遠しいのも珍しい。
もちろんHなんかする訳もなく、
始発でさよならしたけど。

もうKくんと関わるのは一切やめる。
誘われたからって
それについて行くTもTだと思うのは
単なるモテない女のひがみに聞こえますか？

来週約束していたTとのスノボーも
もうキャンセルしようと思っている。
こんな気持ちのままするスノボーって
あり得ない。
しばらく距離をおいて
それっきりなら、もうそれでもいいと思ってる。
そのぐらいの強気な気持ち。
友達1人減る覚悟もある。

昨日、初めてスノボーに行った。
スクールで教えてくれたインストラクターは
思った以上に素敵な人で、
ほんの2時間で簡単に恋におちた。
優しくて、かっこいい。
モテない訳がない。。。
頭ではそう分かってるのに
気持ちがついていかなくて
まんまとゲレンデの戦略にハメられて？
何回も行きたくなった。
また先生に会いたい・・・・・・
会いたくて涙が出そうになる。

こんな想いは時間と共に風化する。
それも分かってる。
でも
風化する前にもう一度会いたいと
強く思って止まないこの気持ちの行き場がなくて
どうしようもない。
スノボー上達目指して
スパイクタイヤに履き替えて
1人で高速のって
静岡まで通いつめようかと思うぐらい、
久しぶりに濃厚な恋におちた。
きっと先生にも
彼女か奥さんがいて
あたしなんか客の1人だと分かっていても
傷つかずにはいられない。

いろんな思いが交差する連休になった。
KくんとTに裏切られて、恋を一つ失った次の日に
それと同じくらいの跳ね返りのある恋におちた。
やっぱり人生は、
正負や陰陽で成り立ってるのかもしれないと
心底思った。

先生に会いたいから、なんて不純な動機じゃなくて
この冬でもっと滑れるようになりたいから
あと1～2回はあのゲレンデのあのスクールに
通ってしまうかもしれない。

春が来る前に
今年の冬を満喫しよう。
人生楽しんだもん勝ちだし、仕事にもせいが出る。
今しか出来ないことを
今のうちに！！

決戦は金曜日。

Kくんへのメールの最後を「よろぴく」で締めたら
返信の最後も「よろぴく」で締められていた。
全然そういうキャラじゃないのに
合わせて返してくれたことだけで
なんだかちょっとおかしくて、きゅんとしてしまった。
結局女子はTと元同期のMを誘い、
あたしの影はより一層薄くなった。
確実に3番目。

・・・別にどうでもいいけど。

今回に限り、
なぜかあたしはKくんとの連絡役になってるけど
きっとただの「連絡役」で、
どーせ飲み会が始まったら
Tにマンマークで付かれて
結局こないだみたいに
会話らしい会話もなく終わるんだろうな。。。
いろいろ考え出すと
ちっとも楽しみじゃなくなってくる。
せっかく久しぶりにKくんに会えるのに。

もぉいーや・・・
飲み会が終わって酔っ払った勢いで
またOくんに電話しよう。。。
それが出来るだけでも
行く価値が多分ある。
多分。
Oくんは迷惑だろうけど。

Kくんと会うのは3回目だ。
会うたびきっと好きになる。
それはなんとなく自分の中で確信している。

片想いって、どうして
いつ、何回、誰としても、
こんなにキツイんだろう。