ひまわりてんびんへの道

会社は変われど、一貫して企業法務に携わってきました。思いつくまま、気の向くまま、気長に書き続けます。

ひまてんを巡る二つの判決

2007年12月05日 | その他
ひまてんは、先週、二つの判決を立て続けに受けた。

といっても、ひまてんが当事者というわけではない。

一つは、学校の模擬裁判で、もう一つは、会社が当事者となっていた訴訟。どちらがどうとは言わないが、一方は勝って、一方は負けた。

模擬裁判は、実務では、代理人の先生にお任せして体験できないことまでを経験することができ、民事訴訟法の勉強にも、実際の法務業務にも有意義なものとなった。

依頼人(原告)の依頼の趣旨を把握して、訴訟の遂行に必要な、契約書や問題となっている不動産の全部事項証明書など証拠書類を提出してもらう。
これを依頼者との相談をしていくうえで引き出すのが最初の課題であった。依頼人からうまく話を引き出すことができないと、訴状に必要な証拠を得ることができないというもの。

そして、証拠が揃うと、訴状や準備書面等の書面を作成する。

さらに、原告本人への尋問、被告代表者への反対尋問を、弁護団で何回も打ち合せをした。

弁護団では、意見の違いもあったが、そう対立することなく、スムーズに訴訟を遂行することができた。よきお仲間に恵まれたおかげ。

会社の訴訟はと言えば、勝ったにせよ負けたにせよ、まだまだ続きそう。また、一月に1回の裁判所通いは続く。


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