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香港駐在日記-カメラを持ってアジアを食べある記

2007年10月~2010年1月迄香港駐在してました。今や懐かしき彼の地(2010年10月から上海駐在中)。

結帳と買単 partⅡ

2005-09-24 06:27:48 | Weblog
 9/9のタイトル「結帳と買単」のことに触れるのを忘れてました。
 「結帳(jie2zhang4)」と「買単(mai3dan1)」、どちらも「お会計をお願いします」という意味に使われます。レストランで食事をした場合はもちろん、ホテルのラウンジでコーヒーを1杯だけ飲んだときでも、帰り際に「小姐(xiao3jie)」か「先生(xian1sheng)」を呼んで、お会計を頼むのです。
 このとき、人によって「結帳と買単」のどちらを使うのかが分かれます。ひとつ大きな特徴は「買単(mai3dan1)」を女性が使うことはすくないということでしょうか。うちの先輩たちは皆「買単(mai3dan1)」を使います。
 「結帳(jie2zhang4)」の意味を辞書で調べると、まさしく「会計」という経理用語?でした。「お会計をお願いします」という意味に最適ですね。ところが「買単(mai3dan1)」は辞書にもありません。
 聞くところによると「買単(mai3dan1)」は、広州で早くから事業に成功した人たちがかっこ良い言い回しとして使い始めたもので、今では中国全土で使われるようになった、比較的新しい言葉だとのことです。日本の居酒屋で使われている「おあいそ」のような感じなぁと、勝手に思い込んでいます。
 北京っ子の女性に聞くと、成金の使う言葉のイメージが残っていて、かえってかっこ悪いから自分は絶対に使わない。と言っていました。女性は使わないと思うと教えてくれた、東北地方出身の中国語の先生も「買単(mai3dan1)」の語源を知っていました。
 因みに、私はずっと「請算帳」=計算してください。を使っていました。これからは「結帳(jie2zhang4)」を使うことにします。

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