ひじきごはんを食べましょう(sorry, this blog is UNDER CONSTRUCTION←おー

どうもひじきごはんです。ほんとに食べちゃだめですよ、俺のことをね。

さんきゅー、ぶるーむーん

2005-08-31 18:08:02 | Weblog
「ねえ」
「……」
「そんっなに、あたしとしたいの?」
「……そんな、話の流れじゃ、なかったと、思うが」
「いいじゃん、あたしが話したいんだから」
「…そりゃあ、シタイデス…」
「なんでぇ?」
「えっ…」
「だって、えーえんのしょじょ、えーえんのどーてーでもよいんではなくて?」
「エッ…」
「プラトニックラブ、素敵じゃん」
「エッ…」
「勃たないのも、なにかのさだめ。わたしたちはそういう星の下に生まれたんでしょ」
「……そんなの、いやです」
「じゃあバイアグラでも使ってぱっぱとすませますか!」
「…バイアグラ無いし。前使ったけど効かなかったし」
「……」
「なぜ黙る」
「…ダレトツカッタノ」
「なんだよ、独りで買って試したんだよ」
「嘘ついたら殺す」
「嘘じゃないです」
「ふーん。ま、いっか。でも、宇宙世紀100億年以上経ってるわけでえ、ED治療なんてちょちょいのちょいでしょうが」
「一応、みんな試したよ」
「まじで?」
「まじで」
「それでも、だったの?」
「それでも、でした」
「それはそれですごいね。ミラクルちんちんだね」
「…でも、なんか、女の子が心を許してくれると、なんか、勃つみたい」
「ハァ!?」
「いや、いやや、俺は何も無いよ?ただ、数少ない経験から言うと…」
「けいけん!!!!????」
「ちがうちがう!やっとらんがな!たださ、女の子がなんかね、しおらしく見えて、なんかちっちゃく見える、みたいな時が数えるほどだけどあって、そんときにね?ちょっとさ?」
「…他の女の子と、そんなことしてたんだ…へ~え」
「いや、ただ話をしていただけなんだけど」
「…最低」
「でもさ?お前と、なった時あるよ。言ってなかったけど」
「…いつ?」
「飛鳥山でひともめあったべ、昔」
「あすかやま?」
「ほら、あの王子駅降りたとこの、機関車のある」
「…?」
「おまえがさぁ、一夫多妻制…」
「キャッ!!わかったわかった思い出した!みなまでいっちゃやだ!」
「ありがとう。あんとき仲直りして荒川線乗ったべ?覚えてる?」
「おぼろげに」
「おまえ、ピンクのワンピース着ててさぁ。並んで立ってて、俺がおまえのことなんとなく見たら、お前、にこって笑ってさ。そんとき」
「ふーん。教えてくれればよかったに」
「胃炎仮名…言えんがな。俺もうぶだったし、これほど気難しい息子だと悟る前だったし」
「…ふーん。へーえ」
「まあ、そういうことです」
「…ふーん。じゃああたしが悪いっていうのね」
「へ?」
「あたしが心を許してないからなんでしょ?」
「んーーーー!!!言葉がまずかったかな。俺たちの心が通い合った時、なのかな」
「そげな美しいもんだべすか」
「確かに、出来すぎた話だと思う。でも、他に言葉がみつからない」
「…ねえ」
「ん?」
「どうしたら、心は通い合うの?」
「…俺も、よくわかんない。言葉で、素直になろう、って言っても、それはそれできっと違うんじゃないかな」
「お互いの想いを、言葉にすればいいのかな…」
「だって、もうやりたくてしかたないときに出る言葉なんて、美しく飾るだけ嘘でしょ」
「…嘘でもいいよ」
「…いや!いや!俺は嘘なんかつきたくないもの」
「どこまでわがままなんでしょう。おかしなところで清らかだもんね」
「まあ、双子座ですから」
「…だって、あたしのこと、どう思ってるの?」
「んっ!俺も、お前が、俺のことどう思ってるか、知りたい」
「あは」
「?」
「…だって、おかしいじゃん。あたしたち、100億年以上やりあってて、まだ、そんなこともお互いに知らないんだもん」
「…まーなー…日本じゃ、避けて通るのが美徳だったな。言葉にせずに、いかにヤルか。男はそれに血道をあげていたな」
「なんで?」
「男と、女の、間に横たわる、暗くて深い溝が、怖かったんだろ」
「かおるさんも、怖い?」
「…怖いだけなら、なにもしなかったさ」
「ふふん、怖くないぜ!とか決めれば惚れるのに!」
「あーそう。惚れてないんですね」
「きゃは。ドウカナ?」
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