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エコなんて言われて、市によっては補助金まで出るような所もあるようですが、なかなか勾配のある木造の家では屋根を緑化するのは難しいのが現実です。
自然の中で暮らしているようで、トトロの世界か森林の隠れ家のような感じの事を思えばうっそうとした木々の間に、屋根が雑草で覆われた静かな家を想像します。
今は、屋上の緑化は大都市部で盛んにされているようです。
庭園風に仕立てて、人が出入りできるスペースを憩いに使ったり、コケなどをはやして建物表面の温度上昇下降を緩やかにしたり利用してます。
住宅の分野では立ち遅れているのが現状ですが、少ないと思いますが企業が開発をして、勾配のある屋根を緑化する事を目的とした商品が発売になってます。
支流は、芝などの草が多いようです。
中には、厚みのあるマットや、泥状になった材料で本格的に花や雑草を育てる事のできる物もあるようです。
住宅で言うと、生活が基本ですから部屋の中での気温の変化が緩やかだったりと言うところが気になりますが、緑化して太陽の熱を植物が吸収してしまいますから、断熱材代わりになるようです。
暖房や冷房に使うエネルギーが節約できますからエコにはなってますね。
その代わり、手間も掛かります。
芝でも雑草でも、一年で伸びた分を刈り込んだりしないといけません。
そう言う手間はかけていかないと・・・、
と、言うより普通の家でもそうなんですよね。
少しずつ、手間をかけた家は長持ちします。
屋根を葺き替えたり、外壁を塗り替えたりなんて事を何年かに一度ずつしてもらえれば30年が寿命といわれている日本の家も50年80年・・・100年ともつ様になると思うんですが・・・。
海外の話は地震とかの頻度が違いますから一概には同様に語ることはできませんが、やっぱり長持ちさせる為に使うお金の方が断然多いようです。
立替るより遙かに安い金額で建物を維持していくんですね。
話は脱線しましたが、ランニングコストもその一つです。
暖房費、冷房費もかければ良いと言う物ではなくて、掛からない対策を施した上で節約して使うほうが利にかなった使い方だと思います。
いつか、住宅の屋根が緑化されて空から見ると一面のミドリなんて時代が来ればよいのですが・・・。