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午前中いっぱいですから、たいした時間ではありませんが、難しい法規の話ですから眠くなりそうです。
今日は、最終で終了考査もありませんからのんびり聞いてきても大丈夫なんですが、内容が穏やかではありません。
建物を建てる施主を保護する為の法規なんですが、建設の業者としては戦々恐々です。
瑕疵の保証が長くなって、その業者が立ち行かなくなって会社が倒産となっても、構造の重大な瑕疵に対しては保証を付けようとするものです。
その為には、供託金を積むか、保険に入る必要があります。
少し前(2年ほど)ですが、構造偽装で建てられた建物の売主が会社が倒産して、住めないマンションにお金を払って補強をするか建て直すのか?迫られる事がありました。
もちろん買い主(住人)がお金を出さなければいけない状況がおかしいんですが、そうしないと住む所がなくなってしまう結果になります。
今回の法規では、建てた会社がつぶれるとか、販売した会社が責任を取らずに解散してしまうような事になっても、保険や供託金を瑕疵の補修に当てようという法規です。
構造偽装の犯罪がもう起こらないようにとの事なんですが、建設会社としては、年間に建てる軒数に応じてお金が必要になります。
大変な事ですね。
お金をかけて住まいを作ろうとするお施主さんの立場からすると必要な法規ですよね。