欲望にはキリが無い！

もう四時間くらい？
息を詰めて、凄い集中してた！
ので、今、長い旅から帰って来たような心持ちです。

ついに行って来たよ
ローリングストーンズ展＠五反田メッセ
っていうかあの規模はストーンズ博覧会？！

実は俺はすでにロンドンでこの展覧会を観に行ったのだ。二年前にね。(自慢！ふふん！)

ロンドン在住の啓二に誘われて軽い気持ちで出かけたら・・・
美術館一つまるごと全部ストーンズのアレやコレやが！
これでもか？！ってくらい並んでいた。

こんなものまで飾ってるの？
こんな凄いもの、手で触れてるくらいの場所にあっていいのかよ！
コレって本物だよね？現物だよね？あの写真で見たアレだよね？本当に？

って目まいクラクラ！テンションぐわんぐわん！

なにしろ凄い展示品の数！

ギターもアンプもドラムもコスチュームも本物だもんなぁ！

その時ロンドンで
「こんな大規模な展覧会、絶対日本に持って来るなんて無理だわぁ」って思った。

それがまさか日本で見れるなんてな。凄い！
ストーンズ偉い！主催の人、偉い！(誰だか知らないけど、偉い！)

展示品もいろんな記憶や想像力を掻き立てられて凄いんだけど
自分でストーンズの名曲を勝手にリミックス出来るコーナーがあってさ。
(ロンドンでもこの場所に長居してしまった)

最高に面白くて！
ミックのボーカルだけとか、キースのギターだけとか、チャーリーのドラムのみとか別々に聴けるのよ。

スタートミーアップのミックのボーカルがとにかく凄い！
笑っちゃうくらい凄い！笑っちゃった！
吐息つーか、鼻息つーか、もうやたら荒々しいのよ！
レコードじゃまったくわからないけど。
ロックス・オフのボーカルの生々しさも。

ミックジャガーがわざと自分の声をバンドの音に埋もれるようにしてるって噂は本当だった！
感動したよー！

それからチャーリーのリズムのキレと音色の魅力！
それ以外のメンバーの音のいい加減(良い加減)さったら！
最適に当たってる！っ意味で、本当に適当でルーズ！

チャーリーなしで聴いたときのストーンサウンドの危うさったら!
(そんな聴き方ここでしか聴けないもんね。)

そしてそれが合体して入り混じった時にロックの魔物が出現するのだー！
ストーンズ・マジックが、丸裸で感じられる！
このギリギリ感！ひゃー！
これぞロックンロールバンドの魔法！

下手に真似したら、大火傷だよー！
だけど、したい！したい！ヤケドしたいんどよー！
(ライヴでは時々本人たちも炎上してる・・・笑)

いやはや大満足！

でもロンドンで一番感激した「アレ」が無い？！
日本には持って来なかったのかな？

と、思ったら
終わったかと思った最後の最後に飾ってあった！
ニクい！まるで思うツボやん！俺。
急いでiPhoneにイヤホン繋いで「それ」を見つめながらあの曲を聴いたよ！
なんてカッコいいんだ！このイントロ！
魔法の音！

☆2つだけ欲を言わしてもらえば・・・
①呆れるほどネックが細い(笑)ビルワイマンのベースとストーンズ加入のきっかけになった伝説のVOXベースアンプ
それから
②バードの可愛い自筆イラスト付きのチャーリーのバスドラム。

この二つをもう一度肉眼で見たかったなぁ！

ブライアンのゴールドトップのレスポールも！

欲望にはキリが無いね。

#ローリングストーンズ展