肌身はなさず。

肌身はなさず身に着けているアクセサリーも、お守りも、形見も、秘密の呪文も、万能の薬もないけれど。
俺の歌だけは、いつも持ち歩いてるのさ。

俺が口づさまなければ、永遠にこの世界から消えてしまう歌ばかりだからね。
時々、忘れてしまいそうになったりするけど。

そういうわけで、秋葉原で歌って来たのさ。
夜がやってきて、おのずと闇が口をあけるのさ。
音の門が開くってことだよ。
雑音はいつでも俺の味方だぜ！
秋葉原のマーシャル・アンプとは気が合うんだ。

震源地まで／キャシャ／リズムは揺れと振れと震えと狂え／ノー・ブレーキ／サンシャイン・ドライヴァーのテーマ

共演した奴らも素晴らしかった。
いい夜だった。
いい音で溢れてた。
酒もうまいぜ。
小雨が気持ちいいな。

【３／５　灰太郎ひとり生歌ライヴ　＠秋葉原グッドマン】